クマと遭遇、祐延ギフ

表面

この日は大多和峠のかなり手前、崩れ谷付近に車を停め、そこから自転車で祐延湖へ到達しました。本来 の目的地は東笠山山頂だったのですが、登り口を見つけることができず、強引な藪漕ぎで登ろうとした ところ、両足の筋肉が、攣った状態となり、登頂を断念。早い目に戻って、折立の真川の河原でクモツキで も探そうと、自転車を押して、祐延峠に向かっておりました。
すると、約15m先の道路法面上に何やらうごめくケモノ…。そう、ツキノワグマです。こんなに接近するま で、お互がその存在に気付かなかったのは、私が俯きかげんで自転車を押していた為、私の視線は下方で、 なおかつザックに付けていたクマ鈴は、上半身があまり動かないので、鳴っていなかったのです。
けど、私の存在に気付いてからのクマは、それはそれはすごい速さで斜面を駆け上がって行きました。それ にしてもクマがあんなに速いとは…。
逃げても絶対無駄だということを悟りました。