2011年の近況集10

  • 2011年05月23日

     05月22日の日曜日、天気予報によると、未だギフチョウが観察できそうな場所では天候があまり芳しくないという事だったので、 狙いをシルビアシジミに変更いたしました。
     そして行ってきたのは、またしても三重県です。
     昨年、秋〜冬にかけてミヤコグサを確認できた場所の総てを廻ってみたのですが、 あきませんでしたわ。

     この時期、ミヤコグサは花を付けているのでとっても目立ちます。秋〜冬の下見時には苦労して見つけたのに、 今回はあまりにもあっけなく見つかる上に、予想以上の量及び範囲で生えておりました。

     そう、こんなにも好条件なのに居なぁ〜いのです…。けっこうメゲましたわ。

     そして上のミヤコグサの花ですが、こんな色の花もあるんですね。私的に、「珍品なんとちゃうやろか」 と思ったので貼り付けておきました。

     
     ところで05月15日に行った富山県某所の件です。

     T先輩曰く、
     「数年前から行こうと思ってたんやけど、*****やから行ってなかったんや。
     よう行ったな。エライ!」
    と褒めていただきました。

     またNさんにもお手を煩わせてしまい、各文献を調べていただいたところ、
     「その地名、手持ちの文献には載ってないみたい」
    と教えていただきました。
    (電話を途中で辞退してすんませんでした。お得意先が来店され、鍵を作らねばならなくなったもので…)

     場所が富山県なので、まあ、居て当然ではあるのですが、結果的に新ポイントを開拓できてよろしゅうございました。

     

  • 2011年05月25日

     2010年に採集した個体の「展翅はずし」が、ようやく終わりに近づいて参りました。

  •  
     とはいうものの、上に貼り付けた標本箱の中身はほとんどが2009年の採集個体で、 2010年採集分は面積にして10%程度しか入っておりません。
     詰め込む都合上こうなってしまいましたが、次回からは2010年採集分で100%満たした箱をUPの予定でございます。

     ところで今回、2010年採集個体を詰める前に他の箱も改めてチェックしてみたのですが、 2009年はキマリンの表展翅をしておりませんでした。ですから2009年採集のキマリンは全てこの箱の中に収まっております。

     

  • 2011年05月27日

     台風2号の、バ・カ………。

     一昨日、1泊朝食付き3000円(早期予約割引)の那覇泊港付近のホテルをキャンセルしました。
     昨日は、渡嘉敷島の民宿をキャンセルしました。(ここまではキャンセル料無し)
     そして今日、これからJALのページへ行って本日の関西空港→那覇空港便をキャンセルします。
     那覇まで行ってもいないのに
       【スーパー先得割引15000円×50%+取り消し手数料420円=7920円】
    が、キャンセル料としてJALへと支払われてしまいます。
     ルールとは言え、なんか釈然としません。
     チッ…、でございますヨッ。

  • 2011年 02月 27日 沖縄県島尻郡粟国村(粟国島)東集落内学校校庭

     ところでこのヤマトシジミ、今年の採集個体ですが展翅板の都合で外してしまいました。
     なかなか良い色合いでございましょ?

     この粟国島もそうでしたが、沖縄本島周辺の島々って雰囲気がとっても良いのですよ。
     あー、行きたかったなっ、渡嘉敷島…。

     

  • 2011年05月29日

     本来ならば、
      【先得割引19000円×50%+取り消し手数料420円=9920円】
    をキャンセル料としてJALへ支払わなければならないところでした。
     ところがでございます、先ずは今回の復路便を取り消したときの確認画面をご覧いただきましょう。


     いかがでしょうか?↑のようにキャンセル料は全く課されていませんでした。

     それはこのJTA084便が欠航になったからだろうと思われたかもしれませんが、実はそうではありません。
     今、この文を打ち込んでいる18:55現在も、JTA084便は那覇から関空に向け順調に飛行中のハズです。
     そう、欠航になったときだけがキャンセル料不要になるのではないのです。

     今回、往路のJAL2585便をキャンセルするときに初めて知ったのですが、 キャンセル料を全く支払わなくてもよい場合って、けっこうあるんですよね。
     悪天候による欠航の場合はもちろんのこと、搭乗予定便が
     1:30分以上の出発遅延便
     2:天候調査中の便
     3:条件付きで運航する便
    というようにJAL側が発表した場合も、キャンセル料を全く支払わなくてもよいという事になっているようです。

     そして今回、復路に搭乗予定だったJTA084便が、

      【大阪関西空港 台風のため福岡空港に向かうか引き返すことがあります】

    という「条件付きで運航する便」になったのでキャンセル料を支払わなくて済みました。
     往路便をキャンセルしたとき、ついでに復路便をキャンセルしなくて、 本当によかったと胸をなで下ろしております。

     

  • 2011年05月31日

     私、八重山以外のフィールドでは同業蝶屋さんにお会いすることは滅多にありません。また、お会いしたとしても 「こんにちは」とご挨拶をさせていただく程度で、会話にまで至ることは数年に1度ぐらいしかございません。
     その上、コレクションフェアーや蝶屋さんが集まる飲み会等に参加することも、ほとんどございません。
     従いまして、学生時代から付き合いのある方以外の蝶屋さんをほとんど存じ上げず、 謂わば地下に潜っているような蝶屋なのですが、最近はこのWEBという空間が在るおかげで、 私の世界も少しではありますが広がって参りました。

     先日も某掲示板で、「沖縄行き、台風接近で残念でした。(拙HPを)こっそり覗いて楽しみにしています。」 と仰ってくださる蝶屋さんの書き込みがございました。本来ならば「いつもご覧いただきありがとうございます」 とその掲示板でレスを返すのが礼儀だと思っているのですが、これまで生身で一度もお会いしたことのない方と、 WEB上で会話状態になる事を、私は躊躇ってしまうのです。
     「関西人やのに、何ゆーてんねん」
    といったところでしょうが、これが私の生態、なかなか変わるものではないようです。
     ということで、拙ページ内でレスをするという失礼をお許しください。

  •  
     画像がないと寂しいので2010年採集の個体で全て占められた箱を1箱UPしておきましょう。
     ギフチョウ不作と言われた2010年でしたが、その割にはけっこう採っておりますね。

     

  • 2011年06月03日

     キマダラルリツバメ、発生の早かった年(1998年)は05月28日に2雄1雌、05月30日に2雄採集しておりました。
     ところが今年、もう6月も3日だというのに京都市内は、未だ何処も出ていないと思います。 早い産地でも10日頃からではなかろうかと…、う〜ん、もうチョッと遅いかもしれません。

     ということで今日のグワッシと詰めた標本箱はキマリンがメイン。
     何個体あるのか数えていませんが、2010年採集のキマリンはこれで全部です。

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     さて、今週末はどうしましょうかねぇ。
     まだギフに行きたいのだけれども、岐阜県〜富山県にかけての高標高地は天気が悪そうなので行っても飛ばんかなぁ。
     けど、1000円高速はあと3回しかないので何処か遠い所へ行かないと損した気分になりますよね。
     どーしたもんかなぁ…。

     

  • 2011年06月06日

     結局、気象庁とは違う予想をけっこう出す国際気象海洋(株)の卓越天気予報 を信じて、06月05日は富山県〜岐阜県にかけての高標高地へ、ギフチョウ目的で訪問することを断念したのですが、 実際の天気はどうだったんでしょうか、チョッと気になっています。

     そして私が訪れたのは、またしても三重県、もちろん対象種はシルビアシジミです。
    ←こうして詳細地名の写り込んだ画像を出している事から結果はもうお判りでしょう、 思いっ切り外してしまいました。
     この銚子川の他に、船津川、往古川、大河内川、大舟川、赤羽川の各河川堤防へ行ってみたのですが、 どの川もまるでダメ。
     地形図を見ているときには、もう少しマシな環境だろうと予想していたのですが、 ミヤコグサが生え得るようなキレイな堤防斜面はほとんど存在しておりませんでした。
     未だ未だ修行が足りませんな…。

     

  • 2011年06月08日

     遅ればせながら、「鴨川ホルモー」を読了いたしました。
     京都で学生時代を過ごした方々には、キュンキュン来るお話しですね。
     オモシロかったですわ。

     けどね、北の京都産業大学と南の龍谷大学はエエとして、西の立命館大学はチョッとおかしいのとちゃうかな〜。
     確かに今は衣笠山の南麓に在りますが、元々、立命館大学は河原町通りと寺町通りとの間にありました。 従って、同志社大学の方がより西方に位置しておる訳です。
     にもかかわらず、「白虎」を立命館大学が担当するのは、いかがなものかと…。

     ところで、この本の表紙イラストにキマリンの記録がある場所が描かれております。
     私はやってみた事がないのですが、ココのラベルは欲しいなぁ〜。
     今でも生息しているのだろうか…。