2017年の近況集23

  • 2017年12月25日

     冬至が過ぎたので気分が上昇するかと思いきや、至って普通、別にどーってことございません。


  •  さて、一昨日の祝日に隠岐島後産母蝶5個体から得た飼育羽化個体の展翅↑を全て完了。
     ご覧のように150頭近くのシルビアシジミが羽化してしまいました。
     何とか0号と1号板に貼りきれるだろうと思っていたのですが、羽化しなかった蛹が1個、翅が伸びなかった個体も1頭だけという好成績だったので2号板にも貼らざるを得ませんでした。

     短期間にこれだけの量の同一種を展翅するとさすがに飽きます。
     なので、来シーズンからは強制採卵にまわす母蝶を3頭程度にしておくつもりです。
     

  • 2017年12月28日

     ほとんどの方々は今日で仕事納めだと思いますが、伏見屋金物店は明日も明後日も通常営業です。
     昔のように忙しくはないのだけれども、明日から休んでしまうのは先代に申し訳ないような気がするので、31日の午前中までは営業するつもりです。

     さて、例によって今日もネタがないので現在レイアウト変更中の[ふしみやDB2007]から引っぱってきたレコードを貼っておきます。


  •  蝶屋なのにトラフカミキリのデータ、しかも標本まで作ったりしています。
     上記の場所では古そうにみえるクワの木のそばに軽トラを止めてゴマシジミを探しておりました。
     生息してそうな草原はあったもののゴマシジミは見られず、トボトボと軽トラに戻ってみると、室内側フロントガラスにスズメバチが貼り付いてるではありませんか!
     「しもたなっ、窓がチョッと開いてたんやな…」 と反省しつつドアを開けて出て行ってもらおうとしたのですが、よく見るとハチではなくカミキリさんじゃないですか。
     「これはもしかすると、チョッとエエもんかもしれん」 という事で三角紙に包んでお持ち帰りし、慣れない展足までして標本になっていただきました。

     展足して調べてみると、トラフカミキリという種だったので珍しいモノではないという事が判明。
     けど、けっこう大きくて美しいトラ縞文様のカミキリさん。ギフやキマが好きな私としては、けっこう気に入っております。
     

  • 2017年12月31日

     本日、14:00頃まで営業しておりました。
     その後、自宅で使う包丁の研ぎや掃除を終わらせ、今は大晦日らしくクラウディオ・アバド指揮 ベルリンフィル演奏の第九を聴きながらキーボードを叩いております。

     毎年、大晦日にはその年最後に採った個体の画像を貼り付けていたのですが、展翅板にのっているのがシルビアシジミだらけなので、 その個体を発掘する気がおこりません。
     なので仕方なく展翅板を収納している壁面の棚を貼っておきますね。


  •  上の画像内、和風のカレンダーを貼った扉を開けると、シルビアシジミ等がのった展翅板14本とギフチョウ等がのった展翅板が8本、 壁に立て掛けた状態で入っております。

     さて、今年も残り約5.5時間、1年ってホンマにアッという間ですね。
     来年も無事に蝶が採れるように願いつつ、約2時間後からは、飲む、喰う、寝る、のループに嵌まった5日間を過ごす事になるんでしょうな、きっと。