私が参加している大阪中小企業家同友会の東住吉・阿倍野支部7月例会に
   
   おいて、「税理士さんって選べるの?脱サラ税理士が目指したものは日本
   
   一親切な会計事務所」というテーマで講演をさせて頂きました。
   

   前半では自分がNTTを退職して会計事務所に転職、税理士の勉強をスタ
   
   ートしたものの、勉強と仕事の両立に悩み、挫折しそうになったことなど
   
   あまり人に言いたくはなかった部分も含めて、赤裸に報告しました。後半
   
   では「税理士のサービス」について事前に支部の皆さんにお願いしたアン
   
   ケートに基づき、経営者が税理士に期待しているサービスや今後目指した
   
   い事務所の方向性などについて報告させてもらいました。


   今回一番思ったのは、自分の専門分野について、専門外の人にわかりやす

   く説明することのむづかしさです。異業種の会合では、同じ業界の人間な
  
   ら常識と思われることも一から説明しなければ、相手に理解してもらえま
  
   せん。そして、更に他の事務所とはどこが違うかという点もわかりやく説
  
   明していく必要があります。事業をやっていく上で本来は一番大事なPR
  
   技術が不足していることを痛感しました。同時に今後、どういう点をクラ
  
   イアントさんにアピールしていけばいいのか真剣に考えるきっかけになり
  
   ました。

   
   「例会報告は、報告者が一番勉強になるよ。」と聞かされていましたが、

   本当にそのとおりだと思いました。報告前の最後の数日は実務の方は手に
   
   つきませんでしたが、事務所としての個性や今後の方向性を考える上で、

   本当にいい経験をさせてもらいました。今回の経験を踏まえて、数年後に
 
   改めて「当事務所はここまで進化しました。」と胸を張って報告出来るよ

   うにしたいです。
  
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