2008年の近況集01

  • 2008年01月02日
     今さらながらではございますが、あけましておめでとうございます。

     画像は昨日(01月01日)、初詣に行ってきた平野神社です。この時期に咲く 品種なのでしょう、サクラの花。けど、チョッと寒そう。

     この神社でお願いすると、今年もキマダラルリツバメの豊作、間違いなし!か な…。

  • 2008年01月04日
     この正月休みは、ここまで全く手をつけていなかった[ふしみやDB2007年版] の打ち込みをやろうと決意して、採集・観察ノートをモニター画面の横に立てて はみたものの、某SNSに入り浸ってしまい、なかなか進まない…。

     こういうものを作ってしまわれると、オモシロ過ぎて何も出来ない、じゃーア リマセンカッ!
     暫く入場は控えておきましょう。(去年まではどっぷり浸かってて、本格稼動 になってからは入らへんのかい!って…)

  • 2008年01月06日
     昨日、久々にフィールドをウロウロしてきました。行ってきたのは、平安時代か ら野辺送りの地として知られる東山の清水寺南方の山です。

     現代でもこの辺りに京都市の中央斎場があることから、今の皆さんにも、忌む べき土地との感覚があるようで、誰もがあまり近づかないように思います。
     ならば、良い環境があったとしても、知られていないだけなのだろうと考え、山 科区側から中央斎場を目指して登ろうとしたのですが、流石に登り口がありませ ん。(おそらく見つけられなかったというよりも無いのだと思う)
     何とか国道1号に近い所から登り始めたのですが、すぐに踏み跡もなくなり、ヤ ブ漕ぎになりました。京都市近郊の山々では、たいてい多過ぎる位の小径がある ものなのですが、皆さん入りたくないのでしょうね、ここには小径が全くありま せん。

     そして、目的のカンアオイも全く見られず、なおかつ山林自体も暗く荒れてお り、ギフチョウが生息しているような雰囲気は皆無でした。

  • 2008年01月08日
     01月05日の行動、続きです。

     突然ですが、清水寺。あまりにも有名な清水の舞台です。流石にスゴイ人出でし た。
     もちろん、私は観光に行った訳ではなく、キマリンとギフチョウ、両種の生息可 能性がないものであろうか?という事を確認すべく訪れました。
     こんな超有名観光地でその2種を探そうなんて、正月の酒が未だ残ってんのと ちゃうかぁ?とお思いでしょうが、根拠無く訪れた訳ではありません。
     ネタがないから、もうチョッとひっぱろ〜っと。

  • 2008年01月10日
    ←は清水寺の裏門。ここからの入場は無料ですが、近くに駐車場は無く、公共の交 通機関も通っていません。すいません、そんなことはどうでもよい事ですね。
     わざわざこの画像を貼ったのは、写っているネットフェンスの右側延長上で、 1980年代後半にミヤコアオイを確認しているからなんです。ところが、今回行っ てみると、スギが成長してしまい、林床も暗くなっていたのでミヤコアオイは見 い出せませんでした。また、今回は行きませんでしたが、以前入洛した方々を案内 したとき、境内のなんたらの滝付近でもミヤコアオイを見た記憶があるので、こ の清水寺付近はギフチョウの生息環境として悪くはないとの認識を持ち続けて おりました。
     事実、1970年代の後半に、この境内にて本種を確実に目撃したというお話しを、 目撃した本人からお聞きしたことがあります。また、記録というものにはなって いませんが、「1992年に将軍塚で2雌採集されている」との蝶研採集情報があっ た事も憶えています。
     この将軍塚という場所は、清水寺北方に在るはっきりとした明るい山頂広場に なります。当時、この2雌は放蝶由来であろうとの見解が何かに書かれていたと思 いますが、私は案外天然モノじゃないかと思っており、この2雌のデータが、今回 の探索に至った遠因でもあります。
     で、この辺りでしばらくゴソゴソしたのですが、カンアオイは全く見られず、こ ちらの山林も暗く荒れており、ギフチョウの香りを嗅ぐことはできませんでした。

     ならば、もう一つの対象、キマリンはどうだったかと言うと、
     「う〜ん、居そうな気もする。けど、イマイチのような感じでもあるし…、びみ ょー」
    でございました。

  • 2008年01月13日
     実は、今日の夕方?から宴会があります。
     私、お酒は大好きなのですが、家の外に出て街中のお店でお酒を呑むのは、年に 1回、この集まりだけです。
     で、行くお店は、
    ←ここ。

     何故、行く前からお店のパンフがあるのかと言うと、チョッと前に、嫁さんと長 男を前にして、
     「今度宴会のセッティングをする事になってん。行こうと思てる店を、一度、見 とこかなぁ〜」
    と口を滑らすと、間髪を入れず、
     「そら、絶対に行っとかな、あかんねぇ。しゃーないし、一緒に行ったげるわ」
    ということで、少し前に家族4名で、お食事に行ってきたから手元にあるんです ね。(支払いはワシやもんなぁ…)

     さて、そろそろ福岡から伊丹空港に呑むさん が到着された頃でしょう。
     今日はpekeyama氏が伊丹空港まで 出迎え、クルマで伏見屋までお連れすることになっております。クルマは伏見屋 の駐車場留めで、呑むさん、pekeyamaの両氏は京都市内のホテルでお泊り。 (当家は狭く、物理的にお泊り不能なもので)
     今日は、スゴイことになるんやろうな、きっと…。

  • 2008年01月15日
     01月04日以降は何とか、[ふしみやDB2007年版]の打ち込みをやっておるのです が、遅々として進みません。(SNSってやつ、どうもアレはクセなる…、やっぱ毎日 最低1回はアクセスしております)
     この時期になると毎年愚痴っていますね。今さらながら、1レコードにあんなに 沢山の情報を取り込むんじゃなかった…。ファイルメーカー・プロ4.1ではインポ ートで取り込めるグラフィック(.jpg)は、重さのみならず、ピクセルサイズま で制限があるので、画像加工がホントに大変、肩が凝ってしかたがありません。

     ということで、自分のHPの更新へ逃避です。
     今日は広島県東広島市のギフチョウ4個体をUPしておきました。下のギフチョ ウをクリックしてお入りください。

  • 2008年01月17日

     昨日は左京区岩倉に用事があったので、チョッと足を延ばし、キマリンで有名 な左京区八瀬に行ってみました。
     大規模な工事も終わったことから、周囲も落ち着きを取り戻し、ゆっくりとそ の状況を見られるだろうとの判断で行ってみた訳です。そして、その状態は↑の ような感じでした。
     確かに工事は終了し、静かになっていたのですが、これではあきませんな。
     発生木と推定されるサクラは何本か残っており、案外しぶといキマのことなの で、絶ってはいないと思います。
     けど、これではねぇ…。

  • 2008年01月20日
     今日はイマイチの天候の中、午前中だけギフチョウの下見に行ってきました。
     当初の予定では京都府亀岡市の某所に行くハズだったのですが、天気予報に よると、夕方から降雪があり、もしかすると積もるかもしれないということなの で行くのは近場にしておきました。

     行ったのは京都市の市街地から距離的には近いのですが、クルマでその付近 まで入ることが出来ず、そこそこ歩かなければならない場所です。
     暗い谷筋を歩き始めると、点々とミヤコアオイが生えています。居たとしても 暗すぎるので、この谷筋での採集は難しいだろうと考え、発生があった場合のポ イントになり得るであろう尾根筋まで登ってみました。しかしながら、尾根筋も けっこう暗く、あまり良い雰囲気ではありません。
     辛うじて「居るものであれば、ポイントになるのはココかなぁ」という場所の 画像を上に貼っておきました。けど、「こんな所はポイントとちゃうやろ!」との ご意見がモニターの向こうから聞こえてきそうです。ハイ、私もそう言いたくな ります。
     乾き気味の荒れたマツ林の中、さして明るくもないこんな小瘤にギフチョウ さんがやって来るとは思えませんね。けど、以前、京都府船井郡園部町でチョッ とエエメをしたポイントも、ちょうどこんな感じ。乾き気味のマツ林だからと言 って、必ずしもダメとは言い切れないのがギフチョウのポイント。
     今春、気が付くと、ネットを持ってこの場所に立っているような予感がありま す…。

  • 2008年01月23日
     え〜っと、ネタがありません。
     先ほど気付いたのですが、このHPは2004年01月17日に作成したんですねぇ、も う4年もやっているのか…。この間、3〜4日に1回は何かしら書いているのですか ら、ネタもなくなりますわな。

     ということで、今日はネタのないとき恒例のギフチョウ標本画像です。01月15 日に続き広島県産の5個体。日付は前回と同じ2005年04月17日ですが、広島市の個 体になります。(東広島市のポイントから走って降り、クルマで爆走の後、またま た走るようにして登りました。とーても、しんどかったです。ハイ)

     下のギフチョウをクリックしてお入りいただくか、ここ から直接お跳びください。