2017年の近況集18

  • 2017年09月30日

     目覚めれば05:30。昨晩は21:00過ぎに寝ているのですから、これでも寝過ぎ。
     07:00からの朝食には、まだかなり時間があるのでお散歩です。

  •  民宿付近に停泊していた漁船↑、船体に付着している黒い汚れはおそらくイカ墨なんでしょう。
     フェリー乗り場の方へ行ってみると隠岐汽船の「しらしま↓」が停泊しています。

     境港から隠岐にかけては鬼太郎キャラだらけですな。

     06:55に民宿へと戻り、食堂へ直行。

     ↑朝食です。
     量は少しずつですが、これだけ多品目のおかずが付いた朝食は初めてです。
     例によってお茶碗山盛りの三杯飯をいただき、09月23日の採集へと出発したのが07:35。

     今回の訪問はシルビアシジミ目的ですから昨日に続き、地名に 「さき」 が付く場所を攻めることになります。
     そこでこの日の最初の目的地は、朝のお散歩で見たフェリーの船名と同じ 「白島崎」 でございます。

     白島崎へ向かう遊歩道(倒木多く荒れ放題、飛騨でギフ採ってる気分です)の途中に生えていたブナ科の樹↑。
     上手く撮影できてませんが、カシワでもないしミズナラでもない雰囲気…。これが所謂モンゴリナラなのでしょうか?

     荒れた遊歩道を進行したせいで、朝露、蜘蛛の巣、ひっつき虫を全身に纏いながら到着した白島崎↑です。
     なかなか良い荒涼感なので、期待を胸に海岸まで降下したのですがミヤコグサが見つからない…。
     代わりに見つかるのはハングル文字が記されたゴミ↓ばかり…。

     もしかして、かの国には、「不要な物は何でもかんでも海に捨てればよい」 という不文律でもあるのでしょうか。
     

  • 2017年10月03日

     好天に恵まれた10月01日の日曜日は、懲りもせずに奈良県でシルビアシジミを探しておりました。
     このお話はまた後日書くとして、今日も隠岐島後の続きです。

     主たる対象種がシルビアシジミであることから、探索は岬めぐり及び海面付近まで降下可能な磯環境が中心でした。
     そういった環境に到達できると、ほぼ100%(白島崎も展望所付近には生えていた)ミヤコグサは生えておったのですが、対象種はやっぱり気難しい…。

     海沿いでの探索に少々飽きてきたので、↓こんな所にも行ってみました。

  •  蝶研出版解散時に送られてきたポイントマップ集四国中国編に出ていたので訪れてみたのですが、 この時は雲多く気温も30℃に達していなかったので、対象種は全く見られませんでした。一応、長竿でペシペシしたみたのですが、この気象条件では当然の結果ですわ。

     この後は若干観光モードになって、中谷林道を詰めてみることにしました。
     よく整備された林道沿いには、オニグルミやミズナラが見られます。せめて2か月前であれば長竿を取り出してペシペシしたのでしょうが、 この09月23日という日付でそのような行為に及ぶほどの根性もなく林道終点に到着。
     「トカゲ岩」なるものがこの付近から望めるとの看板があったので、行って撮影したのが↓の動画。

     うむ、たしかにトカゲが崖にへばりついておる雰囲気…、山ゴマやってる時の自分自身もこんな感じなのかな。
     

  • 2017年10月06日

     隠岐島後のお話を続けます。

     まる一日活動できた09月23日ですが、目的のシルビアシジミについては完封のnull。
     その他ついでに採集した蝶としては、激しく汚損したダイミョウセセリを1頭、キレイなキタキチョウを1雄、ミドリヒョウモンを1ペア但しいずれも汚損、 そして 「島集める」 という趣旨で必ず採るヤマトシジミは3雄1雌という結果に終わりました。
     うむぅ…、低調ですな。

     民宿へは17:15に戻り、速攻で入浴後、部屋で大相撲中継を観ながらポテチをつまみに第三のビール500mlを1本空けてから夕食↓へと突入です。

  •  ブロッコリーを浮かせたビーフシチュー。黒毛和牛(だと思う)・ピーマン・玉ねぎ・エリンギの陶板焼き。チキンカツ。 おそらく地物のハマチの刺身。カレイのムニエルおろしポン酢添え。茶わん蒸し。サンマの南蛮漬け。おでん(玉子、牛スジ、大根、こんにゃく、さつま揚げ、竹輪) といったメニューです。あと芋焼酎をロックで別途注文し、食べ始めたのですが、さすがにこの量ではご飯のお代わりは無理でございました。
     この時、相席になった方(仕事で来島されたお一人様の28歳独身女性)によると、昨日はビーフシチューの代わりにクリームシチュー、陶板焼きの代わりにすき焼きだったそうです。
     普通の民宿でここまで豪勢な夕食は初めてでした。あっ、もちろんお味の方もOK。

     この内容で気になるのは宿泊料金ですよね。
     09月22日の1泊目、夕食無しの朝食付きが 5940円。09月23日の2泊目、朝夕の二食付きで 8100円+芋焼酎ロックが540円。いずれも税込みです。
     なので、コスパは良好と言ってよいでしょう。
     けれども、私的には夕食を2品(ビーフシチューとチキンカツ)減らして7600円にした方がよいのではないかと…。
     とか言いながら、次回もここに泊まろうと思ってます。
     

  • 2017年10月09日

     引っ張り過ぎなのは分かっております。けど、ネタがないので今日も隠岐島後のお話を続けますね。

     ツアー最終日、09月24日(日)の朝食↓です。

  •  食器等のパターンは昨日と同じですが、その中身がすべて異なります。頑張っておられますね。
     昨晩の大量夕食のおかげで、朝からの三杯飯は無理。二杯にとどめておきました。

     この日は朝から好天で気温も上がりそうだったので、ルーミスシジミをやりに行こうかとも思ったのですが、 伊丹行きのJAC2332便の出発時刻(14:00)に間に合うためには、レンタカー屋さんへ13:00に戻るよう指示されており、 ポイントからこの時刻に戻るのは厳しいとの判断でルーミスシジミは中止、西郷の近場でウロウロすることにしました。

     先ずは町の中を流れる八尾川の左岸↑を歩いてみたのですが、ミヤコグサは確認できず当然ながらシルビアシジミも見られません。

     シルビアシジミのポイントと言えば西日本では空港周辺でございますから、次に訪れたのはジオパーク隠岐空港↓です。

     とっても状態の良い草原、この環境でミヤコグサが生えていれば……、と足下を見ると、

    ↑そこそこの量で生えています。
     これは採れたも同然と気合を入れて歩き回ったのですが、いなーいのですよ。
     「この環境で居らんか…」 と釈然とせぬままクルマに戻った時点で時刻は未だ09:00、あと4時間あります。