Web版「私の 観察ノート」


2004年発行予定 私家版

データベース本体へは、打ち込みすら未完了。ましてや編集作業など、未整理で手もつけていません。とい う訳で、未整理標本箱を貼り付けておきます。


2004年発行予定 私家版 「はじめに」

2004年版の元となったデータベース本体には、新たに[1/20万図幅名]、[1/25000図幅名]、対象図幅(1/25000 図をさらに4分割した画面)にジャンプできる[URL]、そしてこの[座標]といったフィールドを追加して います。このWeb上で公開する2004年版では、[座標]の一部を記入することにしました。

HTML表の座標欄に記入した緯度経度は、国土地理院のウェブサイトで試験公開中(2003年12月現在)の「地 形図閲覧システム」からの引用です。従って先に、この数値を得た方法を述べておきます。
先ず、どのようにして緯度経度を表示させたかというと、国土地理院のウェブサイトで公開されている 1/25000地形図の画面内において、『私の判断』で採集観察地点と特定した場所に、マウスのポインタを 移動し、そこをクリックします。こうすると指定した点の緯度経度が即座に表示されますので、この値を 座標欄に記入しました。

この緯度経度は国土地理院側からウェブ上で表示してくるものであり、世界測地系に基づくものとされて いますが、その値は国土地理院が開発した変換パラメーターTKY2WGSにより計算上導き出されたものであ って、GPS等で用いられているWGS84座標系の値と完全に一致するものではありません。
座標を最も正確に表示する為には、JGD2000測地系に基づいて緯度経度を表示すべきであると考えていま すが、現在のところ、この測地系に対応した地図ソフトが一般的ではない為、前述のように国土地理院側か らウェブ上で与えられる緯度経度を用いることにしました。

言うまでもないことですが、ここでいう座標とは本来、地球上の『点』を表すべきものであります。ところ がその『点』を決定したのが、私の主観であることから、その曖昧さを表現すべきであると考え、ある程度 の幅を持たせるように範囲を指定することにしました。
先ず、一点しか座標の表示をしていない場合は、採集観察した『点』の曖昧さにランク付けをしています。 どういうことかと言うと、表示した座標を中心に半径で25m、125m、250mの3種に分けて表現することに しました。この25m、125m、250mの根拠ですが、

25m≒地形図上の1o≒緯度経度の1秒弱
125m≒地形図上の5o≒緯度経度の4秒
250m≒地形図上の10o≒緯度経度の8秒

といったものであり、かなり大雑把なランク分けであることを、お含みおきください。
次に、二点の座標を表記しているデータがあります(すいません、Web版ではほとんど一点だけです)。これ は河川に沿った道路とか河川敷での探索や、林道あるいは登山道から離れることなくこれに沿って探索し た場合のように、線的に二点間を移動し、しかもその行動軌跡が地形図上で簡単に辿れるときにはこの表 現になっています。
あと、採集観察したのが、かなり以前である等の理由から正確な採集観察地点を思い出せない場合(昔のデ ータにも何とか座標を入れたいもので…)と、探索した範囲が面的に広範囲に及ぶ等の理由で座標を記入 することにより、かえって混乱を招くのではないかと考えた場合は、座標を記入せず、この旨の記入にとど めています。

また、「null-1」等の使用しているネガティヴデータの場合分けや、下見の場合分けの定義は、拠ア研出版 発行2002年版と同じです。

未だデータベース本体への打ち込みが、完了しておりません。とりあえずUPできている分までをご覧くだ さい。打ち込み次第順次UPする予定です。


2004年発行予定 私家版 年月日順ソート済 みデータ

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