2008年の近況集05

  • 2008年03月11日

     南大東島を訪れた目的は、
     ・南大東島ってどんな所なのか、単に行ってみたかった。
     ・とにかく、蝶なら何でもイイので[南大東島ラベル]を自己採集したかった。
     ・あわよくば、南大東島初記録を出したかった。
     ・そして、ハマヤマトシジミ。本種の撮影と採集です。

  • 撮影時の情報  画像の幅 : 3040, 画像の高さ : 2024, 画素のビットの深さ : 12, 圧縮の種類 : PackBits, 画素構成 : CFA, メーカー名 : PENTAX Corporation, 機種 : PENTAX *ist DS, StripOffset : 73728, 画像方向 : 左上, コンポーネント数 : 1, RowsPerStrip : 2024, StripByteCounts : 9229440, 幅の解像度 : 72/1, 高さの解像度 : 72/1, 画像データの並び : 点順次フォーマット, 解像度単位 : インチ, ソフトウェア : *ist DS Ver 2.02, Exif情報オフセット : 342, 露出時間 : 1/160秒, レンズF値 : F13.0, 露出制御モード : 絞り優先AE, ISO感度 : 200, オリジナル撮影日時 : 2008:03:02 09:14:27, 露光補正量 : EV-0.7, 自動露出測光モード : 中央重点測光, フラッシュ : 発光禁止, カメラの内部情報 : CASIO2, Format : 56640Bytes (Offset:722) イメージセンサー方式 :1チップカラーエリアセンサー, ファイルソース : DSC, シーンタイプ : 直接撮影された画像, CFAPattern : 8 Bytes, カスタム画像処理 : 通常処理, 撮影モード : マニュアル, ホワイトバランスモード : オート, レンズの焦点距離(35mm) : 150(mm), シーン撮影タイプ : 標準, コントラスト : 標準, 彩度 : 標準, シャープネス : 標準, 被写体の距離範囲 : マクロ, 画質モード : CCDRAW, 画像サイズ : 3040x2024, フォーカスモード : シングル, カラースペース : sRGB, レンズ情報 : Tokina EMZ M100 AF (100mm F3.5 MACRO)
    現像・レタッチの情報 CCDRAWにて10,530,740 バイト のPEFファイルとして撮影されたものをPENTAX PHOTO Laboratory Ver. 3.10(SILKYPIX版) を使用しカスタムモード(コントラスト・シャープネス・色温度を若干調整)にて現像の後、JPEG最高画質 にて保存。保存されたJPEGイメージのサイズ,"3.26 MB (3,425,975 バイト)"3008x2008ドット24 ビット  横解像度,72.0縦解像度,72.0解像度単位,dpi
    さらにWEBへUPする為、レタッチをしている。
    使用したレタッチソフト:GIMP 2.2.17(フリーソフトです)。 レタッチ状態:720×481ピクセルに縮小。 使用したアンシャープマスクのパラメータ:半径=2.0、量=0.20、しきい値=0。 JPEGとしての保存時に[最適化]と[ベースラインJPEG化]をチェック。品質を80%に設定して82.1KBにリサイズ。 なお、トリミングはしていない。

     今日から数回に分けて、ハマヤマトシジミの生態画像を何枚かUPする予定で す。
     先ずは雄の開翅画像から見ていただきましょう。

     上の画像、近似種との重要な区別点である、雄の翅表らしい「色合い」がなん とか表現できていると思います。
     即ち、ヤマトシジミに比べ、翅全体に占める青色鱗の割合が小さいこと。また、 青色鱗が占める割合としては同等のヒメシルビアシジミに比べ、青色鱗の色調が 紫色に近いことから、この個体がハマヤトシジミだと同定できますね。
     ところで、野外で近似種と区別する場合、この「色合い」が重要な決め手にな ります。特に、最もよく似たヒメシルビアシジミと区別する場合、いちいち裏面黒 斑の位置や数で同定していられませんから。

  • 2008年03月13日

     ハマヤマトシジミ、今日は2パターンの裏面を見ていただきましょう。


  • 撮影時の情報  メーカー名 : RICOH, 機種 : Caplio R7, 画像方向 : 左上, 幅の解像度 : 72/1, 高さの解像度 : 72/1, 解像度単位 : インチ, YCbCrPositioning : 一致, 著作権 : (C) 西口 隆, Exif情報オフセット : 312, PrintIM IFD : 256Bytes, バージョン : 0300, コントラスト : 0 (-128〜127), 明るさ : 0 (-128〜127), カラーバランス : 00 00 00 AC, 彩度 : 00 00 00 00, シャープネス : 00 00 00 00, 露出時間 : 1/470秒, レンズF値 : F3.6, 露出制御モード : プログラムAE, ISO感度 : 100, Exifバージョン : 0221, オリジナル撮影日時 : 2008:03:02 13:03:14, 各コンポーネントの意味 : YCbCr, 画像圧縮率 : 280/100 (bit/pixel), レンズ絞り値 : F3.6, 対象物の明るさ : EV7.6, 露光補正量 : EV0.0, 開放F値 : F3.1, 自動露出測光モード : 分割測光, 光源 : 不明, フラッシュ : 発光禁止, レンズの焦点距離 : 5.40(mm), カメラの内部情報 : RIOCH Caplio Format : 25390Bytes (Offset:766), FlashPixのバージョン : 0100, 色空間情報 : sRGB, 画像幅 : 3264, 画像高さ : 2448, ExifR98拡張情報 : 25836, 撮影モード : オート, ホワイトバランスモード : オート, シーン撮影タイプ : 標準, シャープネス : 標準, データ形式 : Rdc, ファームウェア : Rev0126
    現像・レタッチの情報  元ファイルがJPEGなので現像はしていないがWEBへUPする為、レタッチをしている。
    使用したレタッチソフト:GIMP 2.2.17(フリーソフトです)。 レタッチ状態:トーンカーブを若干調整後 720×560ピクセルに縮小。使用したアンシャープマスクのパラメータ:半径=2.0、量=0.20、しきい値=0。 JPEGとしての保存時に[最適化]と[ベースラインJPEG化]をチェック。品質を80%に設定して70.6KBにリサイズ。 なお、トリミングはしていない。

     この時期に見られるハマヤマトシジミは、↑ような裏面の個体がほとんどです 。ごらんのように、後翅の黒斑はほとんど消え入り、前翅の外縁3列目の黒斑のみ が異様に濃く目立つというチョッと変わった顔をしています。とは言え、本種の 特徴である前翅中室の黒斑と前翅前縁の黒斑もきっちり発現しており、ハマヤマ トシジミであると同定できます。


    撮影時の情報  画像の幅 : 3040, 画像の高さ : 2024, 画素のビットの深さ : 12, 圧縮の種類 : PackBits, 画素構成 : CFA, メーカー名 : PENTAX Corporation, 機種 : PENTAX *ist DS, StripOffset : 73728, 画像方向 : 左上, コンポーネント数 : 1, RowsPerStrip : 2024, StripByteCounts : 9229440, 幅の解像度 : 72/1, 高さの解像度 : 72/1, 画像データの並び : 点順次フォーマット, 解像度単位 : インチ, ソフトウェア : *ist DS Ver 2.02, Exif情報オフセット : 342, 露出時間 : 1/200秒, レンズF値 : F8.0, 露出制御モード : 絞り優先AE, ISO感度 : 200, オリジナル撮影日時 : 2008:03:02 13:15:04, 露光補正量 : EV-0.7, 自動露出測光モード : 中央重点測光, フラッシュ : 発光禁止, カメラの内部情報 : CASIO2 Format : 56640Bytes (Offset:722), イメージセンサー方式 : 1チップカラーエリアセンサー, ファイルソース : DSC, シーンタイプ : 直接撮影された画像, CFAPattern : 8 Bytes, カスタム画像処理 : 通常, 処理撮影モード : マニュアル, ホワイトバランスモード : オート, レンズの焦点距離(35mm) : 150(mm), シーン撮影タイプ : 標準, コントラスト : 標準, 彩度 : 標準, シャープネス : 標準, 被写体の距離範囲 : マクロ, 画質モード : CCDRAW, フォーカスモード : シングル, カラースペース : sRGB, レンズ情報 : Tokina EMZ M100 AF (100mm F3.5 MACRO)
    現像・レタッチの情報 CCDRAWにて10,250,287バイトのPEFファイルとして撮影さ れたものをPENTAX PHOTO Laboratory Ver. 3.10(SILKYPIX版)を使用しカスタムモード (コントラスト・シャープネス・色温度を若干調整)にて現像の後、JPEG最高画質にて保存。保存された JPEGイメージのサイズ,2,330,231 バイト 3008x2008ドット24 ビット 横解像度,72.0縦解像度,72.0解像度単位,dpi
    さらにWEBへUPする為、レタッチをしている。
    使用したレタッチソフト:GIMP 2.2.17(フリーソフトです)。 レタッチ状態:720×481ピクセルに縮小。 使用したアンシャープマスクのパラメータ:半径=2.0、量=0.20、しきい値=0。 JPEGとしての保存時に[最適化]と[ベースラインJPEG化]をチェック。品質を80%に設定して69.7KBにリサイズ。 なお、トリミングはしていない。

     そして、極少数ではありますが、↑のような個体も見られました。このような 個体なら、ハッキリとハマヤマトシジミだと判りますね。
     この裏面のパターンは高温期に出現するものだと理解しておったのですが、 この3月上旬でも見られるんですね。一つお利口さんになりました。

     ところで、『ハマヤマトシジミ』をキーワードにgoogle検索をかけてみると 多数のページがヒットします。しかしながら、そのページにハマヤマトシジミ としてUPされている生態画像の多くがハマヤマトシジミではありません。
     生態画像だけから、本種を含む地這いシジミ3種の同定には、皆さん難儀され ているようですね。