2016年の近況集17

  • 2016年08月29日

     昨日の日曜日、08月28日は京都市内でコレクションフェアーがあったようなのですが例によって私は不参加。
     各地からお見えになる知り合いの蝶屋さんにお会いしたいとは思えども、どうもあのような空間は苦手です。
     ということで、昨日はずーっと作業場に籠って展翅をしておりました。

     さて、お盆の山ゴマ・ツアー、08月14日の続きです。

     前回の看板地図内に描かれた茶色の道は 「丸石谷」 の谷底から標高差約150Mで等高線に沿うように付けられ、終点付近では丸石谷を流れる川と交差する林道です。
     この林道を新岩間温泉のゲートから約40分歩くと対岸に、

  • いかにもカライトソウが生えていそうな崖↑が現れたのですが、ここへはどう考えても到達不可能。
     「おいしそうやなぁ…」 と思いつつも、この崖は絵に描いた餅なので先を急ぎます。

     そして、ゲートから約140分の徒歩で辿り着いた目的地…、地形図と航空写真で予想した山ゴマ生息地はこんな所↓でございました。

     静止画[.jpeg] と、撮影直後に録音した音声[.wav] とを編集し、↑[.m2ts] として出力してみました。
     22.4MBか…、無駄に重いですな。

     

  • 2016年09月01日

     08月14日の「丸石谷」山ゴマ探索、前回からの続きです。

     尾根などの上部から突入する藪では大抵なんとか進行できるものですが、河川敷及びこれと接続する斜面の藪は生えている植物の種類が尾根付近とは異なり、 その密度が濃いので埋もれてしまうと周囲が暗くなり進行方向すら見失いそうになります。
     「このルートでは、これ以上無理…」 と進行を断念し、別地点からの突入を繰り返す事 3回目にしてようやく

    目的の斜面↑に立つことができた訳ですが、動画内に記録された音声でもお判りの通り、カライトソウは皆無という事で妄想は妄想に終わったのでありました。
     因みに動画には私の咳やクシャミも録音されておりますが、これは藪漕ぎ中に何か妙な物を吸い込んだらしく、以後しばらくは涙と鼻水でズルズルでございました。

     また斜面では、せめてコキマダラセセリとかヘリグロチャバネセセリでも居らぬものかと草原を徘徊してみたのですが両種共見られず、 結局何も得るものが無いまま帰路につき、往路と同じく140分も要して新岩間温泉の駐車場に帰り着きました。
     う〜ん、未だお尻に力が入らないとは言え、かなり脚力が落ちておりますなぁ…。

     
     そしてこの日も福井県大野市のスーパーで夕食の食材を購入した後、絶滅が懸念される大野市の街中にある銭湯に入ろうと、

  • 先ずは↑キューピー湯さんに行ってみたところ定休日。
     ならば日乃出湯さんにしましょうと判り難い路地をウロウロして探し当てたと思ったら、

    ↑ご覧のように廃業…。
     最後の候補、東湯さんを訪れてみたところ、

    暖簾がかかっており↑間違いなく営業中。ホッとしましたわ。

     入浴後は大野市東部の園地駐車場に移動し、車中で夕食をいただいたあと就寝。
     翌朝目覚めてみると雨…。
     こんな雨で山ゴマをやるのは到底無理なのでアッサリと帰宅することに。
     12:00過ぎに帰ってきた私を見て、妻なる方がたいそう驚かれた08月15日。
     これで2016年の山ゴマ・ツアーは終了となりました。

     

  • 2016年09月05日

     飛騨・越中方面からの帰路に利用する北陸道砺波ICのすぐそばに在る↓のお店、

  • ここへはいつも16:00頃の立ち寄りになっていまうので、あわただしくお土産の 「ますのすし」 を買うだけだったのですが、 昨日の日曜日、09月04日は14:30頃に立ち寄ることができたので、以前から一度食べてみたいと思っていた、

    「立山そば」↑を頂くことができました。
     かけ蕎麦が330円、ますのすし一切れが160円、合計490円とワンコイン以下でリーズナブル。
     元々美味しいのに加え、大量の発汗後だったので、身体に沁み込む旨さでございました。

     ところでこの日付での富山県、いったい何をしに行ったのかと申しますと、

    ↑の空港付近でのシルビアシジミ探索が目的だったのです。

     「また、みょーな妄想に駆られて行きよったんやろなぁ…。」
    と皆さん思われていることでしょう。
     確かに、富山県でシルビアシジミを探そうなんて酔狂な事は、ちょっとしたアフォにしかできない所業であります。 けどね、アフォにはアフォのロジックがあるのですよ。

      1:沖縄本島のバナナセセリはベトナム戦争の頃、米軍の航空機に紛れてやって来たそうな。
      2:大阪国際空港(伊丹空港)では滑走路脇の芝生内でもシルビアシジミが発生中らしい。
      3:ならば、民間航空機の荷物室にシルビアシジミが、ヨタヨタと舞い込む事もあり得るだろう。
      4:しかも、伊丹のシルビアシジミは全国どこにでもあるシロツメグサを喰っている。
      5:従って、あまり寒冷でない地域に在る空港ならば、どこでも本種が発生する可能性あり。

     上記のような理論(妄想とも言う)に基づき、炎天下の 「富山きときと空港」 周辺、即ち神通川右岸河川敷をウロウロした訳ですが、 そもそもシロツメグサが生えていない…。
     結果、当然のことながら完封のnull。
     ここでは思いっきり汗をかいただけに終わったのでした。

     

  • 2016年09月07日

     09月04日(日)の富山県行きは、妄想によるシルビアシジミ探索だけではなく、当地で確実な記録のあるミヤマシジミを得るのも目的の一つでした。

     文献上、「神通川」 と記されているのを知っているだけで、確実なポイントは全く判りません。
     それでも居るところにはいーっぱい居るミヤマシジミの事ですから、軽トラに自転車を積んで持って行き、 現地でこれに乗り替えて適当に流せば早々ポイントに行き当たるだろうと軽く考えておりました。
     ところがですねぇ、これがそう簡単に見つかるものではなかったのでございますよ。

     …って、もう少し書くつもりだったのですが、今日はここまで。
     というのは、キーボードを叩いてるこの姿勢を保つ事自体、かなり辛いのですよ。
     実は09月05日(月)の朝食後、立ち上がろうとしたときに 「ピキッ」 と腰をやってしまったのです。

     やっぱり軽トラでの往復 660km/09月04日 という移動は、お尻周りにかなりの負担をかけたのでしょうね。
     クッションの悪い軽トラでの長距離運転は、完治していないもう一つの不具合箇所についても、間違いなく悪影響を及ぼしているハズですから、 またしてもN先輩に、 「君は治す気があるのかな?」 というお言葉を賜りそーですな。