2017年の近況集16

  • 2017年09月01日

     ↓袴腰山のゴマシジミです。

  •  2002年から11年の時を経て獲得した経験から探し当てた袴腰山のポイントで、2013年08月04日に採集したのは上に貼った18個体。 これらの他に少なくとも5頭は目撃しているのですが、ポイント内は足場がとっても悪いので追いかけられませんでした。

     
     で、そのポイントなんですが…。
     以下は月刊蝶研サロン65の三上氏による文章を引用させていただきました。

    ここまでの約5ページを略

     
    まあ普通は、袴腰山にゴマシジミがいるとだけ聞けば、とりあえずは山に登って探してみるわなぁ。

    ―― 後日談 ―― (一部音声が途切れていることをお諾び申し上げます)
    ○ 8月6日/H.K.氏:袴腰山のゴマシジミのポイントは難しいですよ。ホニャララ・・・・からムニャムニャ・・・・をトコトコすると崖があり、そこだけにいるみたいですよ。
    ○ 8月7日/T.S.氏:袴腰山のゴマシジミのポイント? あれはね、テケテケ・・・・をスタコラ・・・・と行ってゴソゴソしたところに崖があるんですよ。足場が滑るので注意してください。
    ○ 8月10日/Y.N.氏:あんなもん、人から詳しく聞かん限り分からないですよ。私が聞いた説明はかなりいいかげんで、とんでもないところに行っちゃいました。

     7行略

    それにしても、その場所を最初に発見した人は、とてつもなく偉い。

     
    これ以下約4ページを略

    …と、何処がポイントなのか判らないような文章なんですが、上記の引用文は袴腰山のゴマシジミポイントについて、かなり上手く表現されていると思います。

     最後に、来年行ってみようと思われる方へのアドバイスです。
     私が言うのもなんですが、とっても危険なので単独行は避けた方がよろしいでしょう。

     

  • 2017年09月04日

     昨日の日曜日、09月03日に撮影した画像です。

  •  まさか9月ラベルのギフチョウを狙いに行った訳でもあるまいに、何故、今頃になって飛騨なのか?
     そう、お察しの通り、岐阜県ラベルのミヤマシジミを狙いに行ったのでございますよ。

     で、結果については語るべきことがほとんどないので、前日土曜日の車中メシを貼ってごまかしておきます。

     土曜日の夜は涼しかったのでお鍋です。
     先ずは138円(税別)の太巻き寿司をつまみながら第三のビールを飲み、おなかを落ち着かせてからお鍋の用意です。
     液体めんつゆを約5倍に希釈したところへ刺身醤油を若干加えて一煮立ちさせ、先ずは富山名物「ととぼっち(魚のすり身)」を投入して濃厚なお出汁ができました。
     あとはキノコや豆腐等の具材を適当に入れ、2割引きとお安くなっていったシイラの切り身を煮過ぎないように気を付けていただきました。
     シイラって、上品な脂がのっていて美味しいですよね〜。京都では滅多に売っていないので、このシイラをスーパーで見つけた瞬間、お鍋に決定でした。
     最後に和ソバを入れ、彩にカイワレを乗せて(刻み葱が売り切れだった)〆でございます。

     蝶について書くことがないからと言って、あんまりな内容ですな。
     きっと次回も蝶ネタじゃなくって、似たようなお話しになると思います…。

     

  • 2017年09月07日

     何回も書いているのですが、高速道路を利用するにしても京都市内のICで乗り降りすることは滅多にありません。
     中国道利用時は滝野社IC、名神高速利用で東の方へ行くときには関ケ原IC、北陸道利用時は武生ICからそれぞれ乗り降りしています。
     そして北陸道の場合は飛騨や新潟方面等、目的地が富山市よりも先であっても砺波ICで乗り降りしております。
     もちろんこれは高速代節約のためであります。
     節約するのであれば全て下道を利用すればよいのですが、福井市付近と金沢市付近がけっこう混むのですよ。 ですからこの区間については高速道路利用が得策と判断しております。
     ならば砺波ICの先、富山市付近も混むのじゃないのか? との疑問がございましょうが、県道と新川スーパー農道を使えば新潟県手前の朝日町まで、 とっても快適に走行することができるのです。

     ということで、目的地が新潟県であった08月26日〜27日もこのルートを利用。

  •  途中、辰尾鉱泉↑で入浴。
     そして、スーパーのアルビス大久保店と大阪屋ショップ宇奈月店で購入した夕食↓を

    車中泊予定地である黒部川河川敷の駐車場でいただいたのでした。
     ところで気になるのはお刺身の 「こずくら(つばいそ)」 という魚種名ですが、これは出世魚ブリの小さいやつ、ハマチ(フクラギ)よりも一段小さい個体、 関西で言うところのツバスでございました。

     それにしても車中メシの画像を2回続けて貼るのはいかがなものか…、なので、蝶の画像も貼っておきます。

     08月27日(日)の目的種、ミヤマシジミ。
     但し、この個体は2016年09月11日、富山県黒部市で採集したものです。

     

  • 2017年09月10日

     学習能力が無いというか、諦めが悪いというか、懲りないというのか、今日は京都府北部でシルビアシジミを探しておりました。
     しかしながら、良い状態の草原は皆無。
     仕方がないので、俄か撮り鉄になって、

    ↑の特急列車を撮影…。

     いかがでしょうか、どーしょーもない堤防斜面でしょ。

     

  • 2017年09月13日

     台風18号、そこで曲がるかぁ!
     地形図を印刷し、予想ポイントもプロット済み。準備は完了していたのに、よりによって連休中に縦断せんでも…。

     さて、今日は中途半端になっている岐阜県ラベルのミヤマシジミについて書きます。
     訪問前に調べてみたところ、岐阜県における本種の記録地域はいわゆる飛騨地方のみという事のようでした。
     そして今回調べてみて初めて知ったのですが、旧宮村のI地区では高山市の天然記念物 (旧宮村が選定したのを高山市が引き継いだのか、合併後に高山市が選定したのかは調べ得ませんでした) になっていたのですよ、びっくりしました。
     というのは、「ミヤマシジミよ、ついにおまえもか」 という怖れていた事態が始まったのかと思ったものですから。
     そんな旧宮村I地区へのこのこ出掛けて行って、騒動になってはイケナイので探索対象として選んだのは旧神岡町と旧上宝村の高原川周辺でございました。
     皆さま、もうお分かりですね。
     「これだけ地名が出てきたんやから、完封のnullで帰りよったんやろな」
     ハイ、その通りでございます。

     とは申しましても、高原川沿いで探索した範囲を書いておきますと、

    上流は↑の橋付近から、下流は国道41号線が間近に迫る船津橋付近まで、コマツナギが生えてそうに見える場所12ヵ所に突入し、実際にコマツナギを確認できたのは4ヵ所。 そのうちの2ヵ所は、こんな↓感じで世代を繰り返すのに必要と推定される量と面積でコマツナギが生えていたのですが、ミヤマシジミは全く見られませんでした。

  •  余談ですがこの日は、高原川に入って釣りをしておられる方がとっても多く、その方々のクルマは江戸方面のナンバーが高い比率だったので、 「奥飛騨って、案外、江戸に近いんや」 と思った次第でございます。
     余談ついでに、これ↓はネタ。

     因みにこの付近でも探索しましたが、クズで覆われたダメな河川敷でございました。

     さらにもう一つネタのような動画をば…。

     ここでも撮り鉄してたんかいな…、と思われたでしょうが、ここへは一応ミヤマシジミを探しに行ったのです。
     というのは私が初めて採ったミヤマシジミは1974年07月22日、当時国鉄の信濃追分駅プラットホームだったので、「線路沿いにコマツナギが生えているかも?」  と思って訪れてみたものの、ご覧のようにそんな状況ではありませんでした。