2018年の近況集05

  • 2018年03月20日

     アメダスによると今庄の積雪は0センチ。今庄365スキー場ゲレンデの積雪は圧雪130センチだけれども周辺道路に雪は皆無だそうな。
     ということであれば、現在の季節進行等もふまえ、総合的に判断すると来週の半ばぐらいには杣山周辺で採集可能ということになりそうです。
     なのに未だ2017年の総括というか補足が終わっておりません。
     早く終わらせてしまわなければなりませんが、一気に書く気力もないので今日は07月です。

     
    2017年の総括:07月 その1

     07月01日〜14日までの間でキマを対象に出掛けなかった日数は4日のみ。
     主に京都市周辺へのお出掛けでしたが新規に開拓できたポイントが2ヵ所。
     そのうちの1ヶ所はT先輩と共にこれまで何度も訪れ、ことごとく返り討ちにあっていた場所だったので採った瞬間に雄叫びをあげたかったのですが、 大きな声を出すのはチョッとまずいだろうということで雄叫びを呑み込み、静かに感動しておりました。
     海の日絡みの連休には広島県某所でキマを狙うもテリ待ち心中。そこへ行く道中、シルビアシジミを対象に中国地方山陰側でウロウロ。
     往路は主に島根県の海ビア狙いで海岸岩場を約10ヵ所訪れ、そのうち生息していたのは1ヵ所のみ…。1/10の確率ですから、探すのが上手いとは言えませんな。
     帰路には国道から見えた川の堤防が美味しそうだったので訪れてみたところ、ちゃーんと生息しておりました。この河川堤防に生息しているというような記述は見たことがないので、 もしかすると新知見かもしれません。
     そして帰路にはもう1ヵ所、↓の出雲空港に隣接する公園を訪れました。

  •  シルビアシジミのポイントと言えば空港であるという思い込みに加え、伊丹の大阪国際空港に生息している本種が飛行機に紛れ込み、 ここ出雲空港で飛行機の荷物室から脱出。この公園まで飛んで来てシロツメグサをホストに世代を繰り返しているに違いない! という妄想に突き動かされ、気合充分で探してみたのですが、見られた地這いシジミはヤマトシジミのみでございました。
     

  • 2018年03月23日

     うむぅ、明後日の日曜日でも杣山近辺では採集可能のような状況になってきましたね。
     けど、約束したしなぁ〜、行くのはやめておきましょう。

     さて、2017年07月の補足ですが、2回に分けたのは失敗でした。
     というのは今日の2回目、ほとんど書く事が無いのですよ。

     
    2017年の総括:07月 その2

     結局、07月16日までキマをやっておりまして、06月01日の初出動からキマを対象に出掛けた日数は都合38日。 合計採集個体数は 132 頭程度でございました。
     まあ、例年通りといったところです。
     そして07月下旬には例年通りN先輩とM君とで「タッパンが採れたらイイなっ♪」という蝶屋としての建前を掲げつつ、主たる目的は「飲み会」、への参加で宮崎県へ。
     タッパンは採れなかったけれども、生まれて初めてキリシマミドリシジミの成虫『雄』を採ることができ、とーっても嬉しゅうございました。
     最終週の日曜日には、クロシジミの有名ポイントとされている滋賀県大津市伊香立に行ってみたのですが、なぁーんにも居ないという現実に直面し、 帰宅してから 「絶ったんやろな、たぶん…」 といった感想をノートに記さねばなりませんでした。

     

  • 2018年03月26日

     昨日の日曜日は妻なる方のお友達が京都コンサートホールの小ホールでゴスペルを歌うという事だったので一緒に行ってきました。
     せっかく二人一緒(これ重要)に出かけるのですから、コンサートホールの近くにあるタイ料理のお店でランチ。

  •  初めて食べるタイ料理はタイ風焼きそばのパッタイとトムヤンクン。いずれもけっこう辛いけどおいしゅうございました。
     けど、パクチー(私は美味しいと思った)は虫屋的にはカメムシ・Flavor。好き嫌いのわかれる香味野菜でしょうね。
     …と、このシーズンオフも食べログ状態。
     このように蝶屋とは思えないような行動もこれでおしまい。次の日曜日、いや、今週の半ばからギフを採りに出掛けるつもりです。

     さて、早く終わらせてしまいたい2017年の補足ですが今日はまだ08月です。

     
    2017年の総括:08月

     ノートを繰ってみたところ、2017年08月の採集に出掛けた日数はたったの2日でした。
     08月06日にはゴマシジミ未記録のお山に登り、お天気ハマリではあったものの、カライトソウの存在は確認できたので再訪確定です。
     また、ここでは一瞬明るくなった時にコキマダラセセリを2雌採集。チョッと良いラベルかなっ?
     そして08月27日は新潟県でミヤマシジミを採った後、またしても妄想に突き動かされ富山県の小川でミヤマシジミを探索。
     ここ小川ではミヤマシジミの記録が無いのは判っていたのですが、ゴールデンウイーク後半に大地山を訪れたときに車窓から眺めた小川の状態と、 事前に検討したの空撮画像から、

    ↑の地図内x1〜x6の場所では生息の可能性ありとみて実際に訪れた訳です。
     で、結果はどうだったかと申しますと、皆様のご想像通り完封のnull。
     いずれの場所もコマツナギが生えられるような環境ではありませんでしたとさ。

     

  • 2018年03月29日

     本日、開幕でございます。
     行ってきたのはご覧のように福井県南越前町、杣山本体ではなくその近辺でした。
     10:50現地着、13:20現地発と現地滞在2時間30分の間に、目撃した個体数は11雄。この内ネットインしたのは8雄。
     そしてその状態は全て新鮮だったのですが、1雄だけ後翅に破損がありました。
     また、カタクリは芽吹いたところで開花しているものは皆無、蕾も未だついていません。
     こういった状況ですから、今週末の土日には個体数も増し、ちょうどよい時期になると思います。

     私が訪れた杣山近辺に残雪はありませんでしたが、今庄365スキー場に近い板取集落は、

    ↑こんなに雪が残っており、蕎麦屋さんも休業中。
     毎年、採集した帰りにはこの辺りを通過するのですが、ここまで多い残雪を見たのは今年が初めてです。
     多雪地域の発生予測が難しいシーズンになりそうです。

     ところで、例の型はどうだったのか? でございますね。
     はい、「来年の楽しみを残しておいた」と強弁しておきましょう。

     

  • 2018年04月01日

     唐突にバキか…、いったいどーしたのでしょうか?

     
     今日もギフを対象に某所へ出掛けていたのですが、このお話はまた後日に。

     今日は2018年のシーズンが始まってしまったのに、まだ終わっていない2017年の補足(総括)を書いておきます。

     
    2017年の総括:09月 その1

     09月03日は岐阜県ラベルのミヤマシジミを採らんと飛騨方面、ハッキリ書くと高原川(富山県に入ると神通川)の河川敷をメインに探索。
     過去に本種が記録されてる字名や、空撮画像で目星を付けた河川敷に10数回降下して探索を繰り返しました。
     結果、世代を繰り返すのに充分と思われるコマツナギの量と広さを兼ね備えた場所が2ヵ所だけあったのですが、 う〜ん、居らんもんですなぁ。
     まあ、私自身の探索能力が不足している可能性が高いのですが…。

     09月10日は京都府福知山市、これも場所をハッキリ書いておくと由良川の河川敷でツマグロキチョウとシルビアシジミの探索を行いました。
     結果は予想通り両種とも完封のnullに終わりました。
     「たぶん、アカンやろ…」 と思いながらも、これら2種の探索に出掛けるのは、京都府ラベルを採っておきたいからなのです。
     京都府内で過去に記録されているのだけれども私が採っていない種は迷蝶や放蝶も含めると10種以上残っているのですが、 この2種は過去に間違いなく府内に生息し、しかも現在でも採集できる可能性が若干残っています。
     そして、探索適期となるのが秋なので毎年この09月頃になると何処かへ探しに行きたくなるのです。
     けどねぇ、毎回返り討ち。
     もうそろそろ諦めた方がよいのかな? とは思っているのですが、今年の秋もきっと行くんでしょうな。