2019年の近況集17

  • 2019年09月12日

     今年09月に入ってから2回訪問した京都府南部におけるウラナミジャノメ探しの結果等を書いておきましょう。

     何度も跳ね返されている I 町では今年も完封のnullを食らい、U 市では絶ったであろうポイント2ヵ所以外にも、アノ辺りには生息しているだろうと探し回るも完封null。
     旧 Y 町ではポイント2ヵ所の推定絶滅を確認した後、同じ字名内の別の場所で2頭の採集。
     旧 K 町では環境が維持されている既知ポイント1ヵ所を訪れ3頭の採集。
     J 市の近年訪れても全く見られず絶ったと思っていたポイントでは3頭ネットインで2頭のお持ち帰り、居て何よりでしたが環境は悪化しているので絶滅も近そう。 同じく J 市の別の既知ポイントでは合計10頭程の目撃で4頭のお持ち帰り、ここは同所的にヒメウラナミジャノメが見られなかったので暫くは安泰のように思います。
     数年前に見つけた W 町の不安定そうなポイントへは訪れてないので状況は不明。
     U 町では辛うじて新規ポイントを1ヵ所開発するも、採ったのが1頭だけだったので果たしてポイントと言えるのかどーかは微妙なところ。
     あと、某所でも2頭採っているのですが、諸般の事情で表現は某所どまりにしておきます。

     以上、あまり良い結果とは言えませんが熱中症の危険と隣り合わせの高温の中、私としてはけっこう頑張ったと思っております。

     

  • 2019年09月17日

     敬老の日絡みの連休は、ミヤマシジミを対象に新潟県へ行っておりました。

  •  09月15日は主として信濃川水系の魚野川↑と、ここへ流入する水無川、三国川、登川、加えて十日町市の信濃川本流でもやってみたのですが、 残念な事にミヤマシジミは1頭も見られずの完敗。
     過去には生息していたハズなのに、魚野川水系ではコマツナギを1株も見い出せない始末…。
     十日町市の信濃川では1ヵ所だけコマツナギが多く生えていたのですが、ここで出会った地元の方によるとミヤマシジミを保護するために、 コマツナギを増やすべく種を蒔き、草刈り時にもコマツナギを刈らないよう気を付けていると仰ってました。
     ところがですね、ここでもミヤマシジミは全く見られなかったのですよ。
     確かにコマツナギは多く生えているものの、そこは私がイメージするミヤマシジミの生息環境ではなく、 「過去には居たのかもしれないけれど、この雰囲気はおそらく絶ってるで…」 という見立てでございました。

     大きな川なので何処かに残っているのかもしれませんが、信濃川水系ラベルのミヤマシジミ、現状ではかなり得難い蝶になっているように思います。

     

  • 2019年09月20日

     新潟県ミヤマシジミ ツアーの2日目は、国内唯一の海浜環境に生息と言われている 「新潟県柏崎市荒浜」 の個体群を狙うべく、 前日の車中泊ポイント十日町市郊外の運動公園駐車場を06:05に出発し、

  • ↑の荒浜地区への到着が07:13。
     上の画像は荒浜一丁目の海岸付近から、東京電力柏崎刈羽原子力発電所方面を望んでいます。
     この画像内下部に写っている草原はこの地点から松波一丁目の鯖石川河口付近まで、

    ↑のような状態で延々と続いております。
     「コマツナギが生えてるとは思えんけど、もしかしてこの草原に生息してるのか?」
    と、念の為草原内を直線的に600mほど歩いてみたのですが、コマツナギは皆無。
     「ならば、内陸側に一段下がったクロマツ林内に生えてる?
      ……訳ないと思うけど、一応のぞいてみるか」
    と、降りてみると、

    クロマツ林内の最も明かるい場所でこんな感じ…。
     コマツナギが生えるような環境ではありませんね。

     

  • 2019年09月23日

     この秋分の日絡みの連休は、孫が来ているのに加え、シーズン中の疲れも溜まっているので自宅でまったりと過ごしております。

     さて、新潟県柏崎市荒浜の続きです。

  •  ↑の2画像は荒浜四丁目にある東京電力柏崎刈羽原子力発電所敷地境界に設置されたフェンスです。
     絶対入っちゃイケマセンといった風情ですが、海側もちゃんと対策しているのかな?
     テロを起こしそうな仮想敵が日本海を隔ててスグの所にあるので、なんかチョッと心配です。

     それはさておきミヤマシジミの件ですが、事前に地形図とGoogleの航空画像で検討してみたところ、 ここ荒浜四丁目の住宅地の端に1ヵ所と原子力発電所敷地内に1ヵ所、合計2ヵ所に生息の可能性を感じていました。
     元々、原子力発電所敷地内に入って調べようとは思ってなかったので、実質、 ミヤマシジミに出会える可能性 (既にかなり低いと思ってた) があるのは1ヵ所のみと予想しておりました。

     で、実際その場所↓を訪れてみると、

    読み通りにコマツナギは生えていたのですが、ミヤマシジミは全く見られませんでした。
     もしかするとポイントを外しているのかもしれませんが、「新潟県柏崎市荒浜のミヤマシジミは絶っているのだろう」 というのが私の感想でございます。

     

  • 2019年09月26日

     ネタがないので09月14日〜09月16日のアカンかったミヤマシジミ ツアー in 新潟県の車中飯を貼っておきましょう。

  •  ↑は09月14日の夕食食材。
     自宅から福井県越前市(旧武生市)まで下道を走り、旧武生市市街地にある城勝湯(420円の公衆浴場だがボディーソープ・シャンプーあり) で入浴後、食品スーパー バロー北日野店でこの食材を購入。この日は北陸道呉羽PAで移動を終了し、これら食材で味噌仕立ての鍋に。
     サラダ春菊(78円/税別)が安くて美味しゅうございました。

     ↑は09月15日の夕食。
     新潟県十日町市の食品スーパー原信 十日町北店で購入後、十日町市(旧川西町)千手にある千年の湯(茶色い湯の温泉600円ボディーソープ・シャンプー・露天風呂あり) で汗を流し、近くの庚塚運動公園駐車場でこれら食品をいただきました。
     「おお! さすがは新潟。切り落としとは言え、つぶ貝の刺身がえらい安いやん♪」 と速攻でカゴに放り込んだのですが、食べる前によく見ると「原産国:アイルランド」 と書いてありました。
     まあ、美味しかったので、何の問題もないのですが。

     

  • 2019年09月26日 追記

     勝ちましたねー。
     アイルランド産のつぶ貝の刺身、食べとくもんですなぁー。