2017年の近況集13

  • 2017年07月04日

     今日は台風3号の影響で大雨。キマを採りに行くことができず、溜まっている仕事を片付けておりました。
     日曜日だった07月02日も、晴れていた午前中は家族と某ホテルへ…。午後からはキマを探しに行こうと思っていたのに、 激しい雷雨になってしまったので、ずーっと展翅をしておりました。

     ところで、05月30日から本日まで、キマを対象に出掛けなかったのは05月31日、06月は02日と03日と07日と21日の四日、 そして07月に入ってからは02日と04日が出動無しとなっております。
     これだけ頻繁に出掛けておるのですから採集した個体数は既に102頭を超えているハズですが未だ数えておりません。

     そしてここまで、生息しているのは判っていたのだけれども何らかの事情で採るのが叶わなかったポイントで採ることができたのが3ヵ所、 新規に開拓できたポイントは4ヵ所といった状況です。
     もっとも、新規開拓4ヵ所の内2ヵ所は既知ポイントからそんなに離れていないので新規と言うには若干苦しい気もするのですが、 推定発生木の樹種が「科」まで異なっており(バラ科やブナ科ではない)、その樹種での発生可能性を信じてやってみたところ、 「うわっ、ホンマに居った…」 という感動を味わうことができたので新規ポイントの範疇に入れさせていただきました。

     

  • 2017年07月07日

     書きたい事はいーっぱいあります。
     けどね、この時期はキマについてばかりなので書く訳には参りませぬ。
     推定発生木がまさかの○○○○科だったり、テリ張り静止位置が○○○○の上や側面の事があるだとか、 トラフやベニやセセリでもなく けっこう良いチョウと2個舞したりするんですよだとか、ハッキリと書きたいものですが、 やっぱり止めておくべきでしょうな。

     なので、ネタが全くありません。
     仕方なく標本画像を貼ってごまかしておきます。

  •  2011年07月24日採集、兵庫県北部産年一化の個体です。
     この産地ではこのように汚損した個体しか採っていないので、近いうちにもう一度行こうかと思っております。

     

  • 2017年07月11日

     ありがたいことに、このところ仕事が忙しく、07月09日の日曜日も06:30〜14:30まで集中してアルミ障子  (違和感がありますがドアであろうが引き戸であろうが金属製可動建具のことを業界では「障子」と呼んでいます) を 組み立てておりました。昼食休みも15分しかとらず、ひたすら組み続けたのはキマを採りに行きたかったから。
     この日は気温高く明るい曇りだったので早い時刻からテリを張る状況でした。なので軽トラを駆って行きたかったのですが、日曜日に走ってるクルマって どーしてあんなに遅いんでしょうねぇ…。
     まっ、あんな道で飛ばそうとする私の方がイケナイのですが。

     行ったのはキマクロの比率が高い既知ポイント。
     結果は辛うじて1雄を採集。あと、花から叩き出した性別不明の1頭は行ってけーで、良いポジションでテリ張り静止中だった2雄を信じられない事に振り逃がし…。
     やっぱり8時間近くも6.8ミリ厚ガラスをアルミ障子に組み込み続けた後では、長竿を握る手に力が入ってなかったのでしょう。

     

  • 2017年07月14日

     本日採集の漆雄をもちまして、2017年京都市周辺におけるキマ対象のお出掛けを終了することにしました。
     05月30日から本日までの46日間のうち、何らかの理由で出動しなかった日数は合計8日だったので、38日間はキマを狙って長竿を握りしめていたことになります。
     また、この38日間で完封のnullだった日数は1日だけという意地汚さでございました。
     そして、1日当たりの採集個体数は平均すると□頭程度だと思われるので、合計すると今年も約〇☆・頭は採っているのでしょう。

     少し前にも書きましたが、今年は生息しているのが判っていたのだけれども何らかの事情で採るのが叶わなかったポイントで採ることができたのが3ヵ所、 そして新規のポイントは最終的に5ヵ所を開拓することができたので、今年の目標達成でございます。
     しかも新規5ヵ所の内の1ヵ所は、「よっしゃー、分布の空白を埋めたった!」 という雄叫び付きの新規ポイントだったので、とーっても喜んでおる今日この頃でございます。

     

  • 2017年07月18日

  •  海の日、でしたね。

     この連休に行ってきたのは鳥取、島根、広島の三県。
     鳥取、島根ではシルビアシジミの探索。
     広島では目的地をたった1ヵ所に絞り、キマ新規ポイントと信じての佇みでございました。

     結果は見えているようなものですが、今日は忙しいのでまた後日…。

     

  • 2017年07月20日

     海の日絡みの連休は13:30頃に自宅を出発し、先ずは入浴ポイントの 「鳥取県岩井ゆかむり温泉共同浴場」 を目指したのですが 途中京都府内で 「どー見てもキマのポイントやろ…」 と思える場所に行き当たったので長竿を手に少しやってみました。
     しかしながら、なーんにも出ません。
     というのも当然で、出現期としては06月の15日頃がベストと予想できる場所。一か月遅れでは居ないのが当たり前ですわ。

     岩井ゆかむり温泉で入浴後は国道9号線沿いのスーパーで夕食を購入。18:00を過ぎていたので刺身やおにぎり等が半額になっていてとってもラッキー。 特にとっても美味しかったカクアゴ (トビウオ) の刺身が元値298円の半額ですからとっても得した気分でございます。

     で、この日の車中泊ポイントは山陰自動車道の宍道湖SA。
     ここはいつも空いているのに、この日は地元のクルマ自慢?の若者が集合し、写真を撮ったりおしゃべりしたりでけっこう煩かったものの、 私はあまり気にせず寝られる性質なので翌05:15までぐっすり眠って05:30に宍道湖SAを出発。

     先ずは島根県内の海ビア予想ポイント、

  • こんな所↑から探索開始でございます。

     

  • 2017年07月22日

     突然ですが、というよりも恒例となった感があるとも言えます。
     梅雨も明け、今年もやってまいりました 「うだら」 ような暑さの夏。
     いや、今年に限っては 「あたくす」 しい夏かな?

     今は未だ仕事中ですが、もうすぐ伏見屋の営業を妻なる方に丸投げし、地下鉄鞍馬口駅へと向かいます。
     行先は、いつもの↓ここ。

  •  今回は採った瞬間、ソレと判って喜ぶことができるでしょうかねぇ〜。

     と、まあ、採集を目的に行くのではありますが、今回も主たる目的は、福岡からおいでになるN先輩、空港まで送迎してくれる後輩のM君、 このお二人と会っての宴でございます。

     

  • 2017年07月24日

     大阪国際空港(伊丹の空港)から何処かへ行くときには、阪急蛍池駅から空港まで徒歩で向かいます。
     そしてその途中、必ず↓の場所に立ち寄り、シルビアシジミの状況をチェックするようにしています。

     ご覧のように07月22日もこのような環境、即ちヤマトシジミやツバメシジミと同等の普通種状態で生息を確認することができました。
     こんな環境に進出できるシルビアシジミなのに、環境省レッドリストでは絶滅危惧IB類(EN)というカテゴリーに入れられています。
     けどね、シルビアシジミに対するこの評価はどう考えてもオカシイと思います。
     さらに言えば、今回タッパンルリシジミを目的に訪れた宮崎県では新興住宅地の空き区画に生えるミヤコグサで発生したり、 山を切り開いて作った造成地に一番に進出してきたヤハズソウで発生するような種なのに、この絶滅危惧IB類(EN)というカテゴリーはあんまりだと思います。

     これは環境省のお役人様が、保全活動をビジネスとしている組織による意図的な危機感の煽りを真に受けてしまったものなんでしょうかねぇ〜。
     というか、これらの組織はお役人様に対する 「はたらき掛け」 が上手なのかもしれませんね。