採集時、普通に立って、普通の速度で歩いていたのでは、見えないのです。中腰になり、ゆっくり歩き、地面 を凝視するようにしないと見えてきません。 同所的に見られるシルビアシジミの最小個体と本種の最大個体は、大きさだけなら一緒なのですが、本種 の方がより背景に巧くとけ込み、飛んでいても全く目立たないのです。
ここに貼り付けた個体は、今回採集した20頭のなかで、中ぐらいの大きさです。 最小の個体はアバウトな表現で恐縮ですが、これより二まわりほど小さいです。従って、お見せできるレ ベルの展翅には仕上がりませんでした。