|
その3種だと思う種名も再掲載しておきますね。
エゾスジグロシロチョウ Pieris dulcinea 以下 「エゾ」 と略します。 |
↑も再掲載になります。最初に貼った3個体の内、右端個体の表裏です。 |
↑は最初に貼った3個体の左端、京都府京都市左京区岩倉長谷町産の個体になります。 |
何故ややこしいのかと申しますと、採集地点がですね [北海道札幌市南区砥山八剣山(観音岩山)南麓] なので、 「エゾ」 「ヤマト(北ヤマト)」 「ナミ」 の3種が混棲する地域といわれているからなのです。
実際のところ、私の実力 (タッパンなのにヤクルリだと思い込んで冷蔵庫に放置した前科あり) では、ホンマよーわからんのです…。
学研の標準図鑑62ページの 「ヤマト」 の解説中に 「なーんだ、結局判らずじまいやんかいさー」 という結果になってしまったのですが、この個体の種名を私なりに無理やり決定するとすれば、 裏面黒条の雰囲気が学研の標準図鑑56ページ内で 「エゾ」 とされている21−4の個体よりも、 「ヤマト」 とされている21−13の方に近いと思うので、上に貼った個体はヤマトスジグロシロチョウ(北ヤマトPieris nesis nesis) としておきたいと思います。
…と、昨日ここまで書いていたのですが、今朝来ていたメールで、前回トップに貼ったPieris3種として並べた画像の 「左個体はヤマトスジグロではないか」
とのご意見をベテラン蝶屋さんから賜ったのですよ。
|