2018年の近況集09

  • 2018年05月18日

     ゴールデンウイーク後半の3日間、蝶屋さんと遭遇することはなかったのですが、いろんな方とニアミスしていたみたいです。
     この時期にギフを対象にしていると、どうしても同じような行動になってしまうのでしょう。

     今日もゴールデンウイーク後半のお話し、今回は書くのを忘れていた05月04日の行動です。

     前日の天気予報によると、05月04日の北陸方面はあまり芳しくない予報だったので、半分は移動日と決め、下道で富山県方面へと向かいました。
     とはいえ、途中の福井県南越前町では来年の杣山型ゲットの為、下見という位置付けでお山に登ってみたところ、

  •  ↑こんな立て札が…。
     どうやら多くの蝶屋さんが訪れるような場所だったみたいです。来年の訪問が躊躇われますな。

     さすがにゴールデンウイークということで、国道8号線の鯖江市〜福井市間と小松市〜金沢市間では渋滞にハマってしまい、 思ったよりも時間がかかってしまいました。
     それでも19:00前には富山市の国道41号線を越え、お風呂に入ろうと辰尾鉱泉に行ってみると定休日。

     ならば八木山鉱泉↑にしましょうと行ってみたのですが、ご覧のように臨時休業というか当分の間休業との事、このまま廃業されないか心配しております。

     そこで仕方なく上市町の 「アルプスの湯↑」 に入ったのですが、前々回に書いた通り私の評価ではダメお風呂。 たまたまかもしれませんが、子供の団体と一緒の入浴は苦行に近いものがあります。

     最後は例によって車中飯。
     遅い時刻にスーパーを訪れると、各種お惣菜が安くなっているので思わず沢山買ってしまいます。
     特におつとめ品150円のさつま揚げは500グラムぐらい入っていたので、連休中の3日間では食べきれず、チョッと失敗でしたわ。

     

  • 2018年05月21日

     本当は立山カルデラ方面に行きたかった。

     けどね、19日(土)の午後から、急に某金色寺院の現場に入らなければならなくなったので中止にしました。
     目的地に到達するには、自転車+徒歩でかなりの長距離移動となります。まともに採集・観察行動をしようとするならば、遅くとも 04:00 頃から行動を開始しなければなりません。
     現場作業を終え、店に帰ってきたのが 17:00 を過ぎていました。この時刻からの出発では、夜の運転+寝不足になるので事故と遭難の危険性が高くなります。
     まっ、大人の判断ですわ。還暦ですからねぇ。

     なので、天気の良かった昨日の日曜日は一歩も外へ出ず、展翅外しと標本画像撮影をしておりました。

  •  ↑の広い作業台は元々ガラス切断用。これだけの面積 (2416×1818ミリ) があるので、展翅外しと標本撮影の同時進行には最適、重宝しております。
     う〜ん、これぐらいしか書くことがないなぁ。
     にぎやかしに、昨日撮った標本画像、去年の本日付けラベルのミヤマカラスアゲハを貼っておきますね。

     キレイな個体だったのに、ネットからの取り込みを失敗している上に標本画像も意図した通りに撮れてません…。
     前翅の折れについては今更どうしようもありませんが、撮影については間接光に加え直接光を前後から当てると良いのかもしれません。

     

  • 2018年05月24日

     先ほど京都市右京区のポイントに行ってみましたが、全く見られませんでした。
     付近の植物等の状況を見ていると、現状未発生だと思われます。
     少し前までは25日頃から発生を始めると思っていたのですが、今日感じた雰囲気ではあと4〜5日先かも。
     とはいうものの、明日も現場の帰りに寄ってみるつもりです。

     

  • 2018年05月26日

     予定では昨日(05月25日)の 16:30 に今年のお初キマを採集するハズだったのですが、果たせませんでした。
     昨日の気象条件では、16:30 からのテリ張りはないだろうということで、17:00 頃に右京区のポイントを訪問。
     長竿でツンツンしてみたところ、出たのはチャバネセセリが1頭のみ。
     やっぱり未発生だと思われます。
     今日あたりから出るような気もしますが、今日明日はキマに行く予定がないので、今年のお初キマは来週前半になりそうです。

     画像が無いと寂しいので、去年のお初キマを貼っておきますね。

  •  京都府京都市右京区 2017年06月04日採集。キマクロです。
     それにしても、展翅がおざなりですな…。

     
    05月29日 17:10 追記
     約40分前にキマ1頭(推定雄)を京都市右京区で目撃、キマ開幕です。

  • 2018年05月28日

     今日はもう出ていると思うのですが、仕事の都合で行けませんでした。そして明日も、仕事で行けそうにありません。
     現在、仕事がそこそこあるのと、倉庫の引っ越しもしなければならないので、今年は 「毎日キマ採ってます」 なーんて言えないような予感…。

     さて、昨日の日曜日は 「やっぱり立山カルデラに行きたい!」 と土曜日の午後から富山へ向け出発。
     今回は岐阜県の大多和峠方面からではなく、富山県立山町の千寿ヶ原から自転車で常願寺川を詰めれば意外と短時間での往復が可能だろうとの目論みです。

  •  現在Web上で公開されている最新の国土地理院1/25000地形図↑によると、千寿ヶ原から常願寺川にそって描かれているのは砂防工事専用軌道 (トロッコ) のみで道路は全く描かれておりません。
     これまではこの地形図を信じて千寿ヶ原から行ってみようなんて思ってなかったのですが、I氏の 「飛騨のギフチョウ」 を読んでから 立山カルデラがどんなところなのかGoogle地図で航空画像を眺めていると、常願寺川沿いに道路が写っているではありませんか。

     その航空画像を参考に、紙に印刷した地形図へと手書きで道路を描いたのがコレ↓。

     航空画像を普通に眺めていると、常願寺川に沿う道路は途中で真川に沿ったり有峰トンネルを抜けたりと紆余曲折はあるものの、 千寿ヶ原から立山温泉跡まで連続しているように見えます。
     ところが航空画像を最大まで拡大し詳細に検討してみると、上の地形図内に赤で記入した地点で20mほど道路が途切れているのです。
     だとしても、たった20m程度のことなので、自転車を担いで進めるのではないだろうか? もし、どうしようもない崖だったとしても、 スイッチバックの辺りからトロッコの軌道に侵入し進行すれば何とかこの途切れた区間をクリアできるだろうとの読みでございます。