その日、行ったのはココ↑。
陸上自衛隊の某演習場でございます。
こんな危険な場所に何を目的に出向いたのかと申しますと、クロシジミの下見。
というか、クロシジミの環境があるかどうかの確認と、最近めっきり少なくなったクモガタヒョウモンが居るんじゃないかと思ったから。
ところが、お聞きになったように命にかかわるような状況でしたから演習場内に侵入はせず、周囲の雑木林内でコジャノメを一生懸命採っておりました。
ところで今頃何故コジャノメなのか? って。
それは単に手持ちの標本がほとんど無かったから、という事でございました。
2020年03月13日
今日の京都は春を感じさせてくれる陽気でございました。
こうして春が近づくとモチベーションは上がって来るのですが、新型コロナ肺炎の影響で商売の方はダダ下がり…。
中国生産の商品が入って来ないのです。
建築用のビスやロール釘等の在庫が欠品・減少、補充したくても 「コンテナが一向に入って来ないので、何時になるか分かりません」 というお返事ばかり。
早く終息してほしいものです。
そして今日も蝶ネタはありません。なので、2019年06月の補足です。
2019年の総括:06月 (その1)
06月と言えばキマ。
キマと言えば採集可能日は毎日出動というのが私の習性である事は皆さんご存知ですよね。
ですので、06月の観察・採集行動を起こした日数は全部で26日。
26/30ですから約87%の出動率。自営業者ならでは…、としか言いようがありませんな。
反対に出動しなかった4日間は何をしていたのかと申しますと、
06月01日はキマの採集可能な気象条件でしたが、午後から富山県へ向かったので採集できず。
06月07日と06月27日は天候の面で採集不可と判断したので出動無し。
06月08日は採集可能日でしたが、妻なる方が同窓会で江戸に行ったので伏見屋の営業を
丸投げできずに出動は無し。
ということでございました。
2020年03月16日
昨日の日曜日は思っていたよりも良いお天気でしたが、ギフには未だ少し早いので出掛けず作業場に籠っておりました。
蝶屋前期(1973年〜1980年)に購入した標本箱は京都の I村製なので気密性が悪く、一年で防虫剤が昇華散逸してしまうので、
朝から30箱分のネオパースを交換。この作業中、悲しいことに Favonius 箱(ウラジロミドリとクロミドリ入り)を約1mの高さから落としてしまいました。
慌てて拾い上げ中身を確認すると、ガラスは割れておらず(割れたとしても作業場なので即修理可)、
標本全部で約80個体の内、針が抜けて転がった標本は3個のみとパッと見た目は案外まとも。
一瞬ホッとしたのですがよく見ると外れた腹部が1個と触角が10本以上散乱しており、暗ぁ〜い気持ちになりましたわ。
次の作業は2019年採集個体の展翅外しと標本画像撮影。
福井県のギフを展翅板2本分と京都府南山城村産のミヤマセセリとコツバメ。
久しぶりの展翅外し+標本画像撮影だったので調子が出ず、合計20個体で終了。なんや、疲れましたわ。
今日も画像無しというのはよろしくないので、昨日撮影したミヤマセセリを貼っておきますね。
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