2014年の近況集08

  • 2014年04月21日

     ギフチョウシーズンが開幕してから昨日(04月20日)で、4回連続のダメ天気日曜日でした。
     これで、西日本の良いギフは全て終わってしまいました。
     たとえ今週末の日曜日が晴れたとしても、行く場所としては北陸の山間部か飛騨の低地。 変異としては変わりばえしないかったり、現地で蝶屋さんに遭いそうだったりで、なぁーんかイマイチです。
     とか言いながらも、何処かへ行くのは間違いないのですが。

     ところで昨日の日曜日ですが、仕方なく今シーズン3度目の「標本撮影な日曜日」でございました。
     キマリン板を3本とウラナミジャノメ板を1/2本の展翅個体外しで98枚の撮影。
     これぐらいの枚数になると、やっぱり疲れますね。

     で、画像がないと寂しいので昨日撮れたての滋賀県産キマダラルリツバメでございます。

     う〜ん、イエローが若干濃く表現されてしまったかも…。

     

  • 2014年04月24日

     昨日今日と、とっても良いお天気ですね。
     ドロボーによって割られたガラス建具を引き取って店へ戻る途中、軽トラ内から望む小塩山山塊が私を手招きしていたのですが、 飛んでいるであろうギフチョウを見に行くのは断念致しました。
     まっ、仕事一筋の私ですから、当然の事なのですが。

     それにしても今シーズンの週末天気はいったいどーなっているのでしょうか。
     平日はこんなにも良い天気なのに、日曜日になると雨だったり曇りだったり…。
     天気予報によると、次の日曜日もスッキリ晴れるという事はなさそうです。
     これで5週連続のダメ天気日曜日、今年はもう諦めた…、かな?

     さて、ネタがないので今日も先の日曜日に撮影した標本をUPしておきましょう。


     同一個体の表と裏でございます。
     それにしても、産地を消しただけの撮って出しそのままでUP。最近チョッと手抜きですね。

     

  • 2014年04月27日

     今シーズン、初めてまともに晴れた日曜日でした。
     ということで、もちろん私も採集に出掛け、先ほど帰宅いたしました。
     久し振りの山歩きで、けっこう脚に来ています。

     本日撮影、標高約1000mの尾根に咲くショウジョウバカマに静止するヤマトシジミの雌。
     かなり珍な光景だと思います…。

     

  • 2014年04月30日

     04月27日(日)は、ショウジョウバカマに静止するヤマトシジミを撮影に行ったのではありません。
     もちろん目的はギフチョウの採集でございました。

     元々、行きたかったのは飛騨の里ギフだったのですが、諸般の事情で土曜日夕方からの出発が叶わず、 日曜日朝からの出発となった為、飛騨方面は断念いたしました。
     もっとも、高速道路のおかげで高山市方面が近くなったので、既知産地へと訪れるのならば朝からの出発でも充分間に合うのですが、 それでは美しくありませんものね。

     自宅から3.5時間圏内で適期の産地と言えば福井県の大野市か旧和泉村の産地が思い浮かぶのですが、 探索するにしても林道歩きの段階で他の蝶屋さんに遭いそーだしと思ったのでこの方面は却下。
     ならば何処へ行こうかと迷った結果、選んだ場所は石川県加賀市の大日山。
     ここなら蝶屋さんには遭わないだろうというのが最大の選定理由でした。あと、立地と標高から、 生息しているものであれば時期も合っているだろうとの判断でした。

     登山口には08:30に到着。登ってみると、

    ご覧のようにブナまじりのええ感じの尾根でございます。
     けどね、生息しているものであれば必ず溜まっているであろう空間が各所にあったのですが、 ことごとく居ないのです。時刻は未だ早かったものの、日照と気温は飛ぶ条件を満たしていたので、 「これはダメ」と判断し、標高900m付近から踵を返して下山いたしました。

     カンアオイ↑は生えていたんですけどねぇ…。

     

  • 2014年05月02日

     04月27日(日)の続きです。

     石川県加賀市の大日山から下山したあと、向かったのは福井県永平寺町の浄法寺山。
     ここはセツロー社の 「ギフチョウ500市町村 1 」 にデータが載っていたので、「null神憑き」 を回避する為の訪問でございます。
     青少年旅行村から、ほぼ直登といった感じの標高差約340mを登り切ると、

    このように緩やかな地形の尾根に到達です。
     この画像では判り難いですが、ツゲ等の生えるしっとりとした地面には、

    カンアオイもそこかしこに生えており、ギフチョウの生息を期待させてくれます。

     「この環境なら、軽く10頭は見られるやろ、問題は鮮度やな…」
    と心の中で呟きながらに尾根筋を東進し、冠岳山頂(標高838m)に至るも、この間1頭のギフチョウも現れないのです。
     「信じられん、そんな事あらへんやろ…」
    と集中力を高めて歩き回ったのですが、ギフチョウは1頭も現れません。
     「うむ〜、浄法寺山山頂へ向かえば、尾根の何処かで当たるかも知れぬ…」
    と良いように考えて冠岳からの尾根を東に進み、浄法寺山山頂まで登ったのですが、やはり1頭のギフチョウも見られませんでした。

     山頂近くの雪が多く残っている辺りではカンアオイが見られなくなりましたが、そこまでの尾根筋には至る所にカンアオイが生えており、 「居ないのが信じられん」 といった環境でございました。

     で、この動画は浄法寺山山頂からの眺望でございます。
     遠くに見える真っ白のお山は白山。
     今年も新ポイントでゴマシジミが採集できるよう、お山に向かってお願いしておきました。

     

  • 2014年05月07日

     更新が滞っていたので、連休のまるまる4日間は何処ぞへ採集に出ていたのだろうと思われたかもしれませんが、 さにあらず、まともに採集していたのは昨日の05月06日だけでございました。
     というような連休だったのですが、ネタが無いので05月03日から順に書いて行きましょう。

    05月03日(祝・土)
     石川県の大山林道よりも更に南、福井県境に近い辺りの山でギフチョウを探索するつもりだったのですが、 前日の天気予報を詳細に検討したところ、ギフチョウの活動時間を狙いすましたかのように雲に覆われるとの判断でこの方面へは行かず、 近場の京都府木津川堤防でウロウロしておりました。
     目的は、懲りもせずにシルビアシジミの探索、ギンイチモンジセセリでも居れば採るor撮る、及び対象種は問わずでの蝶の動画撮影でございました。
     結果、ミヤコグサは至る所で黄色い花を咲かせていたもののシルビアシジミは全く見られず。まあ、当然ですね。
     次のギンイチモンジセセリですが、私には本種を見つける能力が欠如しているようで、まさかの完封null。
     そして動画は↓これ。

    ジャコウアゲハの産卵シーンを撮影することができました。
     普段の私の行動からして、信じてもらえないかもしれませんが、このような動画を撮影することができたので、この日はけっこう嬉しかったのですよ。