2014年の近況集22

2014年の近況集22

  • 2014年11月29日

     借りていたplalaのブログサーバーがplala側の判断で削除されたので、画像が長らくリンク切れになっておりました。
     約半年の間、コツコツと記述変更を行い、ようやく以下の項目を復活させることができました。
     

        日本国内各地産キマダラルリツバメ標本画像への入り口

        本州各地産ギフチョウ標本画像のページ

        京都府とその近隣府県産ギフチョウ標本画像のページ
     

     元画像のバックアップは完全に残っていたのですが、plalaのブログサーバーにUPした時点でブログサーバーがJPGファイルの固有名を勝手に変更、 この変更名をhtmlテキストファイルに記述していたものですから個々の対応名が判らず、とっても往生いたしました。
     ようやく今日、皆さんに披露できると判断し、万感の思い(おおげさな…)を込めてのUPでございます。
     

  • 2014年12月02日

  •  前々回UPしたN先輩採集の激しく汚損したシルビアシジミ雌(母蝶C)から得た卵を飼育し、10月末から11月初めにかけて羽化したのが↑の3雄でございます。
     この母蝶Cは採集された時点で既に激しく汚損しており、生存末期の個体と推定できました。従って、強制採卵で得られた卵も10個に満たず、 その上孵化しない卵も多かったことから、こうして羽化にまでもっていけたのはこの3雄のみでした。
     これまでの経験から、母蝶生存末期に産まれた卵は孵化率が悪いように感じています。

     ところでこの時、ポイント内で鮮度良好の雄は少数見られたものの、 これに見合う新鮮な雌は全く見られませんでした。
     また、母蝶CとしてUPした個体の汚損度に見合う雄も見られなかったことから、この09月15日という時点は、当地の発生サイクルにおける 「あいまいな」 端境期だったのでしょう。

     皆さんはヤマトシジミなんかと比べるとシルビアシジミは発生サイクルがきっちりしていると感じておられませんでしょうか?
     そう、私もシルビアシジミって 「居るときは居るけど、居ないときは全く居ない蝶」だと感じております。
     そして、これはあくまで感覚的私見なのですが、本種の居る居ないが明確に分かれる発生サイクルは南へ行けば行くほど崩れる傾向にあり、端境期が 「あいまい」 になって行くと感じています。
     

  • 2014年12月05日

     画像が長らくリンク切れだった 「日本国内各地産キマダラルリツバメ標本画像」 「本州各地産ギフチョウ標本画像」  「京都府とその近隣府県産ギフチョウ標本画像」 につきましては.htmlの記述を書き換えて 前々回の記事内でご紹介したのに引き続き、今日は残りの各ファイルで画像リンク切れを解消しておきました。
     全体を丸ごとお引越しできるブログと違って、本ページのように 「TAGのベタ打ち」 で構築されているWebページでは、 画像を預けておいたサーバー自体が消滅したときに復旧するのがホント大変なんですよ。

     まあ、全てのファイルをplalaのホームページ用ディスクにUPして管理していればこんな場合でも楽なのでしょうが、 plalaのホームページ用ディスクスペースはたったの60MBしかありません。
     こんな容量でもテキストだけで構築するページなら余裕がありますが、昨今のように画像を多用するとすぐに容量オーバーになってしまいます。
     そこで必然的に画像直リンできる無料サーバーへと画像を収納する訳ですが、こういう事の出来るサーバーって先方の都合で、 しかもメール1本の通知だけで 「サービス終了」 されてしまうんです。(これまでに2回経験しました)

     今度は 「Google ドライブ」 に画像ファイル等を集約したので、サーバー消滅によるリンク切れは起こらないと思っています。
     この 「Google ドライブ」 は太っ腹にも15GBの容量を無料で提供してくれるので、静止画はもとより重い動画も収納し、本ページから直接リンクしています。
     最近は画像の表示も速くなって快適に使えているのですが油断は禁物。
     突然、「やーめた」 とか 「有料化します」 などと何時言い出すか分からないので、それなりの覚悟を抱いて更新して行きます。

     以下、リンク切れを解消した各ページへ直接跳べるようにしておきました。

        標本撮影とレタッチ方法

        2013年の近況集

        2012年の近況集

        2011年の近況集

        2010年の近況集

        2009年の近況集

        2008年の近況集

        2007年の近況集

        2006年の近況集

        2005年の近況集

        2004年の近況集

     若干のリンク切れは残っているかもしれませんが、これ以上の記述変更を現状ではやりたくありません。
     何故ならもう、集中力を維持できないんですよ…。>
     

  • 2014年12月08日

     昨日の日曜日は末娘の 「貴船神社に行ってみたい」 とのリクエストにお応えし、非採集モードで貴船に行っておりました。
     最近運動不足なので、敢えてクルマを鞍馬二ノ瀬町に駐車。往路には京福電鉄貴船口駅までの一駅だけ 「えいでん」 を利用。貴船神社奥社からの帰路は全て徒歩という行程でございました。
     この寒い時期、貴船のような山間部にまで観光客はお見えにならないだろう思って訪れたのですが大間違い。観光バス6台分の人々で貴船神社は埋まっておりました。
     貴船もメジャーになったものです。

     …って、普通のオッサンみたいな事しか書くネタが無いんですよね〜。
     仕方がないので大量に撮り溜めた標本画像から一掴み。

     汚損したヘリグロチャバネセセリではございますが、ラベルが珍なのではないかなッ?と思い、UPさせていただきました。
     そのラベルというのは、「石川県白山市(旧石川郡尾口村)2007年08月14日採集」というものでございます。
     もっとも、石川県ラベルのヘリグロチャバネセセリを珍だと思っているのは私だけで、実際は大したことないのかもしれませんが。
     

  • 2014年12月11日

     今日もネタがないので、大量に撮り溜めた標本画像から一掴みです。

  •  ハヤシミドリシジミ、2008年07月06日 岡山県真庭市(旧真庭郡湯原町)で採集した個体です。
     旧湯原町ラベルのハヤシミドリシジミ、これはこれである程度の珍ラベルだと思うのですが、もちろん本種狙いで当地を訪問した訳ではありません。
     事前の調査で、当地には草原とカシワがセットで存在していると見立てての訪問でした。
     ということであれば真の対象種はキマダラルリツバメということになりますね。
     加えてホシチャバネセセリ、コキマダラセセリ、スジグロチャバネセセリ、ヘリグロチャバネセセリ、ヒメシジミ、 もしかしてウスイロヒョウモンモドキ、ヒメヒカゲなんかも居ればよいなッ♪と超前向きに考えての訪問だったのですが、例によって見事にコケてしまいました。

     草原の質的にヒメヒカゲとヒメシジミは無いとすぐに判断できたのですが、他の草原性5種については可能性有りとみて草原に潜り込み、 けっこう真剣に探したもののnull。
     そして本来の対象種であるキマダラルリツバメを得ようとカシワをペシペシ叩いて回ったところ、 出たのは画像のハヤシミドリシジミと激しく汚損したオオミドリシジミのみでございました。
     本来ならばテリトリータイムまで当地に留まるべきなのですが、他に行ってみたい所があったものですから ここは午前中で切り上げました。
     まあ、カシワを叩いて 「むむっ」 と思うような影は一瞬たりとも見られなかったので、 生息の可能性は極めて低いと思うのですが、そこはよく解らない蝶キマの事、「実は居てまっせ」 ということもあり得るので詳細地名は非公表でございます。