白磁のどうぶつえん/アトリエ やま
作品について
2006年から、動物をテーマとしておきものをつくっています。
作品は、「モダンで品格のある美しい形」を目指していますが、
なによりモダンな中にもユーモアや、やさしさを感じさせる“自分らしい”作品を創りたいと願っています。
作品の特徴

材質は、有田焼や波佐見焼など、肥前の磁器製品に用いられる純白の天草陶土を使用しています。
特に、無釉作品は最上級の「特上陶土」を用いています。
成形は、原型や型を石膏で作り、「鋳込み」という成形方法で作っています。
仕上げは、美しい形を得るために、削りを丁寧におこなっています。
特に、無釉作品は生地,素焼き,本焼きの3回、表面を時間をかけて磨きます。
作品は、1,300℃の高温(本焼き)で焼成していますので非常に硬く焼きしまっています。
白釉と無釉について

作品には、同一の動物で白釉と無釉の2タイプがあります。
白釉 無釉
《白釉》 《無釉》
白釉とは、白くてツヤのある作品のこと。「つや有り」で、釉薬(白釉)を施した一般的な磁器の作品です。
絵付けは「呉須」と呼ばれる下絵具(青色)で施しています。
無釉とは、釉薬の掛かっていない作品のこと。「ツヤ無し」で、釉薬を施さず素地を丹念に磨いたもので、光沢が無くやわらかく、上品な肌合いを有する独特な作品です。
絵付けは黒色の下絵具で施しています。
作品の裏名について

全ての作品には、写真のような裏名を施しています。(“やま”の y )
“やま”のy