2012年の近況集20

  • 2012年10月05日

     どーでもよいことなのですが、何処かツアーに出掛けたなら、その時のお風呂と夕食の内容を書いておかないと気が済まなくなってしまいました。 なので、書いておきますね。

     ←の立派な建物は鳥取県西伯郡大山町(旧中山町)の公営施設に付属している温泉です。
     国道9号線に当温泉の案内看板は出ていたのですが、少し離れている上に場所が判り難いせいか、 連休中だったにもかかわらず空いておりました。

     ボディーソープ・リンスインシャンプー・サウナは付いていましたが、露天風呂は無しで入浴料は420円。(だったと思う) 脱衣場・浴槽・洗い場共に広くて快適でした。また、脱衣場には自由にいただける「お口に含む氷」が置いてありまして、 これが火照った身体には超美味、露天風呂が無いのを打ち消す高ポイントです。
     従いまして総合評価は4+でございます。

     夕食は例によって鍋。

     今回は地元宍道湖産のシジミ1パックを全て最初に投入し、これから出る旨味をベースに味噌仕立てのお鍋にしました。
     メインのお魚は地元鳥取産の中骨付き鱈のブツ切り。これに地元業者さん製造の日本海のお魚入りと謳われた平天、 京都から持参した豆腐、軸付きのナメコ茸、袋入りのカット野菜withカットシメジといった構成です。
     以上の具をお鍋としていただいた後の出汁に、最後の締めとして出雲蕎麦を入れ、刻みネギを薬味にしていただきました。

     う〜ん、とっても美味でございました。

     
     お風呂と食べ物の話しだけではあんまりなので、蝶も貼っておきましょう。
     ↓の箱は、既出の2010年採集個体でほとんど埋まっているのですが、2011年採集個体も入っています。
     いつもなら5月頃に終わっている「前年採集全個体の標本表裏共撮影」が、先日ようやく終了したということで、 恒例のランダムに詰めた標本箱[その1]をUPしておきました。

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  • 2012年10月09日

     「探しに行ったけれども居なかった」というネタはあるのですが、文章力が伴なわず上手く料理できません。
     09月22日〜23日の連休も、ツアーに出かけたのでこれを書こうと思っていたのですが、今日は文章が出てきませんでした。
     仕方がないので、ランダムに詰めた標本箱[その2]をUPしておきましょう。

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     なお、この箱は全て2011年の採集個体で埋められています。

     ご覧のように、ギフとキマだけ…。
     それにしてもこの箱、黄色と黒ばかりが目立って、面白味に欠けますね。

     

  • 2012年10月11日

     本来ならば私の記憶が薄れないうちに、09月22日〜23日の連休に行った山陰ツアーと、 10月07日〜08日に行ったツアーの事を書き始めるべきなのでしょうが、ランダムに詰めた標本箱を一旦UPした以上、 続けてUPしないと訳が分らなくなってしまいますね。
     そこで今日は[その3]をUPしておきましょう。

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     [その2]と、この[その3]に入っているキマは、そのほとんどが京都市産で他には滋賀県と兵庫県が少々といったところ。
     ゴマは全て中国地方産で、島根・広島・鳥取・岡山各県の、巷間「エエとこ」と云われている地域で採った個体も含まれています。
     コキマとヒメは□○県産、ウラナミジャノメは兵庫県の1化/年の個体、内緒のビアは2012年01月に羽化した個体も含まれています。
     ツマグロキチョウ秋型は気合を入れて作ったPDFファイルでUP・発表済みの三重県産。
     リュウキュウムラサキの2雄は和歌山県産なので、本ページ内【記録発表のページ】に迷蝶の記録としてPDFファイルを作成し、 改めてUP・発表する予定です。

     あっ、それから標本箱右下ナフタリン周りのキマとヤマトは2012年の採集個体なのですが、 どーしても展翅板が足りなくなったので外しました。従って、未撮影で正式なラベルも付いておりません。

     

  • 2012年10月13日

     忘れないうちに、09月22日〜23日の連休に行った山陰ツアーのことを書いておきます。
     行ったのは鳥取県鳥取市、もちろん狙いはシルビアシジミです。

     先ずは09月22日の行動から始めます。

     この日は日本海に注ぐ大きな川、「千代川」の堤防が最初の探索対象でした。因みに、
    ←の画像は次に挙げる地図内x1地点になります。

     X地点に駐車し、組み立てた自転車で走り始めて間もなく、 このようにそこそこ状態の良い草原が展開したものですから期待も膨らみます。

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     上の地図内x1地点から、千代川左岸を川上方向へと進行、 地図の河原郵便局付近までは堤防の耕作地や民家側斜面に状態の良い草原がけっこう広範囲に存在し、 断続的ではありますがミヤコグサも生えておりました。
     特に、河原郵便局付近の民家側斜面には膝丈ほどの草原内には多くのミヤコグサが生えており、 かなり真剣に探したのですが、成虫はもちろん、ミヤコグサにナメ喰いの痕も見い出せませんでした。

     そして、河原城を背に河原橋を渡り右岸へ。

    ←に写っている良さそうな斜面(x2地点から撮影)は高速道路の盛り土部分なのでシルビアシジミの生息は望めません。
     もっとも、米子道には居た(居る?)そうなので探してみるべきだったのかも知れませんが、今回はスルーしました。

     また、この八東川堤防も探索したかったのですが時間と体力とを勘案した結果、今回はやめておきました。

     

  • 2012年10月16日

     以下、10月13日に貼った地図↑を参考にお読みくださいね。

     八東川を渡り、再び千代川堤防の探索、今度は右岸を海方向へ進行です。
     この右岸、幹線国道の53号が近い距離で平行しているせいか、堤防斜面と耕作地が連結している部分が少なく、 シルビアシジミの生息可能環境がほとんどありません。
     辛うじて、上に貼った地図内「水道局」の少し上流になる川側斜面で数株のミヤコグサを見い出したのみでした。 ただ、この辺りは堤防が二重で、堤防に囲まれた内部は稲作中心の耕作地になっており、 「川側斜面」と言ってもこのミヤコグサが生えていた斜面は、間に自転車専用道を介するものの、 雰囲気的には耕作地と接するイメージでした。
     結局、河原橋から新袋川合流点までの千代川右岸堤防は、そのほとんどがダメ環境でした。 けれどもたった一ヶ所、三洋製紙の工場付近の狭い範囲のみ「もしかすると…」と思えるシバ草原だったですが、 その内部にミヤコグサは見い出せず、「チッ」と呟きながら新袋川の左岸へ…。

     
     鳥取県鳥取市におけるシルビアシジミの記録としては「袋川」というのを何処かで読んだ記憶があったので x3方向へ向かった訳ですが、「袋川」って、「新」と「旧」の2本あるんですよね。
     「どっちの方なんやろ?」
    との疑問を抱きながら、先ずは新袋川で探索です。

     「新袋川」という看板が写っているので
    ←コレを貼ったのですが、この画像では肝心の堤防環境よく分かりませんね。
     実際は、画像中央から左に写っているような斜面が両岸共に延々と続き、見た目は「良いかも?」 と思わせてくれるのですが、その中にミヤコグサは確認できずシルビアシジミの香りも感じませんでした。

     結局、この「新袋川」では地図内のトレースラインで示したようにJR線より下流の橋で折り返し、 再び千代川の千代大橋を渡って駐車地点Xへ戻り、自転車での探索を終了と致しました。

     
     そして、やはり「旧」の袋川も気になるのでクルマで移動し、地図内の
    x4付近を歩いてみたのですが、ミヤコグサすら全く確認できずに終わりました。

     こうして、鳥取市ラベルのシルビアシジミは予想通りの完封nullだったのですが、自分自身の目でそれを確認できたものですから、 私としては満足しております。