2018年の近況集23

  • 2018年12月29日

     今日は12月29日なので多くの方は既にお休みになっていると思いますが、私は今日も仕事をしております。
     今日になってガラスを20数枚切って欲しいとのご注文をいただいたのですが、原板不足で約半分しか切ることができず、 残りは正月休みが明けてからという事でご了承いただきました。
     毎年、年末ギリギリになってからガラスを切っておりますな。

     さて、今日はカメラやレンズの違いで、撮影した標本画像の仕上がりがどれほど変わるものなのかを比べてみました。
     

  •  ↑はこれまでの組み合わせ、カメラ本体 PENTAX *istDS に M42 スクリューマウント50mm F4 のマクロレンズを装着して撮影。
     

     そして↑は最近約4万かけて購入した機材、カメラ本体 PENTAX K-5 に SIGMA 製 Kマウント50mm F2.8 のマクロレンズを装着して撮影。
     

     撮影等の条件ができるだけ同じになるように、いずれも絞りは開放から2段絞って撮影。ホワイトバランスは同じ白い紙でマニュアルセット。 撮影した PENTAX 独自のRAWファイル .PEF を同じソフトを使い .jpg 最高画質で出力。
     こうして得られた .jpg ファイルを WEB にUPするため、いずれも横方向で1280pixelに縮小しています。
     比べてみると、発色については個人の好みで意見が分かれるところでしょうが、いずれも標本画像としては一定のレベルをクリアしていると思います。
     そしてやっぱり PENTAX K-5 プラス SIGMA 50mm F2.8 macro で撮った画像の方が若干シャープに仕上がっていますね。
     そりゃまあ画素数が倍以上違うし、レンズもデジカメ用のマクロレンズを使っているのですから違って当然なのですが、 もっと劇的な違いを期待していたのでチョッとがっかりでございました。

     最後に参考の為、 .PEF ファイルから最高画質で出力された .jpg 画像をそのままご覧いただけるようにしておきました↓。

    PENTAX *istDS + PENTAX Super-Macro-Takumar F4 50mm 3008×2008pix 2.69MB

    PENTAX K-5 + SIGMA EX 50mm 1:2.8 DG MACRO 4928×3264pix 7.66MB
     

  • 2018年12月31日

     先ほどまで仕事場の掃除をしておりました。
     これで今年のお仕事は終了、このあとは食べて飲んで寝てのループでございます。
     毎年のことながら、何もしないで怠惰に過ごすお正月。  きっと、正月休み明けには1s程度の体重増加で、「何とかせなアカンな…」 と独り言を発するんでしょうな。

     で、今日は大晦日なので今年の最後に使った展翅板を貼っておきましょう。

  •  上部の3頭は京都府産のウラナミジャノメ。この日は1市2町で合計7頭採集した内の3頭、2町で得た個体です。
     最下部のムラサキツバメは京都御苑で採幼し、飼育羽化した個体です。なのに裏展翅…。
     何故裏展翅なのかと申しますと、この1雄のために2号傾斜板と2号展翅テープを取り出すのがじゃまくさかったからという、 ムラサキツバメに対してとっても失礼な理由でございました。

     さて、これからお向かいの銭湯にゆっくりと入り、その後は家族みんなできりたんぽ鍋です。
     皆様、よいお年をお迎えください。