2010年の近況集17

  • 2010年09月27日

     昨日も日本海側の某所へと、シルビアシジミを探しに行っておりましたが、このお話しは今週のネタ。
     この季節になると、フィールドに出る回数が減るので、必然的に少し前のネタで引っ張ることになってしまいます。 ご容赦ください。

     ということで少し前のネタ、中ノ島で泊まった民宿の夕食をUPしておきましょう。
     隠岐名物のサザエが付いてなかったので、一瞬ムッとしたのでですが、よく見るとヒオウギ貝のお造りが付いています。
     これまで二度、隠岐諸島を訪れているのですが、この貝は食べたことがありませんでした。 今回、こうしてお造りで出していただいたので、サザエがなくてもOK、許せます。お味の方も、 ほんのり甘くて美味でございました。
     それにしても焼き物の鯛、この一品はこれまでの三回共、必ず供されました。 きっとこの辺りの名物なんでしょう。この塩焼き鯛、美味しいのですが割箸ではチョッと食べ難い。 先の細いお箸が欲しいところです。
     そーいえば、モズク、烏賊のお造り、海老フライの品々も、これまでの三回で必ず付いてましたわ。 もしかすると、隠岐民宿組合(そんなモノあるのか?)の組合員憲章にこれらの料理を必ず出すのが、
      「隠岐の掟!」
    と書いてあったりして。(ん?スベッたかな…)
     そして民宿の1泊2食付きの宿泊料金も、3回共判で押したかのように7000円(税抜き)でした。 やはり隠岐民宿組合は存在しているような気がします。
     このように隠岐は、けっこうイイ物が食べられる割に宿泊費が安いので、 目的の蝶が採れなくても、また行きたくなってしまいます。
     来年は島後に行こうと思っております。

     

  • 2010年09月29日

     日本海側の某所などと、もったいぶって書きましたが、09月26日(日)に行ってきたのは 福井県大飯郡高浜町から京都府舞鶴市にかけてでございました。
     蝶類年鑑2006(蝶研出版)を読んでいると、「京都府舞鶴市で一時発生があったようだ」 との記述を見かけたものですから、舞鶴市の海岸線を主たる目的地として探索を試みた訳です。

     このような↑岩場が到達可能範囲にあった場合、「海に落ちたら無事では済まぬな…」 とビビリつつも何とかして近づき、草付き付近にミヤコグサは生えてないものだろうかと調べてみたのですが、 ことごとく生えておりません。

     ならば畦ビアはどうだろうかと、

     こんな場所↑でも探してみたのですが、ここでもミヤコグサは見当たらない…。

     いや、チョッと待てよ、蝶類年鑑2006の記述で「一時発生」とあるのは、そもそもどういう事なんだ?
     上に貼った2点の画像内環境で発生があった場合、継続発生になるハズである。
     「一時発生」ということは、「まさかの環境」で発生したから「一時発生」となったのではあるまいか。
     「まさかの環境」ということであれば、市街地の公園とかサッカー等に使用される芝生グランドだったのかも知れないと考え、 この後、舞鶴市の市街地へと向かいました。

     

  • 2010年10月01日

     舞鶴市といえばJMSDFでございます。
     一般に、SDFは演習場以外の施設でも、広い敷地内にグランド等を持っておることから、 ビア探索の為に、先ずはJMSDFの施設を目指しました。

     ところがですねぇ、自衛艦の一般公開をやってたんですよねぇ…。

     軽トラで走行中、この催しを発見すると同時に施設内へと吸い寄せられ、気が付くと、こんな↑見学証を首からぶらさげておりました。
     これをぶらさげていると、

     こんな船↑に乗って見学できたりします。

     乗ってみると、甲板上にはこんな兵器↑が鎮座しております。
     解説を読んでみると、これは短魚雷発射管というものだそーで、近くに潜んでいる潜水艦にはこれを使うとか。

     そして、遠いところの潜水艦には
    ←これで対応。

     さらに、航空機に対する
    ←攻撃能力だってちゃんとあるんだから。

     万が一、ミサイルが飛んできても、
    ←これがあるから安心さ。

     気分はもう、かわぐちかいじ先生のジパング状態です。

     全く関係ありませんが、ジパングで思い出しました。
     京大蝶研のSPINDA2006に載っていた「オペレーション・サジタリウス」、この企画は面白かった!
     またやってほしいなぁ〜。

     そして最後にもう一ネタ。
     ミサイル艇「はやぶさ」でございます。

     そう、こんな所に88×△さんが!
     ご覧のように「おおづつ」が力強く、しかも良い角度で虚空を見つめ、屹立しております。
     流石は伝説の88×△さんです。
     私は打ちひしがれ、跪くしかありませんでした…。
    (この姿勢でシャッターを切りたかったからなんですが)

     

  • 2010年10月04日

     昨日の日曜日、10月03日は午後から雨だったのですが、この日は三重県へ出かけておりました。
     今日はその日曜日のお話しではなく、10月02日(土)に行った京都府福知山市のお話しです。

     土曜日、伏見屋金物店は営業しているのですが、現場が京都府南丹市だったので、 帰りにチョッと寄って来た訳です。(帰る方向と違うやろ…)
     探索目的は、もちろんシルビアシジミ。ご覧のように、良さげな堤防が展開しておりますね。
     すいません、今日は時間切れです。続きは明日…。(書けるかどーか、チョッと微妙)

     

  • 2010年10月05日

     実は昨日、下記の話題を一瞬UPしたのですが、フルスキャンしたときの定義ファイルが最新のものではない事に気付き、 一旦削除し、本日フルスキャンし直した後、改めましてのUPでございます。

     今日はPCのお話し、ウイルス対策ソフトについてです。
     今迄、新品のPCを買って元々付いていた試用期間90日とかいうのは使ったことがあるのですが、 満期日を迎える前に、アンインストールした記憶があります。
     何故なら、そのウイルス対策ソフトは最新のパターンファイルを勝手にしかも頻繁にDLし、 これまた勝手にファイルのスキャンを始めるので、CPUに負担がかかり動作は遅くなるし、 挙句の果てに夏場なんかはスキャン中にCPUが高温になり、安全装置が働いて電源がブチッと落ちたりします。
     こんなことでは、「ウイルスが入ってるのと一緒やん…」と思い、速攻でアンインストールしてしまいました。
     なので、伏見屋で現在稼働中のネットに繋がったPC3台(Win98、XP、Vista)は、 いずれのマシーンもウイルス対策ソフト無しでインターネットの荒波にさらされておる訳です。

     こういった現状から、少し前に当ページで「ウイルスソフトなしで、約9年間はリカバリーしておりません」と書いたところ、 これを直接受けてという事ではなかったのですが、某掲示板において、
     『発信する側は、人に迷惑を掛ける可能性があるので、ウイルス対策ソフトを導入すべきだ』
    という主旨の意見が述べられておりました。
     意見を述べられた方は、主にメールの送受信ということを念頭において書かれていたのですが、 当ホームページも『発信』という行為をしている訳ですから、このご指摘を素直に受け止め、 マイクロソフト社が無料で提供している『Microsoft Security Essentials』というウイルス対策ソフト (http://www.microsoft.com/security_essentials/helpTopic.aspx?assetid=badf29c2-ad05-4128-9230-4eab7967aeef) を利用してフルスキャン(約3時間もかかります)を試みたところ、下記の結果を得ましたので貼り付けておきましょう。

  •  このフルスキャンは3回/年程度、他のソフトを使ってのクイックスキャンは1回/月程度行っておりますが、 これまでのところ、ウイルスやスパイウエアが検出された事はありません。

     

  • 2010年10月07日

     さて、蝶のお話しに戻って、10月02日(土)の京都府福知山市におけるシルビアシジミ探しの続きです。
     この画像↑の場所は、福知山市内を流れる由良川の右岸堤防です。
     ご覧のように、いかにもシルビアシジミが生息していそうな草地でございます。

     そのうえ、この画像↓では少々判り難いですが、けっこう大きなミヤコグサの群落も局所的ではありますが、 存在しております。(因みに写り込んでるネットの口径は55cm)

     こんなに良い草原、しかもその中にはミヤコグサが生えている…。
     居る場所なら必ず居る(日本語としておかしいか?)条件ですよねぇ〜。

     けど、居ない。
     ヤマトシジミは軽くスルー、ツバメシジミの雄には時々驚かされつつも、 堤防上、かなりの距離を探索したのですがシルビアシジミは全く見られませんでした。

     わたくし、種を同定する目や変異を見出す目については、 フシ穴であると自負(また日本語がオカシイ)しておりますが、 探索対象種を見つける目につきましては、いささか自信がございます。従いまして、
     「京都府福知山市の由良川右岸には、シルビアシジミは現在生息していない」
    と言い切っても良いように思います。
    (過去には居たというような事を何かで読んだような記憶があるのですが、思い違いかもしれません)