2019年の近況集20

  • 2019年11月05日

     トカラ列島中之島の温泉、波板屋根の古い方には入った記憶があるのですが、入港日に開くという温泉施設ができてるんですね、知りませんでしたわ。
     トカラ列島、また行きたいのだけれども、あの船酔いがねぇ…。

     ということで今日も蝶ネタがないので温泉ネタ。
     トカラ列島中之島の温泉は船酔いという大きな障害があるので私にとっては到達困難な温泉。

  •  一方、↑につきましては色んな意味で到達困難。
     クルマや軌道上を移動するモノに乗って楽に到達できるのだけれども、一般人はそれらを使う事が許されていないので徒歩で行くしかありません。
     そして、絶対にダメという法的根拠は無いハズなのですが、「そもそもこの地域に一般人は入っちゃダメ!」 というような雰囲気が各所に漂っています。
     なので営業期間中 (といっても無料のようですが) にこの温泉で入浴するのは事実上無理だと思われます。

     あっ、それからこの動画をご覧になって、「女湯はどーしたんだ?」 と疑問に思われるかもしれませんが、女湯はありませんでした。
     まあ、当然だとは思いますが、どーやらこの地域には男しか分布していないようです。

     

  • 2019年11月08日

     当初のギフ目的ではなく午前中からオレンジさんに対して本気になっていれば、・頭程度は見れたのではないかと思われる地域にあったもう一つ温泉というか廃墟もUPしておきましょう。

  •  ↑のタイトル画像、最初見たときはお水が供えられているので信仰の対象になる偶像が安置されているのかな? と思ったのですが実際は違いました。
     よく見ると、中身空っぽの金庫。
     まあ、なんというか、過去に入っていたであろうモノは信仰の対象になり得るとは思いますが…。

     確かに、一晩に数百人もの宿泊客があったのなら、このような金庫も必要だったのでしょう。
     ↑の解説文を読むと、昭和40年代まではここで温泉旅館が営業されていたようですが、アクセスはどうしていたのでしょうか。
     工事関係者は千寿ヶ原から入れるとしても、一般客は折立経由しかないと思います。
     だとしたら、富山地方鉄道有峰口駅からバス等があったとしても何時間かかるのでしょうか?
     私なら、絶対酔いますな。

     

  • 2019年11月11日

     昨日の日曜日は妻なる方と一緒に滋賀県彦根市まで出掛け、孫と遊んでおりました。
     この時期、蝶屋は休業し、完全に爺さんしております。
     従いまして新ネタはございません。
     手元にある標本箱でしのいでおきます。

  •  ヒカゲモノ箱、20年以上前に採った個体が入っております。
     今となっては採ってはイケナイ個体群も入っておりますが、これらはもちろん規制前の個体。合法でございます。
     それから京都北山ではシカがササ類をほとんど食べてしまったので、最近全く見かけないヒメキマダラヒカゲが2個体、私の手元にはこれしかございません。 居る間にちゃんと採っておくべきでした。

     そして、この箱の中で最も印象に残っているのは↓コレ。

     なんとも酷いラベルですが、高校生の子供が書いたモノなのでご容赦願います。
     何故印象に残っているのかと申しますと、初めて採ったヒメヒカゲだったので嬉しかったのと、 展翅中に初めてゴキブリに喰われて悲しかったから…、なのです。
     まあ、机の上にほったらかしにしていた私が悪いのですが。

     で、このラベルに記された産地 「しなのおいわけ」 ですが、

    ↑の赤で示した辺りだったと記憶しておるのですが、なにぶん45年も前の事なので正確ではないかもしれません。
     当時、情報としては京浜昆虫同好会編、内田老鶴圃新社発行の 「新しい昆虫案内(II)」 と5万分の1地形図しかなかったので、 新しい昆虫案内(II)で示された大雑把な地図内の×印だと思うあたりで高校生3名(私、P氏、H氏)が42cm直径のスプリング枠ネットを振っておったんですな。
     この時のノートを調べてみると、このヒメヒカゲの他にホシチャバネセセリ、アカセセリ、コキマダラセセリ、ヘリグロチャバネセセリ、 アサマシジミなど、草原性のけっこう良い蝶がここで採れておりました。
     今でもこれらの良い蝶が生息しているのなら、また行ってみたいと思います。
     けど、おそらく、なーんにも居らんのでしょうな。

     

  • 2019年11月15日

     ネタが無いので今日も標本箱画像です。

  •  1990年代に採集したギフチョウが収まった箱、汚損個体が多いですな。
     この中から取り出した今日の1個体は↓コレ。

     鮮度が悪い上に下手な展翅なのでUPするのが恥ずかしいのですが、ネタに窮しているので仕方ありません。
     ラベルの産地が若干いい加減なので、補足しておきますと 「滋賀県伊香郡高月町片山葛籠尾崎北方」 現在の私ならばこう書くと思います。
     因みに現在は市町村合併で 「滋賀県長浜市高月町片山」 という地名になります。

     ところで、蝶屋復活してすぐの1994年に、この所謂 「葛籠尾崎」 に行ってるんですな。
     今となっては滋賀県全体で見られなくなっているので、当時の私、なかなか良い判断をしておりますね。
     しかも 「滋賀県伊香郡高月町」 と、ギフチョウのラベルとしては、けっこうレアな市町村ではないでしょうか。

     当時、市町村ラベルにこだわりはなかったのですが、

    ↑の手書きのノートを見ると、東浅井郡湖北町と区別して書いているので、ハッキリとは憶えていませんが 「この地点で採ったらエライかも?」と、 思っていたのかもしれません。
     それから観光客が多過ぎてネットを振れずに見送ってしまった3雄は、伊香郡西浅井町ラベルだったんですねぇ…。
     惜しいことをしました。