2016年の近況集18

  • 2016年09月11日

     それにしても、こんなに居ないものなんでしょうかねぇ、富山県神通川のミヤマシジミ。

  •  ↑は神通川右岸の北陸道交差よりもやや上流になります。判り難いですが写っている範囲内にコマツナギは点々生えており、 「居ってもエエのになぁ…」 と歩き回ったのですが居たのはツバメシジミとウラナミシジミのみでミヤマシジミは全く見られません。
     熊野川合流点からこの辺りまで、クズ等で覆われたダメな草地が面積にして2/3程度を占めるのですが、 明るい草地も各所にあってその中には必ずコマツナギが生えておりました。
     けれどもミヤマシジミは居なぁーい。

     ならばもう少し上流の礫が目立つ場所を重点的に調べてみようという事で、先ずは見通しの良い場所からそのような環境を物色し、 その付近まで移動して堤防から河原に降り立ってみると、

    ↑ご覧のようにイイ感じでコマツナギが生えております。
     けれどもやっぱりミヤマシジミは居なぁーい。

     こんな行動を6回繰り返し、7回目にしてようやく、ミヤマシジミ↓を目にすることができました。

     私の探し方が下手だから、この1ヶ所でしか生息を確認できなかったという事であれば良いのですが、 どーもそういうことではないように思います。

     他の産地でも同様の事態であるならば、一部の蝶屋さんが心配されているように、次のターゲットは本種…、という事になるかもしれませんね。

     

  • 2016年09月13日

  •  マイブーム、富山県のミヤマシジミ雄です。
     一昨日の日曜日、09月11日は富山県の黒部川、片貝川、早月川の三川で本種を探索し、 午前中の早い段階でポイントに行き当たったので、デジタル一眼100mmマクロで撮影する余裕がありました。

     加えて、同一個体の動画撮影も試みました。
     蝶本体にピントが合うように指で何度もタップしたのですが、どうしても少し奥の植物にピントを持って行かれてしまい、 こんなピンボケ動画しか得られませんでした。
     ピントが合っていたら、そこそこエエ雰囲気の動画になっていたのに…、と少々悔しゅうございます。
     まあ、ピントがうんぬんと言う以前に、せめて一脚を使ってでもカメラを固定して撮る方が先なんでしょうけどね。

     

  • 2016年09月15日

  •  私にしてはめずらしく生態画像を撮ったので、今日も富山県のミヤマシジミ、今回は雌です。
     どのような発生パターンなのかは存じませんが、このようにけっこう新鮮な個体と、 「激しく」 と形容するまでには至らないけれども汚損した個体とが入り混じる状態でした。
     そして個体数ですが、右岸ではやや広い範囲に低密度で、左岸ではとても狭い範囲に高密度で見られました。

     そして今日も同一個体の動画です。
     今回の動画は酷いピンボケではありませんが、手ぶれの酷さが目立ちますね。
     基本的に採り屋である私が、思い出したように撮ってみたところで良い静止画や動画が得られるハズもなく、 まあ、この程度で満足しておくべきなのでしょう。
     その代わりと言ってはなんですが、持参したフィルムケースの全てにミヤマシジミ等を収納でき、 「採る」 という方面においては充分満足のいく結果が得られました。

     そしてこの日も北陸道砺波IC前の 「源」 で遅い昼食。
     今回は蕎麦を注文せずに、前回食べられなくて心残りだった 「ぶりのすし」 と定番の 「ますのすし」 をそれぞれ1個ずつ頂きました。
     この二品で350円。
     駐車場を共用している隣の 「吉野家」 と同じく、ここも 「早い・安い・うまい」 といったところでしょうか。

     

  • 2016年09月17日

     台風には、これまでにけっこう痛い目に遭わされております。
     ですから、何処かに行こうとしているときに台風が天気図に出現すると、気象庁の予報に加え、最も信頼度が高いと評判の「米軍合同台風警報センター (JTWC)」 の予報も参考にしています。
     (下図、+9時間で日本時間)

  •  ということで、各施設のキャンセル料が発生しない09月14日の時点で、この↑予想進路を確認し、楽しみにしていた 「宮崎・鹿児島 敬老合宿」 を中止にしました。

     ところが本日09月17日19:00の時点でも、台風16号は未だ先島諸島あたりに居てはります。
     これやったら当初の予定通りに合宿できたやん…。

     ぜーんぜん関係ないけど、ようやく○門ピアスが取れて喜んでたのに、昨日検診に行ったら 「未だ内部の傷が治ってない」 らしく、 「この薬を一日一回使って、また2週間後にもう一度検診にいらっしゃい」 だって…。
     2週連続で富山県に行ったのがマズかったのか?
     う〜ん、なんか最近イマイチやなぁ〜。

     

  • 2016年09月21日追記

     Google drive に預けている .jpg や .gif 等のファイルが本Webページ全体で表示されない不具合が生じています。
     確認しましたが、TAG の記述に間違いはないようなので、Google 側のシステム障害だと思われます。

     

  • 2016年09月20日

     宮崎県在住のできた後輩M君によると、「09月18日の午後以降はどーしょーもない雨だったので敬老合宿は中止で正解でした」 との事。
     また、私と一緒に奄美大島で台風による島流しにあった経験のあるN先輩からも、「かつて”島流し”にあった社会人としては極めてまっとうな判断だった」 とのお言葉を頂戴しております。
     けれども、もし行っていたならば、

  • 帰路のJAL2442便が、「飛ぶの? 飛ばないの? 飛ばなかったら仕事に穴が…」 という胃の痛くなる焦燥感を宮崎空港で味わう事になっていましたね。
     過去に奄美大島で、停滞台風のおかげで3日もこの焦燥感を経験した私としましては、今回行かなくて本当に良かったと胸をなでおろしております。

     結局、この連休は何処へも行かず、作業場に籠もり、けっこうな量のミヤマシジミ等を展翅した後、

    最後に↑のゴマシジミを貼って今年これまでに採集した個体の展翅をすべて終わらせることができました。

     ところで下段の激しく汚損したゴマシジミですが、ネットに入れた瞬間まではかなり新鮮な個体だったハズです。 けどねぇ、そのあと急斜面に足を取られ、ネットもろとも転がってしまったのでこんな状態になってしまいました。
     山ゴマの場合、個体をフィルムケースに取り込み、蓋が外れないようにテープを貼り、ウエストバッグに収納するまで気が抜けません。
     ネットに入ったからといって、雄叫びをあげとったらアカンのですわ…。