2016年の近況集11

  • 2016年05月23日

     う〜ん、秋田県でクマに襲われて二人死亡か…。
     昨日の私もアブナかったのかもしれません。出遭いはしなかったものの、若干気配が漂っていましたからね。
     そう、昨日行っていたのは富山県の鉢伏山。
     クルマを有峰林道小口川線水須のゲート脇に停めての往復だったので、今日はもうヘロヘロでございます。

     さて、昨日の鉢伏山のお話しは一旦置いといて、今日もスゴ谷の続きです。

     
                    3.4km
    ・ 有峰林道東岸線分岐 ―――> 有峰林道真川線ゲート : 自転車乗車率は5%で所要時間は                                        約40分

     この間、きれいなアスファルト道路上に残雪、倒木、落石等の障害物は何もなかったのですが、勾配が急でほとんどの行程で自転車の押し歩きとなってしまいました。
     この時期、真川線ゲートはご覧のようにゲートそのものが存在しておりません。そして小屋の中はもちろん無人でございます。

     
                     9.5km
    ・ 有峰林道真川線ゲート ―――> スゴ谷 : 自転車乗車率は約95%で所要時間は約30分

  •  途中、 「この↑上流にはきっとオレンジ色の蝶が棲んでいるのだろうなっ、チョッと詰めてみようか…」 と一瞬思ったりしながらも横目に見て通過。
     結局、目的のスゴ谷のポイントへは10:10の到着でございました。

     

     ↑から先、スゴ谷そのものまで行ってみたかったのですが、この画像を撮影した付近でツキノワグマに遭遇し、ここから先への進行は断念せざるを得ませんでした。

     この話しで引っ張るのもエエ加減にしとかなアカンのは分かっているのですが、何せ疲れていないものですから文章が出て来なくって…。

     

  • 2016年05月25日

  •  出ましたキマリン。
     私が把握している中で最も早く出現する京都市右京区のポイントで、本日05月25日16:44に1雄採集でございます。
     加えて、採集した個体の他にも推定雄の個体をもう1頭目撃しております。
     当地へは昨日も訪れたのですが目撃は皆無。発生しているものであれば必ず見られる時刻及び気象条件だったので昨日の時点では未発生だったのでしょう。
     従いまして、本日から発生を始めたとの認識でよいと思います。

     この分で行くと、有名ポイントのK上では06月04日頃から長竿が林立状態になると予想しております。
     本日から07月10日過ぎまで、京都市近郊の長いキマリン成虫シーズンに突入です。

     

  • 2016年05月27日

     毎年得られるものではない05月ラベルのキマリン、昨日も採りに行って2雄の採集でございました。
     なんせ伏見屋から近いものですから、たぶん今日も行くでしょうな。

     さて、05月04日のスゴ谷のお話し、今回で終わらせてしまいますね。
     今日は帰路です。

           9.5km
    ・ スゴ谷 ―――> 有峰林道真川線ゲート : 自転車乗車率は約70%で所要時間は約60分

  •  奥にはオレンジ色の蝶が居るのじゃないかと一瞬思った岩井谷の観光?案内板↑です。
     今は工事関係車両しか林道真川線を走ることができませんが、過去の一般車両通行可だった頃の名残なのでしょう。
     看板の文章を読むと立山カルデラ内は 「崩壊地が目立ち…」 などと書かれています。う〜ん、オレンジの楽園なのかもしれません。

     
                     3.4km
    ・ 有峰林道真川線ゲート ―――> 有峰林道東岸線分岐 : 自転車乗車率は100%で所要時間は
                                         約20分

     ↑の動画の前半に取り外した鉄製の柵が写っています。これはたぶん新折立トンネル入り口に設けられていたであろうゲートでしょう。
     有峰林道岐阜県側入り口にある飛越トンネルの完全閉鎖ゲートと比べるとずいぶん貧弱ですが、いざクリアするとなると往生するかもしれません。
     撤去されてたのは幸運でした。

     
                    3.7km
    ・ 有峰林道東岸線分岐 ―――> 有峰林道小口川線分岐 : 自転車乗車率は約100%で所要時間
                                         は約45分

     この間3.7kmしかないのに自転車乗車率100%で45分もかかったのは、↑の猪ノ根谷でチョッとゴソゴソしていたから。
     というのは 「猪ノ根谷」 としてオレンジ色の蝶の記録を何かで見た記憶があったからなのです。
     しかしながらこの猪ノ根谷、アスファルト道路との交差地点付近をウロウロした限りではオレンジ色の蝶の生息環境は存在しませんした。
     まあ、谷の奥の方は本種の生息環境があるのかもしれませんが。

     
                     9.9km
    ・ 有峰林道小口川線分岐 ―――> 大多和峠 : 自転車乗車率は約70%で所要時間は約65分

     ↑は帰路に大多和峠から撮影、スゴ谷の上部と推定される辺りには、やっぱり微妙に雲がありますな…。

     
             9.0km
    ・ 大多和峠 ―――> 神岡町佐古のゲート : 自転車乗車率は約98%で所要時間は約55分

     ようやくクルマを置いた地点まで帰ってきました。
     06:00に出発して16:45の帰着。総行動時間は645分で往復の移動に要した時間が485分、なので観察行動をしていた正味の時間は160分という事になります。
     しかしですねぇ〜、この160分の間、ポイント周辺に雲が掛かっていなかったのはトータルで40分もなかったと思います。
     この日は気温が低く (15℃にはとどいてなかったと思う) お日様の力を借りないとギフチョウは飛ばない状況でした。
     従いましてこの日のギフチョウさんは3雄目撃で2雄の観察という結果でございました。

     往復の総距離で71km、延べで4回の峠越えがあったとは言え、往復に要した移動時間が485分というのはかかり過ぎです。
     04月29日から前日の05月03日までの間、3日山に登っての採集で疲れていたのは確かなのですが、こんなスピードのない自分にけっこうショックを受けております。
     まあ、こんな体力では、この日の移動中にチラッと食指が動きかけたオレンジ色の蝶をやるのはやっぱり無理みたいです。

     

  • 2016年05月30日

     スゴ谷から戻った05月04日は富山市内のスーパーで夕食の刺身等を購入し、八木山鉱泉で入浴した後、最近のお気に入り就寝スポット庵谷の発電所脇まで移動。
     翌05月05日(木・祝)は 06:00頃の遅い目覚めでゆっくりと朝食を摂った後、 岐阜県の旧宮川村まで移動し、有名ポイントだけど今まで一度も訪れたことのないK坂谷へ向かうことにしました。

     到着してみるとゲート脇の駐車スペースには蝶屋さんのものと推定される湘南ナンバーのクルマが既に停まっています。
     「当然、誰か来てるわなぁ…」 と思いながらもせっかく来たので、

  • ↑の湿地周りを進んで行くと視界にブルートラップが…。
     これを見た瞬間ヤル気をなくしてしまい、すぐさま帰途につきました。最近ますます他の蝶屋さんにフィールドで遭うのがイヤになってる私です。
     ネットを持っていないときなら、会ってもどーって事ないんですけどね。

     結局、三連休最終日の05月05日は1頭のギフチョウも目撃することなく、鱒の寿司、昆布巻き蒲鉾、サス(カジキ)の昆布〆といった富山土産をスーパーで購入し、 早々の帰宅となりました。