2019年の近況集08

  • 2019年04月10日

     天気と曜日の巡り合わせがどーもよろしくない。
     07日の日曜日は天気予報に惑わされて京都府の南山城村へ行き、絶った事の確認に終わっただけ。 そして、次の日曜日14日も全国的にダメ天気との予報です。
     結局、行きたかった中国地方へも行けずじまいで、今年の04月前半は終わってしまいました…。

     とか言いながら、04月06日(土)には伏見屋金物店の営業を妻なる方にすべてお任せし、福井県南越前町の杣山近辺↓へと出掛けておりました。

  •  結果については言わずもがな、例年通りでございました…。
     けどね、↑では最近珍しくなった若い蝶屋さん(男性2名、女性1名のグループ)に遭遇。カメラではなく、ネットでしっかり採集されていたので一安心。
     批判に負けず、採る蝶屋を続けてほしいものです。

     ところで、2018年の補足が未だ終わっていませんでした。今日は07月です。

     
    2018年の総括:07月 その1

     キマについては07月16日までやっており、07月に入ってからの新規開拓ポイントは生息していて当然の地域内が1ヵ所と、 もう1ヵ所は空白を埋めたというよりも分布域がまだまだ伸びるのではないかと思わせてくれる地点で合計3雄の採集、これは震えましたな。

     という事で2018年のキマはこれまでになく好調。06月からの分を合わせると新規開拓ポイントが9ヵ所で、 採集したキマの総数は 132 頭程度でございました。

     

  • 2019年04月13日

     明日は雨という天気予報だったので、妻なる方に伏見屋の営業をお願いして、今日は丹後半島に行ってきました。
     08:40に出発し、16:40には帰らなければならなかったので、軽トラで往復に要する340分を引くと、 現地滞在採集可能時間はたったの140分。今回も慌ただしい採集行になってしまいました。
     時間がこれだけしか無いとなると、新規ポイントを当てに行くというようなギャンブルはできず、 美しくない事に実績のあるポイントへ再訪してしまいました。
     まあ、昨年目撃したけれども採れなかったスジボソヤマキも採りたかったからなのですが、再訪というのはやっぱりチョッと恥ずかしい…。

     で、ギフの方はどうだったのかと申しますと、意外にも新鮮。
     昨年は04月10日という日付で少しスレていたので、今回の13日という日付ではイマイチの鮮度だろうと覚悟していたのでうれしい誤算でした。
     おそらく04月に入ってから低温で、発生が若干遅れているのでしょう。
     これなら、今週半ばぐらいまで丹後半島はOKのように思います。

     

  • 2019年04月16日

     今日は絶好のギフチョウ日和、プッツンして行ってきました。

  •  「13:00には帰って来るから、ヨロシク」 と妻なる方に発し、そそくさと行ってきたのは京都市西京区のO山。
     カタクリの花にギフチョウがやって来るポイントに到着してみると、生物同好会の先輩2名と有名な写真家さん1名が生態写真を撮っておられました。
     今日は時期天候共にベストでしたから、私を含め、皆さん行きたくなりますわな。

     さて、未だ2018年の補足が終わってないので早く書いてしまいたいのですが、今日も07月の続きです。

     
    2018年の総括:07月 その2

     07月16日までキマをやった後、採集に出掛けたのはたったの1日だけ。
     その日付は07月22日(日)。狙いは山ゴマでございました。
     採れれば 「空白を埋めた!」 と雄叫びをあげられるような場所だったのですが、リアルタイムでも書いた通り目撃も無しの完封null。
     カライトソウの生えている範囲はそこそこ広く、草付きの状態も良好。その場所に到達した時点の第一印象は、「これは採れたなっ」 と心の中で思わず呟く程だったんですけどねぇ…。

     因みに↑のモウセンゴケはカライトソウの生える崖の湿った部分で撮影。カライトソウとモウセンゴケが同所的に生えてる環境って、 滅多に無いように思うのですが、今まで気付かなかっただけかな?

     結局、この日は副産物として期待していたコキマダラセセリも振り逃がし、ダメな日曜日に終わってしまったのですが、 よく考えてみると、
     「この日付では未発生の可能性が高いんじゃないの」 (今年の斜めの会でのMさんのご指摘)
    確かにその通りかもしれぬ…、 と思う今日この頃です。

     

  • 2019年04月19日

     仕事をナニして近場(滋賀・福井県境)の居るかもしれない場所に行ったりしているのですが、居りませんなぁ…。
     この地域、何処へ行っても林床のササは無くなり他の草本もほとんど見られず歩き放題、過去には間違いなくカンアオイが生えていた場所でも現状では皆無。
     辛うじてアセビは残っているのでコツバメは少数見られたものの、ギフチョウはきっと絶ってるんでしょうな。

     さて、早く終わらせてしまいたい2018年の補足、今日は08月です。

     
    2018年の総括:08月

     2018年の08月は、お盆休み前にぎっくり腰になった上に、桃にあたって蕁麻疹を発症した為、採集に出掛けたのはたったの2日でした。

  •  08月05日に訪れた朝日岳では年齢をわきまえずに登ったので、↑の場所に到達した時点で既にヘロヘロ…。 この斜面を降下する体力(降下したら登らねばならんのよ)が残っておらず、登山道に沿ってテレテレと歩いただけになってしまいました。
     こんな根性無しでは生息していたとしても私の視界に入らなくて当然。
     再び訪問してしっかり探したいとは思っているのですが、朝日小屋で1泊するつもりでないと無理みたい…。
     悩ましいところです。

     そして08月26日は京都府南部地域の2市2町でウラナミジャノメを探したのですが完封のnull。

     結局、2018年の08月は蝶を1頭も採らずに終わってしまいました。

     

  • 2019年04月22日

     昨日の日曜日、04月21日は京都府の丹後半島に行っておりました。
     午前中、気温は高かったものの日差し皆無でずーっと曇り。ギフチョウは生息していたとしても飛ばない状況でした。
     それでも、事前に地形図で目星を付けた地点へは行ってみたかったのでそこを目指し、見通しの利かない背丈ほどのササ藪を漕いでいると、 至近距離の2ヵ所で同時に ザッ・ザザザーッ と大きな音が!
     「シカだった良いのだけれども、シカはこんな動きせーへんし、となるとクマorイノシシ? チョッとマズイのとちゃうやろか…」
    という事で進行を断念。目的地寸前での撤退となりました。

     さて、ダラダラと続けて参りました2018年の補足ですが、今日で終わらせてしまいます。

     
    2018年の総括:09月

     09月は02日(日)に京都府南部でウラナミジャノメを対象にウロウロしただけでした。3市2町で探し、1市2町で採集。
     この2町は、これまで採った事の無いラベルだったので、それなりにうれしゅうござました。 けど、居るのが判っている場所での採集ということで、やっぱりチョッとイマイチか…。

     
    2018年の総括:10月

     10月07日に京都御苑でムラサキツバメの幼虫採集をしたほかは、シルビアシジミとツマグロキチョウを狙って淀川水系の堤防でサイクリングを2回敢行したものの、 いずれも完封のnull。
     まあこれは、納得の結果でございました。

     
    2018年の総括:11月

     11月11日は体力維持を名目に修学院から比叡山延暦寺までの往復。11月25日には花脊峠→杉峠→大見→大布施→花脊峠といったコースで、 採卵等は全くせずにお散歩しただけでございました。

     
    2018年の総括:12月

     滋賀県から福井県に抜ける林道を軽トラで走り、途中でブナの枝が大量に落ちている場所に行き当たったものの、 このとき老眼鏡を持ってなかったので卵を探すことができず、「チョッと失敗やったかな…」 と、ほんの少しだけ後悔……、でございました。

     
     結局、2018年を通して採集等に出掛けた総日数は64日と歳相応に年々減っております。
     また、2018年の心残りは、
       フェリーで行く隠岐島前・島後ツアーに、ぎっくり腰で行けなくなった事。
       楽しみしていた九州宴会(ついでにタッパン・キリシマ)ツアーが台風で中止になった事。
    以上の2点でございました。