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2013年10月13日沖縄県名護市で採集したリュウキュウウラナミジャノメです。
ところで京都大学は11月祭ですね。
昨日11月23日は京大蝶研の展示を見に行ってきました。
さて、最近のネタはありませんが、前々回、前回と2013年10月13日〜14日に行った沖縄ツアーで得た標本を貼っているので今日も続けましょう。
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一緒に写っているラベルの大きさはw41×h12mmです。採集日が10月14日とは言え沖縄ではまだまだ高温期なのでご覧のようにかなり小さい個体です。 この古宇利島、本種が生息していそうな場所は学校のグランドや三角点付近等島内に数か所あったのですが、 それらではヤマトシジミしか見られず、結局見られたのは古宇利大橋北詰めの、
↑の画像内左方に写っている芝生広場だけでございました。
この時期になると、普通の蝶屋さんにおかれましては今年(2014年)採集分の個体が展翅板から外され、今年採集の標本について語られることになります。
その旧市町村では過去にシルビアシジミの記録があるということだったので、1/25000地形図とGoogleの衛星画像からピンポイントで予想し、
実際に訪れてみたところ読み通りに本種が生息しておりました。
そして↑がそのポイントで得られたシルビアシジミ。
基本的に 「蝶は差し上げない頂かない」 という方針の私が、何故この標本を所持しているのかと申しますと、
「採卵用の雌が居らへんやないの…」 と悲しげに呟く私を不憫に思ったN先輩が必死に探して採集され、
私がこれを賜ったからなのでございます。
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