(1) |
フリーソフト「nLite」を入手する。
「nLite」の Web サイトから「nLite」をダウンロードし、適当なフォルダに格納後、解凍する。
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(2) |
正規 CD と Service Pack(SP1、SP2) を入手し、適当なフォルダーにコピーする。
Service Pack(SP1、SP2) は、付録などに添付されたものや、マイクロソフトの Web サイト(
SP1、
SP2)より、ダウンロードする。
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(3) |
「nLite」を起動する。
「nLite」が起動したら、「Language」を [English] から [Japanese] に変更し、「次へ」をクリックする。
「タスク選択画面」が表示されるが(内容は以下の通り)何も選択せずに「次へ」をクリックする。
| タスク(作業工程) |
1 | サービスパック統合 |
2 | コンポーネント削除 |
3 | 無人セットアップ |
4 | ドライバ統合 |
5 | Hotfix統合 |
6 | オプション |
7 | ブータブルISOイメージ作成 |
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(4) |
正規 CD をコピーしたディレクトリを指定する。
ここでは、「D:\CD-ROM\WindowsXP」にコピーしたものを参照する。
参照した結果、バージョン、サイズ、HDDの空き容量が表示されるので確認後、「次へ」をクリックする。
| 項目 | 内容 |
1 | バージョン | Windows XP Professional SP1 - build 1106 |
2 | サイズ | 617 MB |
3 | 空き容量 | 29,106 MB |
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(5) |
Service Pack 1 を統合する。
統合結果は、元ファイルに上書きするので間違えないこと。
まず、SP1 を格納したディレクトリ「D:\CD-ROM\WindowsXP_SP1」の「xpsp1a_ja_x86.exe」を選択する。
選択した結果、統合が行われ、新しいバージョンとサイズが表示される。
| 項目 | 内容 |
1 | バージョン | Windows XP Professional SP1 - build 1106 |
2 | サイズ | 620 MB |
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(6) |
Service Pack 2 を統合する。
統合結果は、元ファイルに上書きするので間違えないこと。
SP2 を格納したディレクトリ「D:\CD-ROM\WindowsXP_SP2」の「XPSP2.EXE」を選択する。
選択した結果、統合が行われ、新しいバージョンとサイズが表示される。
この状態で、CD イメージを作成するには、ISO を作成するため、「ISO 作成」をクリックする。
また、コンポーネントの削除を行うには、「次へ」をクリックする。
| 項目 | 内容 |
1 | バージョン | Windows XP Professional SP2 - build 2180 |
2 | サイズ | 704 MB |
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(7) |
コンポーネントの削除する。
削除したいコンポーネントは、チェックボックスにチェックする。
削除したいコンポーネントへのチェックが終了したら、「次へ」をクリックする。
ここでは、「言語サポート」の「Central Europe」、「Japanese」、「多言語サポート(LANG ディレクトリ)」、IME(日本語入力ソフト」を残しチェックを入れる。
尚、削除してはならないコンポーネントは以下の通りである。
| コンポーネント | 削除してはならないコンポーネント |
1 | アプリケーション | 無し |
2 | ドライバ | 無し |
3 | インターネットユーティリティ | コミュニケーションツール | Internet Explorer | Internet Explorer コア |
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4 | 言語サポート | Central Europe |
5 | マルチメディア | Central Europe |
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6 | オペレーティングシステムの設定 | Central Europe |
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7 | サービス | Central Europe |
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8 | ディレクトリ | 無し |
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(8) |
削除/除外ファイルを入力する。
「削除に追加するファイル」、「削除から除外するファイル(system32 フォルダと driver.cab 内のみ)」を入力する。
尚、「削除から除外するファイル」には、「msconfig.exe」、「scrnsave.scr」が入力されていた。
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(9) |
無人セットアップ情報を入力する。
入力する項目は以下の通り。
タブ | 項目 | 内容 |
情報 | 無人インストール有効 | チェックボックスをチェックする。 |
全般 1/2 |
コンピュータタイプ CD-Key 無人モード Windows パス 管理者自動ログオン クラシックスタートメニュー クラシックテーマ 休止機能オフ システム復元に使用するディスク割合(%) |
プルダウンメニューより「Standard PC」を選ぶ CD-Key を入力する。 プルダウンメニューより「DefaultHide」を選ぶ デフォルトの「\Windows」を使う チェックボックスにチェックを入れる チェックボックスにチェックを入れる チェックボックスにチェックを入れる チェックボックスにチェックを入れる 10% にする |
全般 2/2 |
ライセンスモード ユーザー | チェック項目がない。 |
個人 |
名前 管理者パスワード 確認 コンピュータ名 組織 ワークグループ 言語 タイムゾーン |
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(5) |
SP2 を適用する。(SP2 は、 CD-ROM でもダウンロードしたファイルでも良い。)
「ファィル名を指定して実行」で、「D:\CD-ROM\WindowsXP_SP2_file\XPSP2.EXE/integrate:D:\CD-ROM\WindowsXP_SP2」と入力し実行する。
正常に WindowsXP への結合インストールが終了すると「結合インストールが正常に完了しました。」
とのメッセージが表示される。 |
(6) |
以上で WindowsXP の SP1 とSP2 を適用したセットアップファイルが作れた。
再インストールには、起動フロッピーディスクから起動し作成した「d:D:\CD-ROM\WindowsXP_SP2」をインストールする方法と
ブータブルCDを作り、CD-ROM から起動する方法がある。
起動フロッピーディスクの作成は、No.1043b により、
ブータブルCDの作成は No.1043a によります。
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