2019年の近況集05

  • 2019年02月27日

     花粉がいーっぱい飛んでおりますな。
     これからの2ヶ月はマスクと目薬が手放せません。
     もうたまりませんわ。

     さて、今日も2018年の補足、04月その2です。

     
    2018年の総括:04月 その2

     この04月中に訪れた日付と場所を以下に列挙しておきます。勿論、対象種はギフチョウです。

       04月01日(日):島根県の雲南市(旧木次町と旧三刀屋町)と出雲市(旧斐川町)。
       04月08日(日):京都府京都市西京区大暑山と小塩山。
       04月10日(火):京都府京丹後市。
       04月12日(木):滋賀県大津市山中町と比叡平。京都府京都市左京区北白川中山町。
       04月13日(金):京都府京都市西京区大暑山と小塩山。
       04月16日(月):京都府京都市右京区梅ヶ畑川東、梅ヶ畑向井山、鳴滝三本松。
       04月19日(木):京都府京都市北区鷹峯皿谷、鷹峯堂ノ庭町、杉阪南谷、杉阪道風町。
       04月22日(日):福井県南越前町(旧今庄町)宇津尾と滋賀県長浜市(旧余呉町)針川。
                キマの下見で某所(居たので場所を書けなくなってしまった…)
       04月29日(日):岐阜県飛騨市(旧河合村)各地。
       04月30日(日):富山県下新川郡朝日町小川温泉。

     以上10日の出動。04月の蝶屋としては妥当な出動回数ではないでしょうか。
     なお、例年通り上記地名で詳しく書いた場所は諸般の事情で採集不可か既に絶ったと推定。大まかに表現した場所は実際に採集・観察したり、 今でも生息の可能性が高いという事でございます。

     あっ、先に対象種はギフチョウと書きましたが、04月30日だけはオレンジさんが対象種でした。
     「小川温泉」という記述を何かで読んだような気がする…、といった曖昧な記憶で行ってみた訳ですが、 実際に訪れ、行ける範囲で谷を詰めてみたところ、「オレンジさんが居るような谷だとは、とても思えないないが…」 という印象でした。
     少なくとも「小川温泉」と呼ばれる付近は、本種の生息環境ではありませんでした。
     う〜ん、何処に居たのかなぁ。

     

  • 2019年03月02日

     今日はとっても良いお天気で気温も15℃以上、あと10日もすれば静岡県でギフチョウが出そうな雰囲気です。
     とは言え、花粉症持ちの私にとっては最悪の天気、早く飛散終了してほしいものです。

     今日も2018年の補足、04月分です。

     
    2018年の総括:04月 その3

     04月01日と04月10日については、居たという事なので詳細は無し。
     04月08日の西京区では雪が降ってきたのでお天気ハマリ。
     04月12日はいずれのポイントでもギフチョウは全く見られず、絶った事を確認するための訪問。
     そして、04月16日、19日、22日の分については↓の動画をご覧いただくのが良いと思います。

  •  この時期に↑の動画をUPできるのは、昨年買ったマクロレンズのおかけで標本画像撮影がとっても速くなり、 [ふしみやDB2018]への打ち込みが快調だからなのです。

     

  • 2019年03月05日

     今日は陽射しも強くとっても良いお天気でした。
     こんなお天気ですと春が近いと感じられ、気分だけは高揚しておるのですが、大量に飛んでいる花粉のせいで目はウルウルで鼻水タリタリ。
     もう、たまりませんわ。

     今日で2018年04月の補足を終わらせてしまいましょう。

     
    2018年の総括:04月 その4

     04月29日の岐阜県飛騨市については、何も書かない方がよいみたい。
     村の条例を飛騨市がそのまま引き継いでるんですって。
     福井県大野市に見習って、「村の条例なんて引き継がないぜ、破棄!」とやってしまえばよかったのに…。

     そして04月30日、唐突にオレンジさんを見たくなり、「小川温泉という記述を何かで読んだような気がする…」 という曖昧な記憶で実際に小川温泉を訪れて探してみたところ、オレンジさんの香りすら感じられなかった訳ですが、 この文章を書くにあたり「いったい私は何を読んだのだろうか?」 と自宅にある文献を漁ってみたところ、 蝶研出版発行の「蝶類年鑑2004」の109ページに出ておりました。
     どんな記述だったかと申しますと、
    【富山県下新川郡朝日町小川温泉付近。発生時期;5月中旬〜6月中旬。採集禁止 (Host)ヤマガラシ 】
    と書かれておりました。
     けどねぇ、小川温泉付近って…、

  • ↑こんな所なんですよ。
     「チョッと、これは違うやろ…」と思いながらも念のためスノーシェッドの上部にも行ってみましたが食草すら見い出せません。
     「もしかして、この谷を詰めるのか?」と北又小屋に至る小川沿いの林道を進んで行くと約60分程歩いた地点からは林道が谷筋から離れてしまったので、 仕方なく小川の左岸を往生しながら詰めていったところ、

    ↑こんな状態。
     「これなら少しは居る雰囲気かぁ?」と思い、暫く佇んでみたのですが結局なーんにも出てきませんでした。

     小川温泉付近のオレンジさんって、いったい何処で観察されたんでしょうねぇ…。

     

  • 2019年03月08日

     昨日の夜から今朝にかけて山間部では雪だったようで、比叡山から北山にかけて白くなっておりました。
     なので、けっこう寒い。けど、日差しは強力。
     春は近いということなのでしょう。

     さて、今日から2018年の補足は05月に入ります。

     
    2018年の総括:05月 その1

     ゴールデンウイークの後半は、秋田県に行くつもりだったのですが現地の天気が芳しくないという予報が出たのでアッサリと中止。
     秋田県まで行かないのであれば、05月03日に出発する必要はないのでこの日は近場の木津川堤防へと行ってみました。

  •  ↑ご覧のように第一の目的種はギンイチモンジセセリ。
     京都府ラベルのギンイチモンジセセリは1980年頃に船井郡で数頭採集しただけだったので、今回採りたかったのですが、完封のnullでございました。
     データベース内のコメント欄に書いたように、「ポイントを外しているんだろうな…」 と採集中にも思っていたのですが、 頑張って探すほどの情熱もなく 「お腹が空いたので、もうヤメっ」 と昼過ぎには現地をあとにしました。
     ブルー鱗粉の載っていない蝶に対しては、どーも気合が入らない私です。
     そしてブルーといえば、もちろんシルビアシジミに対する注意も怠らず、ミヤコグサが生えていれば成虫だけではなく食痕の有無もチェックしておりました。
     このx1地点の堤防耕作地側斜面は将に本種の生息に適した草原状態。その上、広い範囲に多くのミヤコグサが生えています。 「この環境で居らんという事は生息してないんやろな…」 と改めて納得した次第でございます。