2017年の近況集21

  • 2017年11月18日

     [ふしみやDB2008]のレイアウト変更が完了し、[ふしみやDB2007]↓の変更に突入しています。


  •  ご覧のように2007年採集の標本画像は背景が薄いブルー。現在のグレーにたどり着くまでの試行錯誤中で、イマイチ…。
     そのうえ、2008年以降のように全個体の表裏を撮影していないので、標本画像の右隣に不細工なエクスキューズを入れざるを得ませんでした。
     10年も経過している現在、今さら撮り直しても標本の狂いと退色で展翅板から外した直後の状態は再現できません。 面倒だと思わずに気合を入れて撮影しておくべきでした。

     それから地形図ですが、2007年当時の国土地理院WEBサイトでは1/25000地形図の1図葉を1/4に分割したbmpファイルが直接ダウンロードできたので、 切り抜かずにそのまま貼り付けています。
     なので、プロットした採集地点が小さくなってしまい、このままでは何処だかよくわかりませんが、 画像をクリックして現れるPDFファイルを拡大すれば何とかご覧いただけると思います。
     

  • 2017年11月21日

     この日付でUPした記事は、私の判断で削除しました。
     

  • 2017年11月22日

     2017年11月21日付でUPした記事に対し、関係各方面の方々が迅速かつ気持ちの良い対応をとってくださいました。
     ありがとうございます。
     かえって恐縮しております。

     一旦、WEBにUPされたので、完全に忘れ去られるという事はあり得ませんが、「できるだけ検索に引っかかりませんように」 との願いを込めて、 2017年11月21日の記事内容を削除しておきました。
     

  • 2017年11月25日

     11月19日にH先輩からいただいた 「珠玉の標本箱 シジミチョウ科 キマダラルリツバメ・クロシジミ」 をけっこう真剣に読んでおります。

     そのなかに、「◎キマダラルリツバメ分布175市町村一覧」 という項目がありました。
     これを丁寧に読んでみたところ、私は採っているのだけれども記載されてない市町村が二つありました。
     そこで今日は、その市町村産の標本を貼っておきましょう。



  •  市町村名まで書いとけよ…。ですよね。
     けどね、キマをやってる方なら、「岡山県なら、多分あそこやろし、滋賀県って…、発表されてなかったん? 」 という反応になろうかと思います。
     ということで、県名までにとどめておきました。
     

  • 2017年11月28日

     一昨日の日曜日は家族三人でランチに出掛けた以外は作業場に籠もり、標本箱の防虫剤を交換。 ついでに2016年採集個体を詰めた標本箱の撮影をしておりました。
     毎年、個々の個体すべてを撮り終えた直後に標本箱の撮影をしていたのですが、今年はそれを忘れていたのですよ。
     今頃になって、ようやく完了することができました。

     そこで今日は、この標本箱画像をUPしておきます。


  •  相変わらずギフ・キマ・ビアばかりのところにリュウキュウヒメジャノメが入っております。これらの個体は沖縄県の久米島産です。
     たかがリュウキュウヒメジャノメなのに久米島ではそんなに多いものではなく、真剣に採ってここに入っている個体プラス4頭しか得ることができませんでした。
     ご覧のように鮮度はそこそこなので時期を外していた訳ではないようです。ということであればポイントを外していたという事になるのかもしれませんが、 そもそも本種における 「ポイント」 などというものは考えたこともなく、「適当に居そうな所」 でクルマから降りて本種目的に歩いてみたものの、居たのはたったの3ヶ所。
     まっ、センスが無いということなのでしょう。
     それから最大面積を占めているギフですが、真ん中やや右の派手な雌は富山県旧上新川郡大山町の鉢伏山産、3月に大画像で本ページ既出の個体です。
     ビアは強制産卵飼育羽化の個体で産地は全て島根県Y市だったと思う…、いや、一部鳥取県Y市のもまじっているかも。
     そしてキマは全て京都府産でございます。
     

  • 2017年12月01日

     ネタがないので、2016年採集個体をランダムに詰めた標本箱 3箱を小出しにして凌いでおります。


  •  ほとんどがギフですな。しかし、これだけ採っているのに異常型とか斑紋の乱れた個体は皆無、やはり私は異常型の引きが弱いようです。
     異質な感じを受けるリュウキュウムラサキは久米島産、宇江城城跡で強風の中ビューンと飛んできた個体をエイッと振ったら入ったのでお持ち帰りした個体です。
     同じく久米島産のタイワンモンシロチョウ 2雌も入っておりますね。コレはたぶん久米島初記録だと思うのですが、 紙のメディアに発表せずに本ページでPDFファイルをUPしただけなので、何処にも引用されずに黙殺されるのでしょうな。
     黙殺されるといえば、右下防虫剤付近の夏型ツマグロキチョウ 3雌も市町村単位では初記録と思われる富山県黒部市産。
     あと、ウラナミジャノメは滋賀県の既知ポイントで採集した個体、現場から帰る途中に立ち寄って (道端に居るものですから…) お持ち帰りしたものです。
     

  • 2017年12月04日

     昨日の日曜日は次々に羽化してくる隠岐島後産のシルビアシジミの展翅をしておりました。
     母蝶5頭から強制採卵により得た卵は、少なくとも150個はあった上に長日処理により越冬態勢に入る幼虫が皆無だったせいで、約120個もの蛹ができてしまいました。
     採ったから、いや、この場合は羽化したからには必ず展翅すると決めているので、必要と推定される展翅板は8本。
     不本意ながら2017年採集のキマかミヤマを外さなければなりません。
     ということは、ラベル作って、展翅外して、撮影して、さらにまた展翅か…。
     次回からは強制採卵にまわす個体の数を減らさなければなりませんね。

     さて、今日も小出しにしている2016年採集個体をランダムに詰めた標本箱、3箱目です。


  •  標本箱の 1/3以上を占めているキマは京都府と滋賀県産、1頭だけあるネコは滋賀県某所の個体です。
     キマの次に沢山入っているミヤマシジミは富山県の黒部川と神通川産。
     そして 2個体しか入ってない山ゴマは福井県 O 市産、今年は誰か挑戦されたのでしょうかねぇ〜。
     同じく 2個体しか入っていないコキマダラセセリは鳥取県旧国府町産、珍ラベルだと思っているのですがそーでもないのかな?

     以上3箱が 2016年採集の個体すべてでございます。
     それにしても毎年かわり映えのしない内容ですな。