1.設計者を選ぶ時
設計を依頼するということは、一般の買い物とは「チョット」違います。買い物では、あれこれと品定めをし、品質と価格とを見極め、その結果料金を支払えば良いのです。
建築の設計は違います。まだ「形」とならず(たとえ図面が出来ていても)品定めのしようが無い物にお金を払わなければなりません。
では一体何を基準にしたら良いのでしょうか?
その時の判断基準は、設計者本人の「人となり」です。一生懸命やってくれるか、やる気があるか、・・・・etc
それ位しか頼りになるものは有りません。素質、やる気、考え方、・・・それらが一番のポイントです。もちろん経験も大切ですが決定的な決め手にはなりません。
また、依頼者と設計者との信頼関係も大切です。
2.仕事の進め方
依頼者との意見交換を行う為、お宅に伺ったり、仕事振りを見学したり・・・・あの手、この手でもってあなたを理解しようとします。具体的な希望があればそれも参考にします。
その結課いくつかの「案」を出します。・・・・・・・・・・(基本設計)
大筋が了承されれば、具体的な設計に入ります。予算に合わせた「仕様」決定、構造設計、細部の設計、設備設計・・・(実施設計)
設計が完了すると発注作業を行います。見積もりを取り、予算内に収まるよう色々と交渉を行います。(ギリギリの中で仕事を進める場合が多いので、多くの場合予算を超過した見積もりが出てきます・・・・・・頭を痛める部分です。)
ようやくまとまり、めでたく着工となる訳です。(建築確認申請の手続きを済ませてから)
作業が始まりますと、現場での確認、検査等で忙しくなります。・・・・・(監理)
いよいよ完成です。検査をし、引渡しです。これで、あなたの物になる訳です。
引き渡した後も頭から離れません、嫁に出した親の心境です。
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3.設計監理報酬については次のようになっています。尚各コース共、建物の規模等により巾が有りますので詳細は基本設計の前に報酬金額を提示させて頂きます。
松コース 工事費の8%を基準とする 図面(A2サイズ)40枚程度 模型1点 CGパース2点
現場監理20回程度竹コース 工事費の6%を基準とする 図面(A2サイズ)30枚程度 CGパース1点
現場監理15回程度梅コ−ス 工事費の4%を基準とする
(主に共同住宅に適用)詳細は見積書による LCコース 検討中 検討中