2007年の近況集01

  • 2007年01月03日
     遅ればせながら、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致 します。

     現状、完全なシーズンオフで、下見にも行っておりません。身体がなまるので、 行きたい気持ちはイ〜っぱいあるのですが、6歳になる娘にお付き合いさせてい ただいております。しかし、6歳にもなると、私の言動の矛盾点をついてくるとこ ろが少々にくたらしい、
    「腰が痛いから、お父さんもう走れへんわ」
    と言うと、
    「なんでェ?蝶々のときは『ぜえーんぜえーん疲れてへん』って言うてるくせ に!」
    うん、確かに4月〜11月までは「疲れてなんかいるものかっ!」と毎日叫んでま すからね…。

     まあ、「遊んでッ」と言ってくれるのも、あと数年です。この冬、3月まではお 付き合いさせていただきましょう。

  • 2007年01月05日
     今日から仕事です。
     今年のお正月休み4日間は近所の寺社へ初詣に出かけたくらいで、ほとんど何 もせず、体内のアルコール滞在時間がけっこう長ごうございました。
     アルコールを摂取して標本をなぶったり、PCに向かうとロクことがないので、 新規の標本撮影もしておりません。そこで今日は、展翅を外すと同時に撮影し、 [ふしみやDB]に取り込んでおいた画像をUPしておきましょう。
     2005年採集の京都市右京区産ギフチョウ6個体です。下のギフチョウをクリッ クしてお入りください。

  • 2007年01月08日
     明日から本格的に仕事です。
     いつものことですが、フィールドに出ないとネタってないもんですね。仕方が ないのでギフチョウの画像でもUPしておきましょう。

     ↑は例によって、かなり前に作っていたのにUPするのを忘れていたモノ。濃い 〜ィ色付けがいやらしいのですが、撮り直すのもめんどうだし、そのままUPです。
     トップページの戻っていただき、下部のギフチョウをクリックし、[福井県産ギフチョウ6]のページで大画 像をご覧いただけます。

  • 2007年01月11日

     何時から鳥屋になったんだ?と言われそうですね。
     今年最初の生態画像は鳥さんになってしまいました。
     種名はジョウビタキの雌でイイと思います。
     撮った場所は、京都市左京区。ナイショのキマリンポイントに行く途中の某所 です。昨日(01月10日)の集金に出たついでに撮ってきました。
     ところで、何故、鳥なのかと言うと、昨年の11月頃からハマリ込んだ「レンズ沼 」から取り出した1本…、ヤフオクでの

    落札金額1300円也、COSINA製200o F4の望遠レンズ。今使わないと使う時がなか ろうということで、対象は当然のことながら、鳥さんとなりました。
     200oという事は、35oフィルムカメラ換算で約320oの望遠レンズになります 。こんなに長い焦点距離のレンズで手持撮影するのですから、手ブレ画像の山を 築いてしまいました。この2枚は最もマシに写っているものです。
     マシに写っているとは言っても、トリミング等、思いっきり画像編集していま す。にわか鳥屋ですから、この程度でしょう。
     しかし、このジョウビタキさん、けっこうカワイイですな。今度は本種の雄とか ルリビタキ、ウソなんかを撮ってみたいな。

  • 2007年01月14日
     先日は鳥さんをUPしましたが、私はマチガイナク蝶屋なので、今日はきっちり 蝶をUPしておきましょう。
     「またかいな…」
     と言われそうですが、ギフチョウ6個体です。
     今回UPするモノは、かなり以前に撮影・画像編集だけはしておいて、添える文章 を書かずに放ったらかしにしておりました。
     2000年採集の新潟県東蒲原郡鹿瀬町産のギフチョウ6個体になります。トップページのギ フチョウをクリックしてお入りください。

  • 2007年01月16日

     鳥屋じゃないんですけど、ネタがないので鳥さんです。
     14日の日曜日は嫁さんと娘をイベント会場(京都会館)に送って行き、再び 迎えに行くまでの間、左京区蹴上のキマリン・ポイント周辺でお散歩しておりま した。これはそのときに撮影したもの。メジロですな。
     他にヤマガラ、シジュウカラ、コゲラなんかも居たのですが、全く撮らせてくれ ませんでした。かろうじて撮らせてくれたのはこの個体だけ。とっても良い子で す。

     それにしても、主たる被写体のメジロでさえあまりまともに写っていない上に 、背景のネットフェンスが、なんとも嫌な感じです。
     どーも私には、撮影に対するセンスがないようです。

     この日のお散歩、一番最後に訪れたのは疏水記念館(正式名称は忘れました) でした。ここで琵琶湖疏水建設中の明治時代の白黒写真が展示してあったのです が、これを見ると現在の山科区御陵〜四ノ宮間の山側が、今とはかなり異なって いることに気付きました。
     何処が違うかと言うと、斜面のかなり広い部分で、地肌が見えているのです。現 在の疏水縁の山側は、きっちりと樹林に覆われ、地肌の露出している場所は全く 見られません。
     で、何が言いたいのかというと、ウラナミジャノメはもしかすると荒れた環境 が、かなりお好きなのじゃないかとフト思ったんです。

     ウロ憶えなのですが、ある人からお聞きしたところによると、1960年代までは 山科区四ノ宮の疏水縁にウラナミジャノメが生息していたそうです。
     このウラナミジャノメ、最近発見された滋賀県の個体群も、地肌の見える斜面 付近に生息しています。また兵庫県の加西市や加古川市でも、一般的には荒地と 言える場所に生息しています。そしてこの近所、宇治市の生息地も若いクロマツ が生える荒地に生息していました。

     ウラナミジャノメって、一旦地肌が露わになるまで荒れた土地の「回復過程 の環境」が好きな種類なのかなぁ?と、明治時代の白黒写真を見て思った日曜 日でした。

  • 2007年01月18日
     素直に申し上げましょう。ネタがありません。
     こういうときは、ヘタな鳥さん画像などでごまかさず、[たわごと解説付き画 像]です。
     今日は、与那国島産ナミエシロチョウをUPしておきました。トップページの表、[たわごと 解説付き画像14]からお入りください

  • 2007年01月20日

     画像は集金からの帰路、加茂川で撮ってきたジョウビタキの雄。約10日前から の小さな目標達成です。  例によって、写りはイマイチですが、1300円の200o望遠レンズを使い、露出・ ピント等の全てがマニュアル設定。しかも撮影者は似非鳥屋の私ですから、まぁ こんなもんでしょう。
     しかし、狙いの対象種をファインダーに入れ、シャッターを切るという行為は 蝶をネットに入れる事とよく似ています。けっこう面白いですな。

     今日は、先日UPした与那国島産のナミエシロチョウの画像が、あまりにも濃い 色付けだったので、撮り直しの上、改めてUPしておきました。

  • 2007年01月22日
     二日酔いです。今日の午前中はとてもしんどかった。
     昨日の日曜日、12:40頃から始めて延々と21:30頃(だと思う)まで呑み続けて いたのですから、まぁ二日酔いにもなりますわな。このときの様子は、このページ にお立ち寄りくださっているほとんど方が、チェックさているであろう各ブログ でUPされる予定です。
     う〜んと、やっぱり未だしんどいな…。この時刻になってもスッキリ回復し ないなんて、トシだということなのでしょう。

  • 2007年01月23日
     二日酔いオヤヂのページから脱出し、蝶のページに戻しましょう。
     とは言っても新ネタはないので、以前に書いていた[たわごと解説付き画像] のUPしかできません。
     今日は石垣島産スミナガシをUPしておきました。下の[たわごと解説付き画像 13]からお入りください。

  • 2007年01月25日

    ←は今日、顧問税理士さんの事務所へ行った帰り道、京都御所で写してきた紅梅 です。画像が無いと、なんか寂しいので貼っておきました。

     え〜っと、ネタがないので今日はギフチョウ画像です。
     今回のは、最近の撮影になります。背景の布は、PC周辺の小物を売っているコー ナーで見つけた品物。液晶画面を拭く為の布です。
     色と表面の感じは、私が求めている物に近く、「やっとエエもんが見つかった」 と喜んで使ってみたのですが、いかんせん「針が刺さらへんやんか〜」
     いや、かなり力を入れると何とか刺さらんでもないのですが、1号針では曲がっ てしまいそうです。この布、どんな織り方をしてるんやろ?

  • 2007年01月28日
     早朝から[ふしみやDB2006]の打ち込みをしておったのですが、飽きてきまし た。こちらの更新に逃避です。

     久し振りにシーズンオフの恒例、「こんな所も探しています。けど、やっぱり居 ません」です。
     ここは京都市北区の某所。探している対象種は勿論キマリンです。
     耕作地の縁に良さそうなサクラが数本。しかもアスファルト道路を挟み耕作地 の反対側は民家が1軒在るとはいえ、山が迫っています。また地図上の直線距離で ***m以内にけっこう個体数の多い産地もあるので、必ず居るだろうと思い、成虫 のシーズンにやってみたのですが、見られませんでした。
     場所的に良い条件が揃っていても、荒地的環境が付近に無い事が、キマリンの お気に召さなかった原因の一つでしょう。