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使用履歴を見せないようにしたい。 | ||
「最近使ったファイル」を表示しない。 | ||
スタートメニューにある「最近使ったファイル」を表示すると作成、更新したファイルがわかってしまうので、表示しないようにする。 方法は二通りあり、 一つは、スタートメニューのプロパティを変更することでこの項目をメニューに表示させないようにできるが、設定を変えれば、いつでもこの項目は復活してしまう。 また、クラシック[スタート]メニューを選択していると、表示しないように設定できない。 二つ目は、レジストリを変更して、この項目を表示する機能そのものを無効にしてしまうものである。 | ||
1. | スタートメニューのプロパティを変更 | |
(1) | 「スタート」ボタンを右クリックして「プロパティ」を選択すると「タスクバーと[スタート]メニューのプロパティ」画面が表示される。 | |
(2) | 「[スタート]メニュー」タブ内の「カスタマイズ」ボタンをクリックすると「[スタート]メニューのカスタマイズ」画面が表示される。 | |
(3) | 「詳細設定」タブを選び、チェックボックス「最近開いたドキュメントを一覧表示する」のチェックを外す。 | |
2. | レジストリの変更 | |
(1) | 「ファイル名を指定して実行」で「regedit」と入力してレジストリエディタを起動する。 | |
(2) | 「HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\Explorer」キーを開く。 | |
(3) | 「Explorer」を右クリックして、[新規]-[DWORD値]を選び「NoRecentDocsMenu」というDWORD値を作成する。 | |
(4) | これをダブルクリックして、[値のデータ]に半角数字で「1」を入力して[OK]ボタンをクリックする。 | |
(5) | レジストリエディタを終了して再起動すれ良い。 | |
以上で、「最近使ったファイル」は表示されなくなる。 また、スタートメニューの[プロパティ]→[スタートメニュー]→[カスタマイズ]→[詳細設定]ダイアログを開くと、 [最近開いたドキュメントを一覧表示する]という項目が無くなっていることが確認できる。 ただし、レジストリを変更しても、「NoRecentDocsMenu」のDWORD値を削除して[最近使ったファイル]の表示を復活させた途端、 それまで使っていたファイルが一覧になってしまうので注意を要する。 | ||
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