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水草の属名由来一覧

学名についての詳細な説明は割愛しますが、植物は主に(属名)+(種小名)で命名されています。

このページは水草の学名のうち属名についてアルファベット順にまとめました。流通名を抑えておけば別に学名を知らなくても水草は楽しめますが、名前の由来などを知るともっと水草に興味が持てるかも?

種小名については各水草のページに載せています。(不明なものもあります。)

下記の表中の属名の読みは水草の流通名で多く採用されている読みを使用しました。厳密にはラテン語の発音と異なる場合があります。また読み方が記載されていないのは、日本で一般的に流通する種で(私が知る限り)学名で呼ばれている水草がないものです。

本ページは「GLN から こんにちは。」さんを参考にし作成しました。

属名 読み 科名
(日本語)
由来 アクアリウムで使用される水草
Alternanthera アルテルナンテラ ヒユ科 alterno(互生)+anthera(葯)。雄蘂と仮雄蘂とが交互するから。 アルテルナンテラ・レインキー、アルテルナンテラ・カージナルス
Blyxa ブリクサ トチカガミ科 blyzo は流れる意。流水中に生ずるから。 ブリクサ・ショートリーフ、ブリクサ・ビエッティ
Cabomba カボンバ スイレン科 恐らく南米の土名から来た名。 カボンバ、レッドカボンバ
Ceratophyllum セラトフィラム マツモ科 ceras(角ツノ)+phyllon(葉)。角状に割れた葉の意。 マツモ、ペルビアン・ホーンワート
Crinum クリヌム ヒガンバナ科 crinon(ユリ)。花の外形がユリによく似ているから。 クリヌム・タイアヌム、クリヌム・ナタンス
Cyperus シペルス カヤツリグサ科 古代ギリシャ名。cypeiros に由来する語。 シペルス・ヘルフェリ
Eichhornia エイクホルニア ミズアオイ科 ドイツ(プロシャ)の政治家Johann Albrecht Friedrich Eichorn(1779〜1856)に捧げられた名。 エイクホルニア・デイバーシフォリア、ホテイアオイ
Elatine ミゾハコベ科 elatine はギリシャ名で,Dioscorides が使用した。これは elate(モミノキ,Abies cephalonica)の形容形であって,Elatine alsinastrum が丁度上記のモミの芽生えに似ているからである。 ミゾハコベ
Eleocharis エレオカリス カヤツリグサ科 eleos(沼)+charis(飾る)。この属の多くの種が沼地性の植物であるため ヘアーグラス、エレオカリス・ビビパラ
Eriocaulon エリオカウロン ホシクサ科 erion(軟毛)+caulos(茎)。基準となった種の花茎の基部に軟毛があったことから付けられたもの。 ホシクサsp・マットグロッソ、ホシクサsp・ゴイアス
Hydrilla ヒドリラ トチカガミ科 水に棲むヒドラ(Hydra)の縮小形。 クロモ
Hydrocotyle ハイドロコタイル セリ科 hydro(水)+cotyle(コップ)。或種のものの葉がコップ形をしており,水辺に生ずることから来た。 アマゾンチドメグサ、ウォーターマッシュルーム
Hygrophila ハイグロフィラ キツネノマゴ科 hygros(湿)+philos(好)。生態から付いた名。 ハイグロフィラ・ポリスペルマ、ラージリーフ・ハイグロフィラ
Juncus ジュンクス イグサ科 古名。語源はjungere(結ぶ)で,この草で物を結んだためと云われる。 ジュンクス・レペンス
Limnophila リムノフィラ ゴマノハグサ科 limne(沼)+philos(好む)。湿地に生える習性を表す。 アンブリア
Ludwigia ルドウィジア アカバナ科 ドイツのライプチヒの植物学教授Christian Gottlieb Ludwig(1709〜1773)に因む。 ルドウィジア・オバリス、パンタナルレッドピンネイト
Microsorium ミクロソリウム ウラボシ科 micros(小)+sorus(子嚢群)。小さい点状の子嚢群を付けるため。 ミクロソリム・プテロプス、ミクロソリウム・ナローリーフ
Myriophyllum ミリオフィラム アリノトウグサ科 myrios(無数)+phyllon(葉)。セイヨウノコギリソウに似た,葉の無数の切れ込みを譬えたもの。 ミリオフィラム・マトグロッセンセ、パロットフェザー
Najas ナヤス イバラモ科 naias(泉の妖精)。水生植物であるために付いた。 イバラモ、トリゲモ
Nitella ニテラ シジャクモ科 nitere(光る)+ella(愛称)。植物体が水中で明るく美しいから。 ニテラ
Nymphaea ニムファ スイレン科 水の女神の名 Nympha から出た古い植物名から来た。 タイニムファ、タイガーロータス
Polygonum ポリゴヌム タデ科 polys(多)+gonu(膝,節)。茎に多くの膨らんだ節があるから。 ポリゴヌムspピンク
Potamogeton ポタモゲトン ヒルムシロ科 potamos(河)+geiton(近所の,隣の)からなる語。川に生えることが多いため。 エビモ、ササバモ
Riccia リシア 苔類 18世紀のイタリアの貴族P.F.Ricci に因む。 リシア
Rotala ロタラ ミソハギ科 rota(車)の間違った縮小形。原種のものの葉が輪生することによる。 ロタラ・インディカ、ロタラ・マクランドラ
Sagittaria サジタリア オモダカ科 sagitta(矢)に由来する語で,矢形をした葉の形から来た名。 ピグミーチェーン・サジタリア、サジタリア・スブラータ
Salvinia サルビニア サンショウモ科 イタリアの植物学者Antonio Maria Salvini(1633〜1729)に因む。 オオサンショウモ、サルビニアククラータ
Saururus サウルルス ドクダミ科 sauros(トカゲ)+oura(尾)。トカゲの尾のような穂状の花序から。 サウルルス
Utricularia ウトリクラリア タヌキモ科 utriculus(小気胞)。葉の小さい捕虫嚢を示す。 タヌキモ、ウォーターローン
Vallisneria バリスネリア トチカガミ科 イタリアの植物学者Antonio Vallisneri(Vallisnicri de Vallisnera とも云う,1661〜1730)の名に因む。 バリスネリア・スピラリス、スクリュー・バリスネリア