ホソバセセリは変化なし?

表面

珍な雰囲気を醸しだしているセセリですが、京都市周辺でも7月上旬ならば、樹林周辺の明るい草地で見る ことができます。

同じ樹林周辺に棲むセセリとしてもう一種、ミヤマセセリというのが居りますが、こちらの方は最近その 数を減じてきているのに対し、本種は昔から変わらずに居るような気がします。

表展翅の標本しか見当たらなかったので、ここでは表面しか見ていただけませんが、本種は裏面がなかな か渋くてカッコイイ。
今年(2004年)も某所でクロシジミを探索していると、本種がたくさんおったので、思わず採って裏展翅 にしました。