戦死エピソード1〔合格発表〕

3月15日月曜日

最強戦死を我学校の合格発表のときに呼んだ。
呼んだ理由は、戦死を合格発表者の中にまぎれて叫ばせるためである。
事の発端は、自分とMr.ロンと先輩の話から始まった。
先輩が、

「去年合格発表のとき体育館からみてたんだ」

見たいな事を言った。あくまで見たいな事である。あやふやです。すみません。
そして、続けて、

「今年は発表者の中に混じるか」

見たいな事を言っていたかもしれない。言ってないかもしれない。本当にスイマセン。
そこで、我々が何を思ったかこう先輩に行ったのである。

「じゃあ、その中にいって「君何組?1組?俺と一緒じゃん!」見たいな事やりましょう!」

と言ったのである。
それを、軽く先輩は承諾した。

そして、その何日か経過した後、我々は戦死達とともに、カラオケに行った。
いつもどうりのカラオケ。そして、帰るとき。

話のネタに先輩との話があがった。
その話を戦死にしたところ、

「いいじゃん。俺が張ってあるところで受かったってことにして「やった!!」って言ってやるよ〜。ラムダも一緒にやろーぜ!」

俺は、そのときはことの重大さがわかっておらず

「いいよ〜。やってやるよ。Mr.撮っててくれよ。」

見たいな事をほざいてしまった。
そこでさらに戦死が、

「俺がやったってやったときに両手を挙げて隣のヤツにぶつけるから。
そして、周りと後ろを1度見ながら去っていくっていうのをやる」

と言うことまで言ってしまった。

そして、当日。
俺は、迎えに行くことになっていたので、戦死を迎えに行った。
戦死が、学生服に身を包んで現れた。いつになくヤツはかなりやる気満々だった。
そして横には、それを見届けようとAもいた。
いつもならこんなくだらないことには首を突っ込まないAが珍しく見物しに来たのだ。

校門に行くとロンがいた。ヤツは戦士の学生服姿を見ただけで爆笑した。
そこで、戦死が何をためらったのか、

「本当にやるの?」

だかなんだか、怖気づいたことを言った。俺も、

「無理ならやらんでもいいよ」

と、言ったのか言わなかったのか。
だが、ヤツ。ロンはすでに撮る気満々で

「大丈夫だって!やるしかない」

としつこく言った。この男は.....
最初はためらっていたが、Mr.の「大丈夫だ」連発の説得によりやむなく?やり始めた。

「ついに俺も高校生か」

最強戦士が言った。頼んでもいないのにこの状況でそのようなことを言ってくれるとは。
俺は、少しこの男の度胸に感心した。

「落ちてたらどうしよう」

おかしい。「ついに俺も高校生か」と言っているのに「落ちてたらどうしよう」と言っているのだ。
矛盾している。高校生に慣れると言っているのに何故落ちる心配をせねばならんのだと。明らかにおかしい。
まあ、そんなことは放っておこう

ちなみにこの男は我々とは違う学校に行っている完全な部外者である。しかも、俺等とタメ。

そんな、やり取りをしている間に張り出されているところにつく。
明らかに一人だけ不自然な男が立っている。
戦死だけなら恐らく不自然だとは思わないだろう。だが、何故不自然に見えるかと言うと、
言うまでもなく、前から爆笑しながらビデオを撮っているヤツ(ロン)がいるからである。

その時点でたぶん何人かの人たちが見ていたと思う。ほんとに恐らく。

そして、その男は周りを横目で一度見た後、声高々に....

「やった!!」

と叫んだ

いっせいに人々の視線がこちらに向けられる。俺は撮ってないのだが、視線がこっちに来るのは解る。
何を思ったか、戦死はカメラに向かって親指を立てた後、
猛スピードで校門前まで走り去っていった。
カメラマンロンも録画を止め走り去っていく。

.....VTR確認。今まで生きてきた中で一番面白いかも......

確認後、Mr.ロンが言い放った。

「もう1回撮るしかない」

何を言っているんだこの男は。正直そう思った。
戦死はやめようと言ったが、やはり説得されやむなくまたやり始めた。

「やっぱり落ちてたらやだから、もう1度見てこよう」

最強戦士が言った。頼んでもいないのにこの状況でそのようなことを言ってくれるとは。
心底、感心した。

途中からカメラマンロンが俺に撮れと言ってきた。断るが戦死が先に行ってしまっているので仕方なく俺が撮る事に。
何かしらの視線がするな.....
2回目ともなると、さっきより不自然になる。何故不自然になるかと言うと、
言うまでもなく、やはり後ろから失笑しながらビデオを撮っているヤツ(ラムダ)がいるからである。
不自然にも程がある。

またそんな感じで、張られているところにつく。
まだ、何もやってないのにすでに1〜2人に見られている。今度は確実に
さっきのを見てた人がいるのだろう。

そして、その男は周りも確認せずに、声高々に....

「やった!!」

と再び叫んだ。

するとどうだろうか。間違いなく5人以上がこちらを一斉に振り返る。
聞いた限りではさっきより声がよく響いていた。
こんどの戦死はカメラに振り返る余裕もなく最高速のスキップで校門前まで走り去って言った。
何故、スキップなのだ!?何故!?

.....VTR確認。うわーめっちゃみてるー.....

そして、3回目.....はさすがにやらなかった。
やらなかったが落ちた場合もとった。だがこれはインパクトがなくつまらないもので終わった。

その帰り。Mr.ロンが

「ラムダやってなくね?」

とまた、思い出したように言った。この男は何を言い出すやら.....

「いや、俺は.....マジでいいです。いやほんとに。勘弁してくれ!あんなとこでできんから!」

まあ、俺は結局やらなかったわけだが。
冷静になって考えてみるとよくTEACHERどもに見つからなかったと思いますよ。まったくもって。

その後、先輩に聞いたら我々がとり終わり校門前で何かしらやっているときに、
合格発表の張り紙が張ってあるところで二人で抱きついて喜んでいたらしい.....

後から修正するかも知れん。

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