2013年の近況集11

  • 2013年05月13日

     先の4連休に行った飛騨・越中ツアーの3日目、05月05日の事を書かなければならないのですが、 昨日05月12日に訪れた場所について、少しだけ書いておきますね。

     ↑は2010年05月16日に撮影。
     岐阜県に在る某PAの外側から撮りました。

     そして↑は昨日2013年05月12日に、某PAの内側から同じゲートを撮影したものです。

     訪れるまでは、2010年の状態、即ち緑色のメッシュシートでできたカーテン状の仕切りを開閉し、出入り可能と思っていたのですが、 今年は出入り口無し、辛うじてアルミ丸パイプが抜いてあるだけの状態でした。
     この状態、身体は自由に通れるのですが、自転車はどーする事もできません。
     ということで、当初の目論みは出鼻から挫かれてしまい大幅に予定変更、ええ運動になりましたわ。
     (当初の予定通りでも、運動量は一緒ぐらいか…)

     この某PAから自転車に乗って何処へ行こうとしていたのか?等の詳しい事は、またシーズンオフに書くとして、 今回書くべきであるところの05月05日の富山県のお話しですが、今日は筋肉痛なのでパス…。
     また後日という事で、よろしくです。
     

  • 2013年05月15日

     飛騨・越中ツアーの3日目、05月05日の事を書きます。

     04月中に、null神さま憑きの恐ろしさを身をもって味わった私といたしましては、05月04日の目撃無しの完封nullという結果を受け、 「これは本日中にnull神さま祓いをしておかないと、えらい事になる…」との危機感から、 絶対的採集可能ポイントを擁する富山県へ行く事にしました。
     しかも安易な事に、ポイントとして有名(だと思う)な↓大辻山から西方に延びる尾根で、null神さまに出て行ってもらおうとの魂胆でございます。

  •  ご覧のように、どー見てもポイントだらけの大辻山山頂から延びる西方尾根。
     できれば、登山道上の953m標高点と1001m標高点間を林道が横切る地点までクルマで入りたいものです。 しかしながら、「立山青少年自然の家」へ至る広い道路からの分岐点にトラロープが張ってあり「進入禁止」になっていました。
     このトラロープ、解けるようなくくり方だったので、「クルマで入ってしまおーかな」と一瞬思ったのですが、 まあ、我々蝶屋に対する昨今の状況を踏まえ、止めておくべきであろうということで、素直に歩き始めました。

     林道を歩き始めてすぐに登山道へと入り、5分程登った最初のコブからギフチョウが登場。途中、少しの間林道を挟んだものの、 ずーっと登山道を進みました。
     昨日までの2日間の疲れから、久し振りにゆっくりとした歩みでの登山です。
     そして、
    ←の地点までは、ポイントになり得る場所には必ずギフチョウさんが飛んでおりました。
     尾根上にもカンアオイが連続的に生えていたので、何処に居てもおかしくないのですが、 やっぱりお好みのポイントというものが必ずありますね。

     この地点を越え、大辻山山頂へ向かう途中、標高1100m付近まで登ったのですが、 この付近からは雪が多く残っており、これ以上登っても無駄だと判断し、下山することにしました。
     結局、△・個体以上はネットインしたのですが、激しく汚損〜新鮮まで状態はまちまち。
     今回は「多雪地における1日のバリエーション」という形で標本を作ってみようと思ったものですから、 きれいな個体の選び採りでなく、汚損段階の代表例も採った結果、・頭程度のお持ち帰りとなりました。

     この日を含めて3日連続の登り下り(昭和の日絡みの連休を含めると8日の内5日の山登り…)のせいで、 身体の方から、
    「もう、エエかげんにしときや」
    と言いはじめたものですから、14:00前に採集行動を終了です。

     この日の夕食には、お刺身が食べたい!ということで、京都では見かけない食品スーパー、
    ←Valor(旧大沢野町、国道41号沿いに在る)の鮮魚コーナー(2業者入っているようで、競争原理が機能し、良いモノが安い)で 「刺身のバラエティーセット、即ち切れ端の寄せ集め」を購入。生食では筋が気になる部分は鍋の具材としていただき、 シメとして和ソバを投入。
     いつものパターンでございます。

     そして、
    ←これも、いつものパターン、当日利用したお風呂です。
     旧大沢野町に在る八木山鉱泉、判り難い場所にあるのですが、駐車場も有り、いつも空いているいるので以前から愛用しています。
     因みに鉱泉と表示されていますが、所謂お風呂屋さん、普通の銭湯でございます。
     従いまして、入浴料金は400円でボディーソープやリンスインシャンプーは無し。 これら入浴に必要なアイテムは持参しなければならないので、ご注意を。

     

  • 2013年05月18日

     電信柱のてっぺんで、カァカァ啼いておるのは、当たり前に黒い、鳥のカラス。
     その鴉を、N先輩が「白いであろぅ?のう、ふしみや君」と仰れば、白いカラス。
     鹿児島県トカラ列島に棲む Papillio dehaanii tokaraensis は、黄色いカラス。
     さらに蛇足でhachijonis は、相応しい色が思いつかないので、キョンなカラス。

     そして本日午後、伊丹発の空飛ぶ船に乗りて、将に採らんと欲するものは、赤いカラス。

     けど、天気悪そうやし、飲みに行くだけのようなものかも。
     …て、お酒がらみは、ネタ元の詩と一緒でございますね。
     

  • 2013年05月20日

     「赤いカラス」ということで、オキナワカラスアゲハの奄美諸島亜種を採りに行ったのだと思われた皆さん、 ハズレでございます。
     実は、カラスシジミが目的だったのです。

     ↑この個体はノーマルですが、この場所で後翅裏面肛角の橙色斑が拡大したとってもエエ個体が昨年撮影されたものですから、 今年も得られるかもしれないとの期待を抱き、宮崎県に行っておりました。
     しかしながら、ごらんのように極ありふれた普通の個体しか見られませんでした。
     しかも、この05月18日という日付で既にスレてるし…。
     聞くところによると、今年は発生が早く、05月12日の時点で個体数がそこそこ揃っていたそうです。 本州の感覚からは信じられない時期の出現ですね。

     まあ、このカラスシジミとシルビアシジミを採る(撮る)というのも目的ではあったのですが、 本当は「学生時代の友人との宴会」、これが宮崎県を訪れた最大の理由でございました。
     なお、この宴会の詳細につきましては、わたくしに「鴉は白い…」と言わしめるN先輩 のブログでお読みいただけます。
     

  • 2013年05月23日

     少し戻って、05月上旬の4連休に行った飛騨・越中ツアーの4日目、05月06日の事を書きます。

     考えてみると、富山県の確実に採れるような場所でやっても、「null神さま祓い」にはならないのではないかと思い、 連休最終日の05月06日は同じ富山県でもチョッと難易度が高い旧上平村で採集行動を執ることにしました。
     これまでに旧上平村では、4ヶ所のポイントでギフチョウを得ているのですが、今回はそれらのポイントを再訪するのではなく、 地形図の読み込みによる私的新ポイントでの採集…、これなら完璧な「null神さま祓い」になるでしょう。

     ということで、旧上平村1ヶ所だけの1本勝負、どーにか1雄1雌を得ることができ、「null神さま祓い」は完了です。
     この時点で時刻は未だ10:30頃だったのですが、ここで今回の採集はおしまい。 10:55には五箇山ICから東海北陸道に流入し、途中のSAでお土産の富山名物鱒の寿司を購入、15:00頃には帰宅致しました。
     何故ここまで急いで帰宅したかと申しますと、同日JRで帰る予定の妻なる方と次女を、 サプライズで駅まで迎えに行けば私の株も上がろうというものです。
     帰宅と同時に「もう帰ってきたし、迎えに行きまっせ」と電話したところ、「今、タクシーに乗ったとこやわ、 もっと早よ言うてくれたら良かったのに」だって…。
     上がるどころか、反対に下がってしまいました。
     やっぱり、取ってつけたような行動は裏目に出ますな。
     

  • 2013年05月26日

     ただいま、帰宅しました。
     今日の主な行動地域は富山県旧利賀村。
     自転車と徒歩で、標高1200mアップ。
     黒のTシャツは、塩でまだらになっております…。