リムーバブル HDD ケースの活用
2006/09/27 更新
2005/05/20 作成

HDD の利用エリアが不足した場合、筆者は不要なファイルを整理して外部ファイルにバックアップする事はせずに大容量の HDD に交換している。 それは、大容量の HDD が比較的安価に入手出来る為と、HDD のプラッタ当りの容量増によりアクセス時間のスピードアップが図れる為である。 (1 万円で購入可能な HDD の容量は、20GB → 40GB → 80GB → 160GB と経緯し、年内には 250GB が購入可能になると思っている。)

しかし、HDD は何時クラッシュするのか予想出来ぬため、筆者は、S.M.A.R.T. を診断するソフトを併用しているが、 大事なファイルは別媒体に定期的にバックアップするのが一般的だと思う。

バックアップ媒体に、CD、DVD を利用している方も多いと思うが、 バックアップするファイルの量が多ければ何枚もの媒体を用意しなければならず、 バックアップする為の時間も半端ではないと思う。 そこで筆者の場合、バックアップする媒体に、交換後の未使用 HDD をリムーバブル HDD ケースに収めバックアップ用に使用している。 HDD にバックアップする事で大容量データでも比較的早くバックアップを行う事が出来る。

以下に「リムーバブル HDD ケース」に付いて説明する。

リムーバブル HDD ケースの種類
PCとの接続
インターフェース
解説
UltraATA 起動ドライブに使用する場合
OS 毎にリムーバブル HDD ケース用トレイを用意し、起動前に交換すれば便利である。
トレイのロック方法には、キーロックタイプとラチェットスイッチタイプがあるが、 起動ドライブの場合は、キーロックタイプを使用する事で簡単に取り外し出来ぬようにする。 データードライブの場合 PC を起動したままトレイを交換する事は出来ない。
必ず電源を Off にしてトレイを交換する事。
SerialATA
USB2.0 PC を起動したままトレイを交換できる。
ラチェットスイッチタイプのケースを使用し、簡単に取り外し出来るようにする。
いきなり取り外すと最後に書き込んだファイルが消滅してしまう可能性があるので、
必ず取り外し手順に従い取り外しを行う事!!
[注意]PCとの接続インターフェースが SerialATA でも、 内蔵するハードディスクドライブは、Ultra ATA のものが多い。

取り扱いメーカーと価格
メーカー プラスチックフレーム アルミフレーム
Ultra
ATA
Serial
ATA
USB2.0 トレイ Ultra
ATA
Serial
ATA
USB2.0 トレイ
ViPowER 750
〜880
2,887 555
玄人志向 950 750 1,680 1,370
オウルテック 2,413 4,580 1,974 4,800 2,880
ラトックシステム 2,600 7,680 8,900 1,880
[注意]UltraATA、SerialATA、USB2.0 各リムーバブルケースには、空トレイが 1 個同梱されている。

解説
ケースの筐体には、プラスチックとアルミニュームが有るが、PC内の温度変化・HDDの温度変化などによる フレームの変形、HDDの放熱等に影響があると思えるがプラスチック筐体で十分だと思う。
良く聞かれる話としては、プラスチックフレームの場合、トレイの撤去・装着がスムーズではないとの事であるが、 筆者の経験では、PCに取り付け済みの装置(CD-R/RW、DVD-R/RW等)の影響によりフレームが変形するのが原因 と思えるので、トレイの撤去・装着がスムーズではない時には、 幅の狭い方の装置にスペーサー等をかますなど工夫すれば解決できると思う。

筆者は、一番安価に購入出来る「ViPowER」製のケースを使用している。 起動ドライブには UltraATA のキーロックタイプ VP-10KPFU-133を1台、 データドライブには USB2.0 のラチェットスイッチタイプ VP-1028LSFを2台取り付け使用している。 購入から1年以上使用しているが大きな不都合は発生しておらず、唯一発生したトラブルは、 起動ドライブに使用したリムーバブル HDD ケースに取り付けられた4cm角 FAN が異音を立てた事ぐらいである。
リムーバブル HDD ケースはこちらも参照して下さい。