2017年の近況集06

  • 2017年03月17日

     伏見屋の売り上げはイマイチで、けっこうヒマ。
     フィールドにも出かけていないので、特にこれといって書くようなこともございません。
     そろそろ終わらせてしまいたい2016年の補足、今日は08月です。

     
    2016年の総括:08月

     08月といえば山ゴマです。
     けどね、これについてはリアルタイムで書いた以上のことは書かない方が良いみたい…。
     ゴマシジミだからでしょうか、地味ぃ〜な亜種なのにアツイ人がけっこうおられるようです。
     自分の事はさて置き、滑落事故の頻発などという事態になったらいやですからね。

     山ゴマ以外では08月下旬に滋賀県大津市でウラナミジャノメを探してみたのですがnull。
     既知ポイントの近く、似たような環境で探してみたのですが、居らんもんですなぁ。
     何が気に入らないのでしょうか? 気難しいチョウです。

     
     これだけではあんまりなので、最近撮影したギフチョウの標本画像を貼っておきます。

  •  顕著なピンハネ。新鮮な状態で採りたかったなー。
     2016年04月15日、京都府産でございます。

     

  • 2017年03月20日

  •  03月18日から19日にかけて仙台市に行っておりました。
     特に書くことはございません。

     今日は少し前に撮影したギフチョウを貼るだけにしておきます。

     

  • 2017年03月23日

     週間天気予報にによると、今のところ週末26日(日)の福井県のお天気は曇り時々晴で最高気温15℃。
     ギリギリ未発生…、いや、発生があったとしてもハシリの個体が1〜2頭見られる程度だと予想しております。
     従いまして出動はせずに、標本画像撮影で作業場に籠もる予定です。

     さて、ええかげんに終わらせてしまいたい2016年の補足ではありますが、今日はまだ09月です。

     
    2016年の総括:09月 その1

     2016年09月はミヤマシジミと妄想のシルビアシジミ狙いで富山県に2回、シルビアシジミ狙いで島根県・鳥取県に1回訪れました。
     今日はこの中で09月11日に訪れた富山県黒部川の事を、「独りよがりの記録発表」 と共に書いておきましょう。

     先ずは記録発表です。
     この入り口→「日本産蝶類の記録 トップページ」 から順を追って読んでいただきたいのですが、 今日も↓の画像クリックで直接跳べるようにしておきました。

  •  ↑は採集地点付近に生えていたカワラケツメイ…、正確に判別できる能力は持ち合わせておりませんがアレチケツメイではないと思います。
     カワラケツメイで間違いないということであれば、最近侵入したものではなく以前から世代を繰り返していたものでしょう。

     ということは、ツマグロキチョウも以前から生息していた可能性がありますね。
     けれども学研の標準図鑑の分布図では日本海側の富山県以北は空白になっています。
     もしかして皆さん気付いてなかった?
     いや、今回は迷蝶の一時発生にたまたま出くわしただけなのかもしれません。
     実際のところはよくわかりませんが、富山県黒部市黒部川河川敷でツマグロキチョウ3雌を採集したという事実を、 こうして拙 Web ページに発表しておきました。

     久米島のタイワンモンシロチョウに続き今回も、「何処にも引用されずに黙殺された記録になる」 と予想できるのに、 敢えて自ら 「記録」 と主張し、 Web ページ発表に拘る私はアフォなのでしょうか?
     少数の人しか読まない紙のメディアに比べ、低コストで多くの人が読めるという点で優れている Web ページでの発表も 「皆に認知された記録」 としての扱いを望んでいる私ですが、これは無理なお願いなのでしょうか?

     まあ、ある種の権威付け、すなわち、中立的な複数の識者による 「記録」 の取捨選択さえあれば、 Web ページでの発表も 『記録』 として認知されるのでしょうが、現状、そのような方向へは進んでいかんでしょうな。

     

  • 2017年03月26日

     今日は採集に出掛けられるような天候ではなかったので、当初の予定通り作業場で展翅外しと標本画像撮影の一日でございました。

  •  主に久米島で採った個体と飼育したシルビアシジミで70頭分、裏表の撮影ですから全部で140ファイル、既に腰が重い…。
     特にこれと言ってお見せするような標本はなかったのですが、久々にアマミウラナミシジミを採っていたのでこれを貼っておきますね。

     ラベルは、[2016年06月05日 沖縄県島尻郡(久米島)久米島町(旧中里村)字阿嘉 比屋定バンタ]になります。

     

  • 2017年03月28日

     今年はこの時点に至るまで、まともに暖かい日がありませんでした。
     昨年の福井県杣山付近では03月29日という日付で本格的に発生していましたが、今年の本格発生はもう少し先になると思います。
     初出動を予定している04月02日の日曜日が気持ち良く晴れれば、新鮮な個体が多く飛ぶと予想されますが天気がイマイチのようです。
     なんか、メゲますな。

     ネタが無いのでしつこくやります2016年の補足、今日も09月です。

     
    2016年の総括:09月 その2

     実はツマグロキチョウが気になっておりまして、09月11日午後に富山県黒部市で3雌採集する前にも、キチョウが居たらネットインして確認したり、 アレチかカワラか区別できないけれどもケツメイ系の植物が生えていたら、その周辺を注意深く探索するよう心掛けておりました。

  •  ↑は09月04日の富山県神通川河川敷、画像右下に写ってるケツメイの他、堤防付近にもけっこう生えていたので、 かなりしつこく探してみたのですがキチョウすら飛んでおりませんでした。
     因みに、この場所ではミヤマシジミを見ることはできませんでした。

     そして↑は前日から車中泊していた北陸道呉羽PA内。
     この時、06:30頃だったのですがツマグロキチョウが居らぬものかと草むらに入ってみたところ、飛び出したのはキチョウ(たぶんキタキチョウ)が1頭のみ、 出た時は 「ツマグロキチョウや!」 と思ったんですけどね…。

     ところで、Web上に公開されている百万石蝶談会の会誌 「翔」 No.239 (2016年12月発行)の目次によると、 富山県砺波市や石川県金沢市甥杉町でもツマグロキチョウが採集されているようです。
     2016年はツマグロキチョウが北陸地方各地に進出してきたという事なのでしょうか。