2019年の近況集07

  • 2019年03月26日

     今日はとっても良いお天気。福井県の杣山でもギフチョウが飛び始めたのではないでしょうか。
     明日も良いお天気との予報が出ているので、今年初の丸投げをしてみようかなっ、と…。

     さて、今日も2018年06月03日に行った真川源頭湿原の続きです。

     
    2018年の総括:06月 その3

     そもそも真川源頭湿原へ行こうと思ったのは、2018年01月の斜めの会で I さんに衝撃的な写真を見せていただいたから。
     その写真とは将に真川源頭湿原の中で撮られた何とも美しい光景だったのです。
     私もかなり以前(2005年06月12日)に折立平から南方に伸びる林道を詰め、終点から藪を漕いで行こうとしたものの、 そのあまりの濃さに、ものの5分で進行を諦めたときの目的地がその美しい湿原だったのです。
     「ああ、やっぱりこんなにキレイな場所なんや」 と 思ったのと同時に 「今年は絶対に行こう」 と このとき決意いたしました。

     「で、折立方面から林道を詰めて行かはったんですか?」 と お尋ねすると 「いや、有峰林道東谷線の方から谷詰めで」 と 仰います。
     「え゙っ、そっちから行けるようなルートがあったかなぁ…」 と 呟くと、隣の居られた T 先輩がサッとタブレットを取り出し、 1/25000地形図を表示してくださいました。
     三人で画面をのぞき込み、I さんが示してくださったルートを見ると、「なるほど! これなら何とか行けるかも」 と T 先輩と共に納得したのでした。

     

  • 2019年03月28日

     天気の良かった昨日は福井県の杣山付近に行こうと目論んでいたのですが、各方面(主に最も近い方)への根回しが難航し、 出掛けることができませんでした。
     週間天気予報によると暫くは気温が低そうなので初出動は来週の半ば以降になりそうです。

     さて、もうすぐ04月になるというのに、2018年の補足は今日も06月の続きです。

     
    2018年の総括:06月 その4

     酔っぱらって I さんのお話しを聞いていたせいなのでしょう、真川源頭湿原へのルートは鞍部付近以外の行程がすべて沢歩きになると思い込んでしまい、

  • 06:02に↑の橋付近から川床へ降下し、以後はずーっと川床を歩いて進行。
     判らないんじゃないかと心配していた鞍部への直登ポイントは奇跡的に一回目の突入で正解。
     そして辿り着いた鞍部は、ギフチョウのポイントになり得る環境だったので注意深く周囲を見回したものの蝶影は無し。
     鞍部からしばらく降ると、大半は真川の支流内をジャブジャブと歩くしかなく、ようやく10:15に

    ↑の真川本流との合流地点へ到着。
     この画像中央に写っているピンク色のテープは私がつけた目印で、オレンジ色のテープは私が来る前からぶら下がっていたものです。
     この合流地点から湿原へ行こうとウロウロしたのですが、何処から登れば良いのだろうか…、と 突入地点の選定に手こずってしまい、

    ↑の湿原に立つことができたのは10:44になってしまいました。

     そして湿原の周囲や真川本流右岸のブッシュ内で探索したものの、結局、ギフチョウは見ることもできないヘタレに終わった私でございます。

     後日、2018年の12月に、I さん、T 先輩、私の三人で会食したとき、この顛末をお話ししたところ I さんから、 「川床を詰めるのではなく、東谷支流の右岸斜面を谷に沿って進むんです」 と教えていただきました。(詳しくは月刊むし2018年4月号 2〜9ページをお読みください)

     文献は読まない(後日、 I さんから送っていただいたPDFで月刊むし2018年4月号 2〜9ページを初めて読んだ)、 そのうえ酔っぱらってエエかげんに話しを聞いているような私ですから、まあ、採れなくて当然なのかもしれませんね。

     

  • 2019年04月01日

     04月になってしまいました。
     けど、ここ数日の寒さでは福井県でも本格発生という事はありますまい。今年は意外と遅れておりますな。
     週間天気予報によると、今週の土曜日04月06日に行くのが良いみたいですが、きっと蝶屋さんでいーっぱいなんでしょうね。

     今日も2018年06月の補足なんですが、もう5回目になってしまいました。ネタが無いとは言え、さすがに引っぱり過ぎなので今回で終わらせますね。

     
    2018年の総括:06月 その5

     結局、2018年06月中に開発したキマの新規ポイントは、生息していて当然の地域内で6ヵ所、未記録市町村が1ヵ所の合計7ヵ所。 そして、この月中に採集したキマの数は 122 頭程度とけっこう好成績でした。
     近隣のギフと違って、同じ近隣でもキマの場合はシカによる下草の食害は関係ないので探し甲斐があります。
     けれども一方では発生木のある場所が私有地内ということが多く、持ち主さんの都合により何のためらいもなく切られてしまい、 簡単に絶滅してしまうという事例も2018年は2ヵ所ありました。
     まあ、私有地内のことなので何も言えませんが、けっこう残念に思っております。

     画像がないのは寂しいので、2018年06月採集のミドリヒョウモンを貼っておきましょう。

  •  産地は島根県の隠岐島後でございます。

     

  • 2019年04月04日

     図星でございました。
     出版物を購読しない私ですから、おそらく読んでない (お察しの通りです) と推定されたのでしょう、I さんから  月刊むし 2019年 4月号掲載 の「飛騨のギフチョウ」その後 〜3.東笠山・Now〜 のPDFファイルを送っていただきました。
     ありがとうございます。早速、読ませていただきました。
     その中に 「国土地理院発行の古い地形図には, 祐延湖畔から東笠山への山道が載っていた。」 という記述があり、 そーいえば古い「有峰湖」の地形図を持っていたな〜 と思い出したので ↓に貼っておきました。

  • 確かに祐延貯水池畔から東笠山に至る小径の記載がありますね。私が登った時は、ほぼこのルートだったと記憶しております。
     因みにこの地形図の発行年月日は 昭和58年(1983年)10月30日です。この当時、有峰林道小口川線は未だ全く記されていません。 祐延ダムの建設時、資材はどうやって運んだのでしょうか? チョッと気になります。

     このPDFファイルを読ませていたただいたおかげで、私も久しぶりに東笠山に行きたくなってしまいました。
     時期を読むのが難しい場所ですが、今年は05月の下旬ぐらいかな?
     という事は小口川線を下から登るのか…。
     体力的に衰えがきているので、祐延貯水池畔で日和る可能性が高いかもしれません。

     

  • 2019年04月07日

     天気予報…、昨日の時点で近畿地方北部はお昼前から曇りで午後は雨もあるように言っていたので、 予定していた丹後半島行きは中止にしたのに、採集可能な天気だったみたいですね。行っておけばよかった…。

     こんな予報だったので、今日はお昼過ぎまで晴れ間があると言われていた近畿地方中部、京都府南山城村に行っておりました。
     絶っているとは思いながらも、「もしかして復活しているかも?」 という淡い期待を胸に実績のあるポイントや、 良さそうに思える場所を徘徊してみたのですが、やっぱりあきませんな。
     時期、天候共にベストの状況だったにもかかわらず全く見られません。

  •  放置水田が増え、雑木林は荒廃が進んでいたものの、ヒメカンアオイはそこそこ残っていたんですがねぇ…。
     やっぱり、居なくなってしまったようです。