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WindowsXP をインストールした HDD を交換したい。
WindowsXP をバックアップ後リストアする。



新しい HDD の起動ドライブに WindowsXP をバックアップした後、 その起動ドライブに WindowsXP をインストールして WindowsXP を起動する。 最後に、バックアップした WindowsXP をリストアする事で新しい HDD に WindowsXP の移行を完了する。

以下に手順を示す。
(1) 新しい HDD に MS-DOS 領域を作成
ファイルシステムを FAT32 にしたいので、WindowsMe の起動ディスクを使用し、 「FDISK」、「FORMAT」によって、MS-DOS 領域を作成する。
(2) 登録時の情報を確認
「システムのプロパティ」を開き、「全般」タブの使用者名会社名をメモする。
(3) Home Edition の場合(事前準備)
WindowsXP Home Edition をバックアップする場合は、WindowsXP Home Edition CD-ROM 内の ntbackup.msi を実行する
CD-ROM の保管場所は、「\valueadd\msft\ntbackup\ntbackup.msi」である。
(4) バックアップの実行
「スタート」メニューから、「プログラム」→「アクセサリ」→「シスイテムツール」と辿り、「バックアップ」を実行すと 「バックアップまたは復元ウィザード」が表示されるので、「詳細モードに切り替えて実行する」をクリックする。

「バックアップ ユーティリティ−[無題]」が表示されるので、「バックアップ」タブをクリックし、 「Cドライブ」と「System State」にチェックを入れる。
更に、「バックアップを格納するメディア名またはファイル名に新しい HDD の2番目のパーティションを指定する。

「バックアップ開始」ボタンをクリックすと、 確認ウィザードを表示されるので「バックアップ開始」ボタンをもう一度クリックする。 約14分(ファイル数:20,000、バイト数:2.7GB の場合)でバックアップを終了する。
【注意】
1.「ボリュームのシャドウ コピーの作成中にエラーが返されました:致命的なエラーです。
  とのメッセージが表示された場合には、【サービス】
  ・MS Software Shadow Copy Provider
  ・Volume Shadow Copy
  が「無効」となっていないか確認し、「無効」の場合は、「手動」にする。
2.ファイルシステムが FAT32 の場合は 4GB までのファイルしかバックアップできない。
3.「バックアップ」を実行しても「バックアップまたは復元ウィザード」を表示しない場合には
  ここを参照!
(5) 新しい HDD を起動ドライブに接続して、WindowsXP をインストールする。
なお、認証に関しては、「新規登録」する事で完了した。
(6) 新しくインストールした WindowsXP を起動して、バックアップしたファイルを復元する。
なお、復元時には「詳細設定」で、「既存のファイルを置き換える」を選択する。
復元により、全ての状態が復元されず、特に全ての WindowsXP Update と WindowsXP 以外のドライバ類は復元され別途インストールする事になった。

再インストールしたドライバ類は以下の通り。
・LAN(NIC)ドライバ
・ディスプレイドライバ
・IDE ドライバ
・ウイルスセキュリィテー
・一太郎6
・筆自慢12


参考:PC Japan 2003/07 P72
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