USB オーディオインターフェースとして、Creative の「SoundBlaster Digital Music LX」
を PC-Success より購入したので、使用例を紹介する。
作業内容は次のようになる。
(1)使用機器の準備(レコードプレーヤー、プリアンプ、ケーブル類を用意する)
(2)アナログ音源の録音(Creative Smart Recorder を使用し .wav ファイルの作成する。)
(3)録音したファイルの編集(Creative WaveStudio を使用し、余分な部分を除去する。)
(4)MP3 ファイルへの変換(フリーソフト CDEX を使用)
(5)あとは聞くだけ!!(フリーソフト SCMPX を使用)
1.使用機器の準備
使用する機器は、以下の通りである。
長い間使用していなかったので動くか心配で有ったがちゃんと音がしたので安心した。
なお、録音する音源は、プリ・メインアンプの「REC SELECTOR」により選択する。
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レコードプレーヤー (パイオニア:PL−3F)
カートリッジ (オーディオテクニカ :ATT15Ea) |
プリ・メインアンプ (NEC:A−520) |
レーザーディスクプレーヤー (パイオニア:CLD−K50) |
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発注後2日目に、PC-Success から「SoundBlaster Digital Music LX」が届き開梱する。
内容物は、本体、Quick Start(4ヶ語の簡易マニュアル)、インストール CD、
USB ケーブル、RCA Stereo mini adapter(mini ジャックを RCA ピンに変換するもの)であった。
本体が思ったより小さく軽かったのでびっくりした。
なお、RCA Stereo mini adapter は使用しないのでそのまま箱に戻した。
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早速、プリ・メインアンプの録音用入出力を「SoundBlaster Digital Music LX」に接続し、
PC とは USB ケーブルで接続する。なお、PC の OS は、Windows XP Professional で電源が入っている状態で接続した。
これで接続は終了である。
次に、インストール CD を CD-ROM にセットし、「Setup.exe」を実行した後、
インストールウィザードに従いインストールを行う。インストール後には、
タスクトレイに「Creative Media」のアイコン が作られる。
アイコン をクリックし、「Media Source Go!」をクリックしてランチャーを起動する。
通常「Media Source Go!」は、ディスクトップの上部に隠れているがマウスを当てると降りてくる。
ランチャーには、「Creative Smart Recorder」、「Creative MediaSource プレイヤー」、
「Creative WaveStudio」等のボタンが用意されている。
早速、「SCMPX」を使用して、MP3 ファイルを再生するが問題なく動作した。
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2.アナログ音源の録音
録音を行う手順を以下に示す。
| (1) |
「Creative Smart Recorder」を起動する。
「Media Source Go!」ランチャーより、 ボタンをクリックして、
「Creative Smart Recorder」を起動する。
「Creative Smart Recorder」ウインドウの上部には、「逐次録音」、「録音ウィザード」、
「スケジュール録音」、「マイレコーディング」のタブが用意されている。
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| (2) |
録音方法を選択する。
「逐次録音」タブをクリックする。
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| (3) |
録音源を選択する。
ソース欄の「ラインイン」を選択する。
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| (4) |
録音レベルを設定する。
レコードを再生して、「レベルメータ」を表示するようチェックを入れ、「解析」ボタンをクリックする。
暫くすると最適のレベルに「スライドボリューム」が設定される。
注意:「解析」はソースの音量を解析して最適な録音レベルに調整しますので、音量の大きい部分を再生します。
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| (5) |
録音フォーマットを設定する。
フォーマット欄のボタンをクリックして、録音フォーマットを設定する。
筆者は、強調文字のように設定したが、一秒間に 281KB 使用するので一時間の録音では 1GB の容量が必要となる。
| フォーマット |
MP3 ステレオ、MP3 モノラル、Weve ステレオ、Weve モノラル、WMA ステレオ、 WMA モノラル |
| サンプリング周波数 |
8,000、11,025、16,000、22,050、24,000、32,000、44,100、48,000、96,000 |
| サンプリングビット |
8、16、24 |
| 予想データレート |
上記設定で必要となるメモリー量を算出し表示する。(単位: KB/sec) |
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| (6) |
保存場所を決定する。
保存場所欄の「参照」ボタンをクリックし、保存場所を決定する。
「参照」ボタンをクリックすると「名前を付けて保存」ウイザードが立ち上がるので、ディレクトリィー、ファイル名を決定する。
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| (7) |
録音を開始する。
ボタンをクリックすると「録音」を開始する。
「参照」ボタンをクリックすると「名前を付けて保存」ウイザードが立ち上がるので、ディレクトリィー、ファイル名を決定する。
注意:「録音」時の CPU 使用率は最大 8% であるが(Athlon XP 2500+ を使用時)、
アナログデータをサンプリングしている為、他の処理を起動し CPU 使用率を高めてしまうと
録音出来ない部分が発生してしまうので何もせずに終了を待った方が良い。
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| (8) |
録音を終了する。
ボタンをクリックすると「録音」を終了する。
「録音」終了と共に、「マイレコーディング」タブの画面に切り替わるので録音したものを再生する事が出来る。
なお、 ボタンをクリックすると録音を中断するので、レコードの取替、反転時に使用すると HDD の記憶容量を少し節約出来る。
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3.録音したファイルの編集
Creative WaveStudio を使用した、録音したファイルの編集手順を以下に示す。
編集内容は、録音したファイルを曲毎に分割し余分な部分を廃棄する。
また、ライブ録音の場合等は、曲毎にファエードイン、フェードアウト処理を行い、おしゃべり、拍手等をカットした。
| (1) |
「Creative WaveStudio」ランチャーを起動する。
「Media Source Go!」より、 ボタンをクリックして、
「Creative WaveStudio」を起動する。
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| (2) |
編集するファイルを開く。
メニューより「ファイルを開く」をクリックすると、「名前を付けて保存」ウイザードが立ち上がるので、
ディレクトリィー、ファイル名を選択する。
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| (3) |
編集する曲を選択する。
曲の範囲を大まかに指定して、クリップボードにコピーする。
注意:クリップボードへのコピーには非常に時間がかかる(5〜10秒)が、
終了を待たずに次の操作(4)に移ると誤動作してしまうので必ず終了を確認して下さい。
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| (4) |
曲を編集する。
メニューの「ファイル」より「ファイル新規作成」をクリックすると、「新規作成」ウイザードが開くので、
サンプリングレート、サンプリングビット、チャンネル数、録音デバイス、再生デバイスを確認し、
「OK」をクリックする。
メニューの「編集」より「貼り付け」をクリックするとクリップボードからコピーした曲を貼り付ける。
曲の前後を再生して不要な部分を切り捨てエフェクトをかける。
なお、エフェクトには以下の種類が用意されている。
| エコー |
エコーの音量をパーセンテージで、遅延をミリ秒単位で指定する。 |
| チャンネル交換 |
指定範囲のチャンネル入れ替える。 |
| 無音挿入 |
指定した場所に指定した長さの無音を挿入する。 |
| 無音除去 |
指定範囲にある無音を除去する。 |
| 方向反転 |
指定範囲内の音の方向を反転する(前後を入れ替える)。 |
| ノーマライズ |
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| パンニング(右→左) |
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| パンニング(左→右) |
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| フェードアウト |
指定範囲内でフェードアウト終了時のレベルをパーセンテージで指定する。 |
| フェードイン |
指定範囲内でフェードイン開始時の音量をパーセンテージで指定する。 |
| フェイズシフト |
位相遅れ(フェイズディレイ)をミリ秒単位またはサンプリ単位で指定する。 |
| ミュート |
指定範囲内の指定したチャンネルを無音にする。 |
| 相対ボリューム |
各チャンネルの相対ボリュームをパーセンテージで指定する。 |
| 波形反転 |
指定範囲内の波形極性を反転する。 |
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| (5) |
曲名で保存する。
メニューより「名前を付けて保存」をクリックすると、「名前を付けて保存」ウイザードが立ち上がるので、
保存するディレクトリィーを選択、又は、新たにディレクトリィーを作成し、ファイル名に曲名入力し「保存」する。
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| (6) |
繰り返し。
(3)に戻り、次の曲を同様に処理する。
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| (7) |
処理を終わる。
メニューより「閉じる」をクリックして処理を終わる。
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4.MP3 ファイルへの変換
.wav ファイルを .MP3 ファイルに変換する為に、フリーソフトの CDex を使用する。
CDex は、CDex 専用サイトより、
インストーラー付きのファイル
cdex_151.exe を
ダウンロードしてインストールする。
また、CDex は英語版なので、日本語化する為のパッチをかけると使い易いので、
Ts HomePageよりダウンロードする。
日本語化パッチ置き場は、「マルチメディア」→「MP3関連」とたどり、
MP3についてのページよりダウンロードする。
また、インストール方法も MP3についての
ページに記載されているので参考にして下さい。
MP3 ファイルへの変換手順を以下に示す。
| (1) |
「CDex」を起動する。
スタートメニューから、「プログラム」→「CDex」と選び、「CDEX.EXE」をクリックする。
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| (2) |
MP3 を出力するディレクトリを指定する。
始めに、ファイルエクスプローラによって、MP3 を出力するディレクトリを作成して置く。
メニューバーの「オプション」から「設定」をクリックすると「CDex 設定」画面を表示するので、
「ファイル名」タブをクリックして、「WAV → MP3 保存先」欄にMP3 を出力するディレクトリを選択する。
「OK」をクリックし設定を終了する。
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| (3) |
WAV → MP3 変換する。
メニューバーの「変換」から「WAV → MP3」をクリックすると「Open」画面を表示するので、
「ディレクトリ」欄に変換する WAV ファイルを格納したディレクトリを選択する。
選択したディレクトリ内のファイルを表示するので、変換するファイルを選択した後、
「変換」ボタンをクリックする事で変換を開始する。 |
| (4) |
変換を終了する。
「変換」終了と共に、「CDex」の画面に戻るのでウインドウを閉じ処理を終了する。
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5.あとは聞くだけ!!
.MP3 ファイルを再生するソフトは、沢山ありが筆者は、フリーソフトの「SCMPX」を使用している。
SCMPX は、SCMPX 専用サイトより、
日本語版 smxwin151.zip をダウンロードし適当なディレクトリに解凍すれば良く、インストール必要がない。
| (1) |
「SCMPX」を起動する。
解凍したディレクトリ内にある「SCMPX.EXE」をダブルクリックすれば「SCMPX」が起動する。
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| (2) |
MP3 を再生する。
ファイルエクスプローラから、ファイル、又は、ディレクトリをドラッグし、
「SCMPX」の画面にドロップすれば再生を開始する。
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| (3) |
再生を終了する。
ウンドウを閉じれば再生を終了する。
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