2019年の近況集03

  • 2019年02月03日

     照明をLED電球に変更後の画像です。
     以下、2画像ともにシャッタースピードと絞りはマニュアルセット、ホワイトバランスはオートで撮影、 PENTAX独自のRAWファイル記録形式.PEFで撮影しカメラ付属のソフトで.jpeg最高画質で出力、この.jpegファイルをWEBにUPするためにサイズのみ変更して貼っています。

  •  先ずはヒカリモノ、ミヤマカラスアゲハ。
     GIMPで縮小以外の画像編集はしていないのでコントラストが低いですが、そんなに違和感はありませんな。

     しかし…、このギフチョウはダメですね。

     私のギフチョウのイメージでは、もっと黄色は黄色、黒は黒でなければなりません。
     これでは、前のT社製RA84のLED電球で撮った時とあまり変わらない発色です。何か工夫しないといけません。
     けどね、今回使用したRA95の照明下でカメラのファインダーを通して見ると、実際こんな色なのですよ。
     なので、これが真の色なのかなぁ?
     いやいや、この発色ではアカンでしょう。
     カメラ側で、何とか調整してみましょう。
     

  • 2019年02月06日

     LED照明下における標本撮影の件、ギフチョウの色が気に入らないのでカメラ側の設定変更で何とかならないものかとやってみました。
     色んな設定をいじってみた結果、現状では 「これで妥協かな…」 というのがコレ↓。

  •  シャッタースピードと絞り値はマニュアルで決定、ホワイトバランスはマニュアルでセットし、更にアンバー/ブルー微調整をブルー側に+2、 マゼンタ/グリーン微調整をグリーン側に+1、画像仕上げはナチュラルに設定しつつも彩度を+2、色相を+3に変更して撮影。 あとは前回と同じくPENTAX独自のRAWファイル記録形式.PEFで記録し、カメラ付属のソフトで.jpeg最高画質で出力、 この.jpegファイルをWEBにUPするためにサイズのみ変更して貼っています。

     ギフチョウの黄色は、まぁこんなもんかなぁ〜、けど、黒に締まりがないように思う…。とは言え標本自体が若干スレているので、 この黒がホンマの色に近く、私の認識の方がズレているのかも?

     そして、上のギフチョウと同じ設定で撮影したミヤマカラスアゲハがコレ↓。

     ミヤマカラスアゲハ自体の色は、これでOKかな。けど、背景にムラがあってイヤな感じ…。
     この原因は標本と背景が近過ぎるから。
    これを解消するためにギフチョウと同じように背景と標本間との距離を取って撮影したいのだけれども、 そうすると被写体がカメラに近づき過ぎで、標本やラベルが画面からはみ出てしまうんですよね。
     今使ってるマクロレンズの焦点距離が50ミリなので、これよりも広角のレンズに交換するとギフチョウと同じ撮り方ができて背景もスッキリするはず…。
     PENTAX純正の35ミリの単焦点マクロレンズが欲しいなっ、と。

     最後に、上に貼ったカメラから撮って出しそのままの画像を、よりキレイに見えるようにGIMPで編集したのを貼っておきますね。

     うん、↑これならまあ、許せるか…。

     ↑やっぱり背景のムラが気になるなぁ。
     

  • 2019年02月09日

     そろそろ2018年の総括というか補足を書かなければ…、と思っているのですがイマイチその気になれません。
     また、手書きノートから[ふしみやDB2018]への打ち込みも06月の中旬で止まったままになっています。
     このように、総てのことに対するやる気のレベルが、数年前から比べるとかなり落ちてきているように思います。
     こういうのが、「歳を取った」 ということなんでしょうかね。

     ということで、ネタが無いときの標本箱画像です。

  •  Ypthima 箱。マサキウラナミジャノメ、ヤエヤマウラナミジャノメ、リュウキュウウラナミジャノメの3種入り。
     1990年代に採集した個体ばかりなので標本箱のスペースを贅沢に使っておりますね。
     マサキウラナミジャノメとリュウキュウウラナミジャノメは、まあそこそことしても、ヤエヤマウラナミジャノメは少ししか入ってない上に、 みーんな激しく汚損しておりますな。
     2000年代に入ってからも、石垣島や西表島に訪れたときには必ずネットインしているのですが、新鮮な個体を得た記憶がありません。
     いったい何時行けば新鮮なヤエヤマウラナミジャノメを得ることができるのでしょうか?

     ヤエヤマウラナミジャノメの標本はアップに堪えないのでリュウキュウウラナミジャノメ↑です。
     この個体を採ったのは、N先輩と一緒に周った沖縄本島ツアーでした。
     本島ですから、某種も観察しようとトラップを各所に仕掛けたのですが何故かほとんど来なかったので、 某種については将に観察で終わったのですが、代わりにスミナガシけっこう来てくれ、「かえってこっちの方が良かったかも」 といった会話があったように記憶しています。
     

  • 2019年02月12日

     この連休はフィールドにも出ず、孫にも会いに行かずに手書きノートから[ふしみやDB2018]への打ち込みをしておりました。
     何とか08月まで打ち込んだので、残りは29ページ。今月中には終えることができそうです。

     ずっとPCに向かってキーボードを叩いていると飽きてくるので、昨日は少しのあいだ標本画像撮影に逃避。
     Papilio等の大きな標本を撮るときに背景から距離をとって撮影したいので、広角のマクロレンズが欲しいと少し前に書きました。
     「いや、買うまでもなく手持ちの24ミリレンズに『MACRO』って書いてあったような気が…」
    と思い出し、取り出してみると、

  • 確かに『MACRO』って書いてありますね。

     このレンズは10年程前にヤフオクで落札したのですが、ほとんど使っておりませんでした。
     広角の24ミリですから標本とカメラ間の距離をかなり近づけないと大きく写ってくれないので、 ラベルと標本を所定の位置にセットするのに少し難儀したのですが、何とか撮ってみた画像がコレ↓。

     背景ムラはほぼ解消され、画面中央部はけっこうシャープに写っています。
     けど、辺境部分がダメ。ラベルの文字がまともに読めません。
     これでは使い物になりませんわ。
     このレンズは広角レンズに「おまけでマクロを付けました」という感じですね。