特捜戦隊デカレンジャー感想
第1話 ファイヤボール・ニューカマー
前作の爆竜戦隊アバレンジャーが、大団円を迎え、始まった戦隊シリーズの新作です。
タイムレンジャー以来の公務員戦隊と言うことで、どうなることでしょう。
主人公であるレッドが、5人目のメンバーとして現れると言うのも久しぶりですが、第1話にして、メインメンバーが5人(味方として)そろうと言うのも久しぶりです。
このように、ちょっとだけ原点回帰な雰囲気をもつデカレンジャーですが、1つだけ他のシリーズには決定的に違うところが。
戦隊シリーズの第1作が、『秘密』戦隊であったように戦隊ヒーローの活躍は、一部の協力者を除いて知られていないと言うことです。
忍風戦隊ハリケンジャーをはじめとした、ファンタジー戦隊や、個人運営の戦隊はもとより、たとえ政府や、国際組織の公認を受けている戦隊(オーレンジャーなど)出会っても一般には秘密であることがほとんどです。
しかし、デカレンジャーは、(メカが発進するときに車が真中によるのを見ればわかるように、)市刑事から、一般のドライバーに至るまで、皆に認知されているのです。
それだけでなく、地球防衛バリアの存在からも解るように、宇宙の国際組織から地球の存在が認められているということです。
宇宙の中の地球。宇宙の一員として認められた地球。
これは戦隊シリーズにとどまらず、ギャバンら宇宙刑事が夢見、セブンやレオのようなウルトラマンも果たせなかった『夢』です。
戦隊シリーズだけでなく、特撮史のなかでも(私の中でも)重要な位置を示しそうな今作、以後が楽しみです。
2話 ロボ・インパクト
第2話にしてロボ登場。
これが早いのか遅いのか解りませんが、最近の戦隊ものではこんなものでしょうかね。
衝撃的なアリエナイザーの一言。
「おまえたちがこの星のデカレンジャーか。」
この星!と言うことは他の星にもデカレンジャーがいるのか。
すげー。
戦隊史上最大人数。まさに宇宙刑事。
まあ、宇宙刑事が私服の刑事だとすると、デカレンジャーは、所轄の警察官といったところでしょうか。
そして初のメカ戦ですが、ガオレンジャー以降生物をモチーフにしたメカが主流だったせいもあり、新鮮ですな。
(カーレンジャー依頼の車もの?)
(すごい科学で守りますNHK出版長谷川祐一著を読むことをお勧めします。)
今回のロボは、拳銃ですか。
銃や、エネルギー発射ものは、剣とかと違って動きが少なくなるものですが、構えがかっこいいのでこれはこれで良いのでは。
衝撃の展開はこの後。
ロボ戦の後で、等身大になって、止めをさすと言う展開も珍しいですが、それよりも何よりも、「ジャッジメントタイム!」。
「アリエナイザーに対しては〜宇宙最高裁判所から判決が下される。」
その時間わずか1分。
早っ!
逆転裁判もびっくり。
しかもデリートですか、すげー。
今週の宇宙弁護事務所。
ドン・モヤイダも殺人などせず、普通に地球に入植して、建築廃材の処理業者にでもなればこんなことにはならなかったのに。
第3話パーフェクト・ブルー
銃撃訓練。
ミスをしていいのは候補生までだ。ブルーのおっしゃることはよくわかります。
しかし、失敗をし、それを直し、本番に致命的な失敗を起こさないためにも訓練というものがあるのではないかと思いますが。
しかし、まったく反省の色が見られないレッドにも困りもの。
そして無駄な動き多すぎ。
今回は誘拐ということで。
いまどき日本であんな豪華なパーティーをひらくなんていったいどんな家なんでしょうか。
そしてお父さんは戦隊シリーズきっての庶民派パパ。(笑)
ウェルネストーン。
星一つを破壊することもできる宝石って。
そんな危ないものを一般家庭(?)が持ち込んでいてしかも届でも出さないので所轄の警察も存在を知らないとは。地球の税関は何やっているんだ。
両方を取り戻すための人質救出作戦実行。
本人確認のときに発生するノイズ。
プロには失敗は許されないといっている人が、慎重に慎重を重ねなければならない場面で、ちょっとした手間を惜しんでしまうとは。
もう魔が差したとしか言いようがありませんな。
結局、ウェルネストーンも娘も奪われるという最悪の事態に。
どうするブルー。落ち込んでいる君は萌キャラだ。(爆)
デカレンジャーの最新情報を公開しよう。
そうか。お茶の名前か。今気付いた。(遅)
篭もり?秋葉系?