2017年の近況集19

  • 2017年10月12日

     「ええかげんにしとかんとアカンな」 とは思っておるのですが、好天だった体育の日の連休は採集に出掛けなかったので、このネタしかありません。
     そう、隠岐島後のお話です。

     最終日の09月24日(日)、空港ふれあい公園でシルビアシジミの探索を諦めた後、車に戻ってみるとラジエター直下のアスファルト上に手のひら大の緑色の液体が溜まっています。
     冷却液漏れですな。早速ボンネットを開けて点検してみるとラジエター上部が、ぢぃーわりと濡れています。
      「アカンがな…。けど、あと4時間しか無いしなぁ。レンタカー屋さんに戻ってたら時間が
      もったいないし…。この状況はキャップのパッキンがヘタってるだけで、突然のダダ漏れは
      無いやろ」
    と都合の良い判断を下し、次の目的地へ向かう事に決定。ただ、念のため、使う事にならないように祈りつつ、 空港で予備の冷却水として2Lのペットボトルに水を入れ、車に積んで出発です。

     で、その目的地というのは、↓檀鏡の滝。

     隠岐島後の定番観光スポットではありますが、事前の調べてルーミスシジミの可能性を感じていたので行ってみることにした訳です。
     深い谷を流れる川沿いの参道の途中、小さな谷との出会い付近では注意深く周囲をチェックしてみたものの本種は見られません。
     まあ、30℃に満たないこの時の気温では、生息していたとしてもこんなお手軽な場所へは降りて来ませんわなぁ。

     この後、海に近いところ一ヶ所に立ち寄り、西郷のスーパーで買ったお弁当を玉若酢命神社の駐車場でいただいてレンタカー屋さんに戻ったのは約束通りの13:00。 以後、レンタカー屋のおっちゃんの運転で空港に送ってもらう途中でガソリンを入れ、支払いはもちろん私。通常のレンタカー返却パターンとは異なりますが、 借り受け時にこうするように言われておりました。
     因みにガソリンは 134円/L と離島にしてはとってもお安い単価でした。
     

     で、結局、目的のシルビアシジミは採れたんかいな? とのご質問をここで賜るのは必然でございます。
     ハイ、お答えします。
     実は到着初日に採っていたのでございますよ。
     ですから以降は精神的余裕を持って各海岸沿いを探索していたのですが、実際居たのは初日に採った一ヶ所だけだったので、 隠岐島後のシルビアシジミは 「けっこう珍なんじゃないかな?」 との印象でございます。
     

  • 2017年10月15日

     雨です。しかも肌寒い。
     従いまして、今日は作業場に籠って隠岐島後産シルビアシジミのお世話とデータ整理です。

  •  そしてようやく、ふしみやDB2016年版↑が出来上がり、ブルーレイディスク2枚に焼くことができました。
     やれやれでございます。
     と、気を抜いてはいけません。2017年版の打ち込みは未だ手付かずなんです。
     これから数か月かけて、2016年版と同じぐらいの量を打ち込まなければならないかと思うと、現段階では 「もう、やめとこかな…」 という気持ちになるのですが、 採った以上はやらねばなりますまい。
     がんばりましょう。
     

  • 2017年10月18日

     悪石島か……。
     イイなぁ〜、行きたいなぁ〜。

     唐突にこんな書き出しになったのは、いつも立ち寄ってるブログの筆者さんが、悪石島で撮影された画像をUPされたからなんです。
     そして、筆者さん撮影の生態画像、最初の1枚はやっぱりヤマトシジミでした。
     離島を訪れる度に、「島集めるという趣旨でヤマトシジミを採って帰る」 という私の行為、実はこのブロブからパクらせていただいたものなのです。
     そのブログの中で、「島集める」 という筆者さんの素晴らしい表現に出会った瞬間、「コレやっ!」 と思ったのですよ。
     改めまして、*a**ou*aさん、ありがとうございました。

     さて、トカラ列島つながりで、私も画像を…、


  • 十島村が運航している 「フェリーとしま」 の売店で買って帰った芋焼酎の紙パック(もちろん空っぽ)です。

     この紙パックを見る度に思い出すのは船酔い。もう、最悪でした。
     揺れている最中は、「二度と船なんかに乗るものか!」 と思っていたのですが、船でないと行けない島へ渡るとなると 「今度はきっと大丈夫」 と自分に思い込ませて乗り込みます。
     けどね、やっぱり酔うんですよ。
     トカラ航路で酔うまでは、船で酔ったことがなかったのに、これ以後は全くダメ。程度の差はありますが必ず酔います。
     「フェリーとしま」 の揺れ、恐るべしでございます。
     

  • 2017年10月21日

     明日の日曜日はミヤコグサを摘みに行きたいのだけれども、台風が来るそうなのでやめておきましょう。
     う〜ん、低調ですな。

     ネタが無いので、PC内から一掴み。


  •  前にも書いたと思うのですが、死ぬまでに [ふしみやDB] をPDF化して全て公開しようと思っています。
     なので、過去の [ふしみやDB] を↑のレイアウトに少しずつ書き換えております。
     今日は、昨日書き換えた2008年04月分の中から「今は亡き知谷峠のギフチョウ」をUPしておきましょう。
     画像をクリックして現れるPDFファイルは9.80MB、チョッと重いです。
     

  • 2017年10月24日

     10月22日〜23日にかけて紀伊半島付近を通過して行った台風21号による被害、京都市内でもそこそこあったようです。
     昨日は朝から某有名金色寺院に呼ばれて、台風の風で煽られて半壊したアルミ框ドアを 「とりあえず応急的にでも戸締りできるように直して」 というご要望にお応えしたり、「倉庫の屋根が吹き飛んだので波板を配達して」 だとか、「玄関引戸のガラスが割れたので嵌めて」 など、 とっても忙しゅうございました。
     そして今日もけっこう忙しいので蝶関係のお話はございません。
     もっとも、ネタが無いというのも理由の一つではあるのですが。
     

  • 2017年10月27日

     ネタが無いので、最近レイアウト変更している [ふしみやDB2008] の中から一掴みです。


  •  ↑コモンマダラ、迷蝶でございます。
     ラベル表記にあるカタブル浜という地名は………、(うわっ! 今気付いた、ラベルはカブル浜になってるやん。書き直さな…)


    ↑の地形図内、何処を探しても見い出せませんが、このコモンマダラの採集場所はx6で、 この下部に描かれている砂浜がカタブル浜になります。

     わたくし、ラベルの地名表記は国土地理院1/25000地形図を見れば分かるような表記に努めているのですが、 八重山諸島、特に与那国島に関しては現地の通称地名を書いております。たとえば、
     x11は 「三ツ石」
     x4は 「帆安」
     x3は 「アギンダ」
     x1は 「アンガイミィドゥチ」
    といった具合です。
     ところで上記の 「アンガイミィドゥチ」 ですが、これは蝶屋さんとの会話や発表されたデータ表記を読んで知り得た場所です。 従いまして、この文字列を現地の方が発音されるのを聞いたことがありません。
     なので、今度行ったときには現地の方がどんな風に発音されるのか、一度聞いてみたいと思っております。