2014年の近況集05

  • 2014年02月24日

    2013年の総括:06月その2

     2013年06月のお出掛けですが、06日以降はキマリンを対象にほぼ毎日でございまして、 全く行動を起こさなかったのは某有名金色寺院の女子便所に一日中籠もっていた20日のみでした。
     因みに、女子便所で何をしていたのかと申しますと、勿論お仕事。個室扉の開き勝手変更と表示錠の新規取り付け。面材が硬くて、ホンマ、往生しましたわ。

     そんな事よりも蝶に関するお話に戻ります。
     京都市内にはキマリンの採集可能ポイントが伏見屋から片道20分以内に、いーっぱい存在しているので、 配達や打ち合わせの折に、どーしてもその付近に吸い寄せられてしまう私です。
     こうして、毎日キマリンを採っているからこそ、休日には冒険ができるのだと思います。
     ということで、たぶん絶っているだろうと巷間言われている滋賀県東近江市(旧八日市)を訪れたのは06月23日でございました。

     リアルタイムでも書いたのですがこの日は、↑のレンガ造りの建造物と石碑の間に写っているクズで覆われたデベソ付近でのテリ待ち心中という結果に終わりました。
     このレンガ造りの建造物については、当時、「文化的価値云々…」と書き、さらに妙なモノが写っていたら嫌だな…、とも書いた記憶があります。
     そう、この建造物はおそらく火葬場…。
     私、こういった方面にはかなり無頓着なのですが、ここでは流石にテリ待ちの最中でも、重苦しい雰囲気を感じずには居られませんでした。

     

  • 2014年02月27日

    2013年の総括:07月

     07月も16日までの平日は、例年通り京都市周辺部でキマリンを対象にお出掛けしておりました。
     という事で06月上旬から07月中旬までの採集可能日には、ほぼ毎日の出動ですから、 採った個体数は○〔〕・頭程度で例年通り。また、低グレードではありますがトラ型シマウマ型共に少数混じり、 結構なシーズンでございました。
     ただ残念なのは、新規ポイントの開発が2ヶ所にとどまり、しかもそこは両方とも生息していて当然の場所だったので、 悦びも今一つでございました。
     一方、T先輩におかれましてはスッキリと喜べる場所でポイントを開拓されたのですが、実はそこ、 私も数年前に訪れて返り討ちに遭っている場所だったのです。
     シーズンオフの下見時でも、テリトリー時の静止位置まで予想できるようになった私なのに、 見えないときは見えないんですね〜。

     キマリンを終えて下旬に入った最初の日曜日、年1化のウラナミジャノメが生息しているハズであるとの妄想の果てに訪れた福井県では、 キレイな海と原発を眺めただけでおしまい。
     そして07月最後の日曜日、28日はいよいよ山ゴマの開幕。

     分布圏(エエように考え過ぎかも…)ではあるものの、記録が無い↑へと訪れ、草原に突入したんですがねぇ…。

     

  • 2014年03月02日

     今日は早起きして、朝からラベルを作っておりました。
     やっとこさ、プリントアウトしたラベルは、

    A4用紙で8枚。ラベルの枚数は数えていませんが、ご覧のように結構な量になりましたね。
     これを全部キレイに切断して夫々の標本に附ける(しかも全個体の表裏撮影)のかと思うと、気が遠くなりそうです。 けれども採った以上は完了させなければなりません。
     まあ、05月中には何とか終わるだろうと思っておりますが。

     ところで、今年は飼育ラベルのレイアウトパターンを数種類追加しました。

  •  ご覧のように、エサを途中で変更した場合に対応したラベルです。
     この他にも、採集者と飼育者が異なる場合等のラベルレイアウトも製作。
     朝からモニタに向かっての細かい作業…、展翅よりも疲れますわ。

     

  • 2014年03月05日

     ラベルができたので、明日あたりから展翅を外して標本撮影に入ろうと思っています。
     今年は今のところ花粉症がマシなのでその心配は無いと思うのですが、鼻水を標本にたらさないよう油断は禁物。 気合を入れて始める事に致しましょう。

     さて、2013年の総括、今日は08月です。

    2013年の総括:08月

     08月と言えばゴマシジミ。
     07月末から山ゴマは4日、中国地方ゴマは2日の出動でした。

     所謂 「夜叉ヶ池」 に生息しているのだからココも分布圏内だろうと思って、結局2回も訪れた↓冠山ですが、

    カライトソウが多く生える草原の環境はとーっても良好だったのに、ゴマシジミは2回共完封のnull。
     コキマダラセセリだけのお持ち帰りという結果に終わりました。
     まあ、「分布圏内だと勝手に妄想されてもな…」 ということでございますね。

     そして中国地方ゴマは、島根県で1日、岡山県と鳥取県で1日の都合2日を費やし、「それなりに採りました」 という表現に止めておきましょう。
     ゴマシジミの現状を鑑みると下手な事は書けないし、かと言って何も書かないのもイヤだし、 なーんか難しいですわ。

     

  • 2014年03月08日

     未だ寒い京都ですが、日差しが強力になり、春が近いことを感じさせてくれます。
     開幕も近いので、早々に2013年の総括を終わらせなければなりません。
     ということで今日は09月です。

    2013年の総括:09月

     09月01日(日):某県で第2化のウラナミジャノメを採集。
     09月14日(土):宮崎県でタイワンツバメシジミを採集。
     09月15日(日):鹿児島県の3ヶ所でシルビアシジミを採集。
     09月16日(月):迷蝶は見かけなかった鹿児島県佐多岬観光。
     09月22日(日):石川県小松市梯川でシルビアシジミ探索。
     09月29日(日):福井県の越前海岸と九頭竜川・日野川でシルビアシジミ探索。

    といったところなので、例年通りの9月の行動ですね。
     それにしても福井県……、シルビアシジミは居てそーで、居てへんねんなぁ〜。
     けど、未だ諦めてないので今秋は九頭竜川の支流と敦賀市で探してみようと思っています。

     画像が無いと寂しいので、09月14日に宮崎県で撮影したタイワンツバメシジミを貼っておきましょう。

     結局、2013年にデジ一眼で撮ったのは、↑の個体のみでした。

     

  • 2014年03月11日

     だらだらと続けて参りました2013年の総括も、今日でおしまいです。

    2013年の総括:10月〜12月

     10月〜12月と申しましても、11月と12月は何処へも行ってないので10月の事だけになります。

      10月06日(日):和歌山県でシルビアシジミを採集。
      10月13日(日):台風のため伊平屋島への渡島を断念。代りに本部半島と多野岳でウロウロ。
      10月14日(月):主にヤマトシジミとヒメシルビアシジミを対象に、
               奥武島、屋我地島、古宇利島、瀬底島の4島で採集。

    以上3日しか行動を起こしておりません。

     10月06日の和歌山県では、ある程度の数を既知ポイントで確保した後、やや離れた河川の堤防で探索を試みました。
     最近、ミヤコグサの生えている場所をかなり的確に特定できるようになったので、 おいしそうな場所へはすぐに辿り着くものの、シルビアシジミに行き当たる事はありませんでした。
     やはりピンポイントと言うか、あそこにしか居ないみたい…。

     10月13日〜14日の沖縄ツアーでは、当初の目的地である伊平屋島へ渡れなかったのが残念でなりません。
     そこで仕方なくヤマトシジミとヒメシルビアシジミの 「島ラベル」 確保に走った訳ですが、ヤマトシジミは上記4島の全てで採集できたものの、 ヒメシルビアシジミは屋我地島と古宇利島の2島でしか確保できませんでした。奥武島で本種を採るのは難しいと思いますが、 瀬底島ではもう少し時間があれば確保できたハズなんですけどねぇ…。

     そして最後に動画を1本貼り付けておきましょう。

     本部半島乙羽岳の北側中腹で撮影。
     静止画では 「センダングサの花場に蝶がいーっぱい」 という雰囲気を表現するのは難しいですが、 動画ならとっても簡単ですね。