作品の特徴 | |
◎ | 材質は、有田焼や波佐見焼など、肥前の磁器製品に用いられる純白の天草陶土を使用しています。 特に、無釉作品は最上級の「特上陶土」を用いています。 |
◎ | 成形は、原型や型を石膏で作り、「鋳込み」という成形方法で作っています。 |
◎ | 仕上げは、美しい形を得るために、削りを丁寧におこなっています。
特に、無釉作品は生地,素焼き,本焼きの3回、表面を時間をかけて磨きます。 |
◎ | 作品は、1,300℃の高温(本焼き)で焼成していますので非常に硬く焼きしまっています。 |
白釉と無釉について | |||
作品には、同一の動物で白釉と無釉の2タイプがあります。 | |||
《白釉》 | 《無釉》 | ||
白釉とは、白くてツヤのある作品のこと。「つや有り」で、釉薬(白釉)を施した一般的な磁器の作品です。 絵付けは「呉須」と呼ばれる下絵具(青色)で施しています。 |
無釉とは、釉薬の掛かっていない作品のこと。「ツヤ無し」で、釉薬を施さず素地を丹念に磨いたもので、光沢が無くやわらかく、上品な肌合いを有する独特な作品です。 絵付けは黒色の下絵具で施しています。 |
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作品の裏名について |
全ての作品には、写真のような裏名を施しています。(“やま”の y ) |