2006年の近況集05

  • 2006年04月11日
     昨日からの続きです。
     それにしても名古屋圏と言うのか、この付近の開発のテンポの速さには驚かされます。
     少なくとも最新の1/25000の地形図に、地形を変えてしまう程の大土木工事の結果であ る高速道路の描画が間に合わないのですから…。これからは道路公団(いや、もう存在し ていないのか?)のホームページを確認してから、ポイントの選定及び推理をしなければ ならないようです。

  • レタッチソフト,Adobe Photoshop Elements 2.0 レタッチ状態,540×360ピクセル 19.6KBにリサイズ(【Web用に保存】からJPEG標準画質40%を選択)  使用レンズ,Tokina EMZ M100 AF (100mm F3.5 MACRO) 種類,JPEG イメージ (JPG) サイズ,"1.10 MB (1,157,649 バイト)"画像情報,2400 x 1600 ドット 24 ビット 機種,PENTAX *ist DS 横解像度,72.0 縦解像度,72.0 解像度単位,dpi 作成ソフト,*ist DS Ver 1.02 露出時間(秒),1/125 F値,7.10 露出プログラム,絞り優先AE ISO感度,200 撮影日時,2006/04/09 12:37:45 露出補正量(EV),0 測光方式,中央重点平均測光 フラッシュ,使用せず / 常時オフ 焦点距離(mm),100.0 色空間情報,sRGB カスタム画像処理,なし 露出モード,自動 ホワイトバランス,自動 "焦点距離(mm, 35mmフィルム換算)",150 撮影モード,標準 コントラスト,ノーマル 色の濃さ(彩度),ノーマル シャープネス,ハード 被写体距離,マクロ

    ↑はご存知、トラフシジミ。
     04月09日に岐阜県関市のギフチョウポイントでの撮影です。
     この個体、飛翔中は大きなコツバメだと思って追いかけ、よく見ると本種でした。トラフ シジミって、思っているよりも早い時期に出現しますね。
     本来ならギフチョウの生態画像を貼り付けるのがスジでしょうが、私はどうしてもカメラ よりネットです。

  • 2006年04月12日
     この04月09日は、同じく関市(元からの)の高速道路が通っていない場所で漆雄を採集 し、旧武儀郡武芸川町(現関市)で×雄の採集でした。結局、トータルで・雄以上の数にな り、まあ、この辺りでは妥当なところでしょう。
     このように、採集はそこそこ可能だったのですが、一緒に行ったPekeyama氏(最近は採集 せず、生態写真一本)にとってはストレスの溜まる結果となりました。
     何故なら、あまり個体数が多くないのに加えて、ポイントとなる場所が尾根筋であった為 、なかなか良い絵が撮れなかったようです。
     この美濃地方の低山地は、ギフチョウが元々多かったので、今でも見られるのでしょうが 、生息環境は日本海側に比べると良くありませんね。近いうちに見られなくなる産地が増え るだろうと思っています。

  • 2006年04月14日
     天気が悪いですね。
     今日はホンの少しでも晴れ間が出ないものか?と期待していたのですが、全くダメ。条件 が揃えば、近場のポイントに行ってみようと軽トラにネットを積み、構えてはいたのですが、 行く気になる天気にはなりませんでした。
     今週の平日はず〜っとお天気NGで、週末も悪そうです。回復するとすれば西の方ですが、 あまり期待しない方が良さそうな雰囲気です。

  • 2006年04月17日
     よく見ると、04月12日から更新がありませんでした。14日付けで文章は書いていたのです がUPするのを忘れていたようです。
     ところで昨日、04月16日の日曜日は山口県で採集行動をしておりました。詳しく?は、ま た明日書きます。

  • 2006年04月18日
    ←高速道路走行中の画像です。このアングル、しまびとさんのブログで見て、いつか私もマネ してやろうと思っておりました。お許しを。
     ご覧のように西の方に行っておりました。
     15日の土曜日は早い目に仕事を終えて、京都を出発。滝野社ICから中国道に乗り西へ向か います。ところが、ひたすら高速道路を走り続ける訳ではなく、一旦、津山ICで降り、ゲート を通過した後、もう一度高速道路に戻ります。そう、滝野社IC→津山IC間は100km以下なので 『通勤割引50%OFF』の適用を受ける為です。
     激しく降る雨の中、21:30に今日の就寝ポイントである本村PAに到着です。いつもなら、す ぐに後部座席に移動することができるのですが、念のため(林道のゲート閉鎖に備えて)自 転車を積んでおったので、これを降ろさねばなりません。雨が激しかったので、この短い間で もけっこう濡れてしまい、チョッといやな気分。
     翌朝も朝の通勤割引適用を受けるため、わざわざ某ICで降乗し、目的のICから降りたのが 8:00過ぎでした。これで、【夕方の通勤割引→深夜割引→朝の通勤割引】の完結です。私、結 構しょーもない事にエネルギーを注ぐ性格です。

  • 2006年04月19日
     先ほど通行料金の件で、重大な事実が判明しました。ハイウエイナビゲーターのページで 検索をかけてみたところ、
    【通しの深夜割引適用金額】=【夕方の通勤割引→深夜割引→朝の通勤割引】
    だそうです…。あの努力はなんだったのでしょうか。次回からは【通しの深夜割引】で行 くことにしましょう。
     さて、目的地へと続く林道には心配していたゲートもなく、アッサリと進入できたのです が、この林道、路面が大荒れでした。いつもは「転回できなくても最悪バックで戻ればエエ わ」と考えて、行ける所まで進むのですが、ここまで深い轍と穴ボコがある道をバックで 戻るのはしんどそう。そんなことをすると、首と左右の足が攣るに違いありません。(私の クルマ、マニュアルなんです)そこで、地図上の林道終点のかなり手前、路肩が広くなった 場所で駐車し、残りは歩くことにしました。
     この林道沿いでカンアオイでも生えていれば、歩いていても楽しいのですが、全く見当た りません。歩いていてもダルイだけです。そしてようやく「ここまでは林道を進もう」と思 っていた地点に到着しました。
     ところがと言うか、事前の予想通り、目的の尾根へと至る登山道はありませんでした。例 によって、藪漕ぎ直登ですね。
     で、強引によじ登ってみると、「なぁ〜んや、キレイな小径があるやん…」まっ、よくある ことです。

  • 2006年04月20日
     頂上まで登ってみると、けっこう広くて明るく、どう見ても良いと言うか、ベストポイン トです。ここなら、数頭は確実に採れるでしょう。
     ところが、寒い。おまけに強風で、雲も出てきました。「これは、天気ハマリもあり得るで」 と思っていたところへ、呑むさん からメール。出動されている某ポイントでは[気温は低いものの、良い天気]だそうです。なら ば距離はあまり離れていないので、ここもそのうち晴れて来るだろうと期待しつつウロウロ (じっとしていると寒いので歩いて身体を温める)するのですが、一向に晴れてきません。 「アカンなぁ〜」と空を見上げていると、携帯に着信。T先輩からです。
    「広島も天気悪いわぁ〜」
    「こっちも全然あきまへん。曇りでこの気温と強風では、しゃーないですわ」
    というような会話が交わされたのが11:23、時間切れが迫ってきました。
     さりとて転戦するにも中途半端な時間です。今日はこのポイントで、お天気と心中しよう! とココロに決めた頃から、徐々に天気が回復してきました。
     そしてこの日最初の1頭目が採れたのが12:40頃。普通なら、リリースするような激しく 破損していた個体だったのですが、この1雄しか出てこない可能性も棄てきれなかったので 三角紙に包みました。
     このすぐあとに一名、蝶屋さんが登って来られました。だんだん近づいて来られると、どう やら見覚えのあるお顔、そう、年に一回は日本のどこかで必ずお会いする しまびとさんです。
    「いや〜、お久し振り。また会いましたねぇ」
    「ホント、それにしても、今年は会う時期がチョッと早いかなぁ」
    などと談笑していると、ギフチョウの影がチラリ。これをきっかけに、お互い別々の場所に移 動し、それぞれ成果があったようです。
     結局この日の私の成果は☆雄のお持ち帰りで、撮影はゼロ。採る気満々なので、カメラは 持っていても出番はありませんでした。

  • 2006年04月22日
     後日判ったのですが、中国道の本村PAでは、私の後からT先輩が来られたそうです。お互 いにその存在を気付かずに、ここで寝ていたようです。そういえば先々週は、これまた先輩 である呑むさんも、山口県内のSAでYさんとお互い気付かずに、すぐ傍で寝ていたとか…。
     高速道路のSAやPA、それから道の駅では蝶屋さんのニアミスが、あいついでいるようで す。
     さて、今週の前半、月〜水まで良いお天気でした。例によって私、ちょこっと仕事をナニ して近場のフィールドに出向いておりました。
     結果を簡単に書いておきましょう。
     04月17日(月):去年見つけた某所のポイントで□雄の採集と他に1頭目撃。
     04月18日(火):最近毎年行っているポイントで☆雄○雌採集・1雄リリース・2頭目撃。
     04月19日(水):左京区でnull・目撃も無し。
     この左京区のnullがとってもいやな感じです。この日は、基本的曇りですが時々日照は ありましたし、気温も約20℃。そして私の判断では生息環境良好です。なのに、ギフチョウ は見られない…。
     この左京区のポイント、これで2年続けて見る事ができていません。

  • 2006年04月24日
     天気予報のウ・ソ・ツ・キ…。
     「一部で朝の間は雨が残るでしょう」これは許そう、その『一部』の地域にタマタマ 入っていたのだろうと。それでも、お昼頃からは全ての地域で晴れるというような、言い 回しだったのに。
     朝からず〜ッと、お空は曇ったまま。ようやく明るくなってきたのは14:25頃からでし た。けれどもスカッと晴れるのではなく、日差しは5分も持続せず、すぐに陰ってしまいま す。皮肉な事に、キレイに晴れたのは時間切れの16:00頃からでした。
     それでも、なんとかnull神憑きからは免れ、激しく汚損するでもなく、かと言って新鮮 でもない、ごく普通の交尾済み1雌のみをお持ち帰り。
     ガソリン約60Lと高速代が虚しい、所謂、お天気ハマリの04月23日(日)でした。

  • 2006年04月25日
     日曜日に不本意な結果に終わると、その反動で月曜日にもネットを握り締め、どこぞ の尾根に佇みたくなる…。
     という訳で昨日も現場から現場への移動途中に、チョッとだけ某所をのぞいてきまし た。
     今年はオフシーズンに、ほとんど下見ができていないので、既知のポイントに行くとい うブサイクな行為になってしまいました。既知のポイントとは言っても、全く同じ所で採 るばかりではなく、「ここに居てるんやったら、あそこにもおるやろ」ということで、少 しではありますが、チャレンジャーしてきました。(言い訳がましいか?)
     急斜面をガッガッと登り、尾根をテケテケと歩き、明るい瘤に到達すると、ギフチョウ がヒラヒラと舞っておりました。
     この個体を採集し、また一つ市町村ラベルを増やす事ができました。と言っても、2006 年01月01日に合併し、新たな市になったからであって、旧町名であるM山町ラベルは既に 持っておったのですが…。