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第4話 サイバー・ダイブ
 ブルーのお当番話の後編です。
「自信ありません。」
 のっけから戦隊ヒーローにあるまじきお言葉。
 よほど前回の失敗がこたえたと見えます。もちろんこのままではいないでしょうがね。
 戸惑う仲間たち。起こるバン。そんな状況でもあえて、ホージーを信じようといえる長官大人っす、これぞ癖のある連中を引っ張っていけるリーダーっす。
 前回の現場に駆けつけるホージーを除いたメンバーたち。
 以前のお話でエスパーと紹介されているジャスミンですが、今度は現場でサイコメトリーですか。
 ESPと、サイコメトリーは異なった能力だと思うんですがどうなんでしょう。なんかジャスミン、超能力者という区切りで便利に使われているような。(汗)そのうち、念動力でアリエナイザーをデリートしたりして。
 これはセンのシンキングポーズである。ってあばれはっちゃくじゃん!!(謎)
 調査が思うように任せないホージーに対して怒りを見せるバン。
「悩んでいるおまえよりは、バカでもやる気のある俺のほうがましだ。」
 一目置いている相手の情けない姿は許せないんでしょうなあ。
 そして、絶対大丈夫だと確信しているからこその叱咤なのでしょう。
 そして予想通り復活を遂げるホージー。
 さあ、ケバキーアのアジトに突入だ!
 抵抗するケバキーアに対して華麗に戦うコンビ。そしてお待ちかねのこの時間だ。ジャッチメントタイム。ブッブー。「デリート許可。」って、ちょっと待てー。デカベースでさんざん逮捕だ、逮捕だって言っていなかったか君ら。逮捕という言葉の意味を知らんのか。
 それはともかく、倒された敵の残存データで巨大ロボが出てくるというのはいいアイデアですね。ジャッジメントタイムでとどめという決まりごとを逆手にとって、ロボ戦をとりに持ってくるという。
 裏で犯罪者相手に商売をしている男(バドー?)も出てきまして、本格的なバトルの開始でしょうか。
  
5話 バディ・マーフィー
 うめこさん。SPライセンス紛失ですか。それはやばいんじゃないですか。日本の警察官でいえば、拳銃をどこかに置き忘れるようなものですから。免職する可能性がありますよ。
 新しいバズーカもとい、相棒登場。
 隊長、冷却液の攻撃を受けても平然。さすが。
 それにしても相変わらず直観で人事を行う隊長。良いのかそれでデカレンジャー。
 あんの科学者ほんとむかつくわ〜。
 警察をなめきってる。
 金儲けのために、見知らぬ星の人々を犠牲にしかねない猛毒を作っておきながら、無罪にしろと交渉を持ちかけてくる。
 おのれどの面下げて。(怒)
 どうにもならんのか?
 科学者に挑発されていよいよ本気になるマーフィー。
 良いぞ犬!あの科学者の鼻を明かしてやれ!
 なかなか見つからない液体に、自信を無くすマーフィー。
 一人信じる梅子。
 良いよね、信じるって。梅子の執念が実ってついに見つかる液体。しかしそこにアリエナイザーの魔の手が。
 自分を信じてくれた梅子の危機に、駆けつけるマーフィー。
 これこそバディ(相棒物)の醍醐味です。
 そしてマーフィーのもうひとつの姿バズーカモード!敵に巨大メカに乗る隙も与えず(!)ジャッジメントタイム!
 ここまできても大口をたたく悪科学者に、冷却液アタック!溜飲が下がりました。
 P.S骨をくわえる隊長萌。
6話 グリーン・ミステリー
 いきなり、車を破壊していたアリエナイザーを逃がしてしまう面々。
 これが、今回の事件を複雑にしていくのですが。
 仙ちゃんのお気楽風な様子に、いらいらするバン。線ちゃんのほんわりした加減が良し。隊長の「ありだ。」という言葉は、信頼している証。
 ついに同じような手口の第二の事件発生。今度は、とうとう死者が。
 個人的な事件の被害者が出るというのは、最近の戦隊シリーズでは、珍しいんじゃないでしょうか。そこラ変は、刑事物というもう一つの側面を持っているデカレンジャーならではですが。
 被害者は、移民してきた宇宙人。その姉は、妹の変わり果てた姿に愕然。しかし、怪我をしたバンに自分の能力で手当てを。そんな姉をよそに、姉の買ってきた、冷凍食品を拾い上げる仙チャン。
「泣いてる。」
 これが、まえふりになるわけですが、ここから仙チャンのもうひとつの顔が登場です。
 それにしても、単独行動を申し出る仙チャンに、理由を問いただすこともなく許可する隊長部下と、部下の能力を信頼して、人材を適したところに置く。理想の上司ですな。
 今回の話は、刑事物の基本を捕らえていますね。
 他の事件と似た手口で行われる殺人事件、銃や、アクションでは行われないれない容疑者との駆け引き。あらぬ疑いをかけられる犯罪者。証拠と検証で真犯人を追い詰めていく過程。どちらかというと、太陽にほえろや、西部警察というよりも、はぐれ刑事純情派のような刑事物です。そして、仙ちゃんの行動をよそにかまきり野郎を追い詰めるバンたち、そして謎の巨大化。ロボ登場。早くもジャッジメントタイム。(なんとロボにのったまま!)しかし、ジャッジ結果は○いやあはじめて見ました。てっきりSPライセンスは×しかでないものと。
 そして証拠を集めた仙ちゃんが、犯人と対決。今度こそ本当のジャッジメントタイム!一件コンプリート!
 悪いやつが最初っから明確ないつもの戦隊シリーズらしいストーリー展開も良いですが、たまにはこんなのも、デカレンジャーの刑事という設定をいかせていてよかったと思います。
 あれだけ派手にぶっ壊してもデリートされなかったということは、かまきり野郎は人殺しをしていなかったということですね。不幸中の幸いです。