例によってポイントを知らず、1/2.5万地形図と、記録の発表されている字名からの探索です。 「この辺りなら、どこにでも居るやろ」 と、けっこうナメて友人と出発しました。最初に狙いをつけた場所は、行ってみるとかなりの残雪です。 陽の良くあたる部分の雪は溶け、カンアオイも生えているので、生息しているだろうとの予測はできました が、いかんせん、メインの発生地とおぼしき場所には未だたっぷりと雪が残っています。 「これはいかんな、もっと標高を下げるか…。そういえば、金沢周辺は竹藪がポイントになると、なんかに 書いてあったな。」 と思いながら下の方を眺めていると、横に居る友人が、指差して、 「あこら、あたり、ええんとちゃうか」 ということで、その場所に行ってみました。車から降りるとすぐにギフチョウが前を横切り、正解です。近く に手入れの行き届いた竹薮もあり、その中をギフチョウが飛びます。 京都の感覚では考えられないことですが、ここらでは「本当に竹薮がポイントなんや」と二人で納得し、 とっても採集し易い(なんせ竹薮の手入れが良いので見通し良好のうえ、歩き易い)ギフチョウを楽しみま した。 |